自転車といえばパンク、パンクといえば自転車。
もはやパンクしない自転車など不完全といえましょう!!
というわけで、私が3週間前くらいに買ったSCOTT Plasmaがパンクしました
せめて1ヶ月は持って欲しかった・・・
とはいえこうなってしまったら仕方ありません。
パンク修理に励むことにします。
これまで私はパンク修理は店の方に出していたのですが、大学生になってそのパンク修理費も自分で払わないといけなくなってからは面倒なんで自分でやることに決めていました。
一人暮らしはあらゆる点で自立できるようになるのでおすすめです(笑
そして大学に入って最初に買った自転車がこりゃまた結構地雷か私の運転が悪いのか運が悪いのか・・・。
大体1年ちょっと乗ってたのですが3ヶ月に1回はパンク修理してた気がします。
まぁ、ママチャリ(外観はMTBみたいな感じ)のくせしてあっち行ったりこっち行ったりしてたのがダメだったんでしょうが・・・。
そのおかげといっちゃなんですが、パンク修理はかなり経験を積ましてもらったんで今更パンクの1つや2つでは動じません。
というわけでパンク修理キット。
自転車屋やホームセンターに売ってますが、正直100均で事足ります。
ただ、画面右にある「パッチ」だけはちゃんとしたものを買ったほうがいいと思います。
単品で5枚くらい入って200円くらいでしょうか?
あと下の赤いフックが付いた「タイヤレバー」。
これは金属製のものもありますが、ホイールに傷がつくので絶対プラスチック製のものを使用してください。
あと「ゴムのり」は封を開けたあとしばらくほっとくとダメになるので長期保存するなら缶タイプか予備にもう1本持っとくと安心です。
先にも言いましたが、100均のものでもいいから2セットくらい置いておくと安心ですね。
ママチャリのときはパンク修理は結構面倒でした。
特に後輪。
ママチャリですと泥除けやブレーキ、チェーンなどゴチャゴチャ付いてますし、その上タイヤを外すのがかなり一苦労。
外さずにパンク修理する方が楽なのですが、それも結構コツがいたりして自転車屋によっては結構嫌な顔をしたりするんだとかしないんだとか。
しかし、ちょっとお高めの自転車はパンク修理も超簡単!!
そのへん考えただけでもかなり安い自転車より4、5万円するクロスバイクに泥除け、前かご、スタンドを付けてシティサイクルとして使ったほうが整備性もいいなと思ったり。
で、ママチャリと高いバイクで何が違うかと言うと
これです。
通称「クイックレバー」。
これがついていればワンタッチでタイヤが本体から外せるのでパンク修理とかするときかなり手間が省けます。
ただし!このせいで誰にでも簡単にタイヤを捕ることができますので、駐輪する際は必ずボディと前輪後輪をワイヤーで固定させておきましょう。
じゃ、取っていきましょうか。
レバーを倒し、ちょっとクルクル回せば・・・
はいこの通り!
簡単に・・・・とは後輪の場合(チェーンや変速機等々あるので)いきませんがまぁ取れます。
初めて取る方はちゃんと後輪がどうフレームにハマってるか確認しながら外してくださいね。
ちなみに外すときはブレーキを緩めておきましょう。
私の自転車のブレーキはこれもワンタッチで緩めることができますので手間いらず。
ただ、タイヤが太いMTBとかの場合、完璧にブレーキシューまで取っちゃわないとタイヤが外せないのでちょっとその辺は手間ですね。
ちなみにこれがタイヤを装着するフレーム側の部分。
このフックにはめてクイックレバーで締めて固定するわけですが、私の自転車はこの部分が結構面白い形をしてます。
一般の方は「?」という感じでしょうがスポーツ系の自転車に乗ってて1度でもタイヤを外したことのある人は「?!」と思うかもしれません。
実は普通の自転車の場合、このフックは下に開いた状態でフレームの下からタイヤをハメる感じになります。
まぁ、当然と言っちゃ当然なのですが。
ですが、私の自転車はTTバイク!
その独特の走行ポジションを維持をするためフレームにできるだけタイヤが近づいている方がいいのです。
なのでフレーム側に近づけれるようこのような形をしてるんだとか。
ちなみに普通の自転車よりは取りにくいです・・・
まぁ普通に外側に引っ張ったらチェーンとかが抵抗しますんで・・・。
何にせよタイヤが外れたのであとはサクサクパンク修理をしていきますよ。
まずタイヤレバーの細い方をタイヤにぶっさしテコの原理で隙間を開いて、フックをスポークにかけて固定します。
あとはもう1本のタイヤレバーでこれはまたテコの原理で他の場所をスイスイっと外していきましょう。
コツとしては最初に固定した部分はタイヤが張って入りにくいので、ちょっと離れた場所から外していくといいです。
そしてチューブが全部出します。
あとはこのバルブを抜けないように固定してるリングを外しましょう。
外したキャップやリングは無くさないようちゃんと保管しましょうね。
そしてこの状態になったらタイヤを抑えながらバルブをホイールから外します。
はい、チューブを取り出すことができました!
あとはこいつに空気を入れ直し、空気が抜けてる場所を探すのですが・・・。
これがまた面倒。
大きな穴ならシューシュー空気が抜けてる音がするので楽です。
しかし針の穴より細い感じの穴から抜けてる空気は音が全然しません。
今回もそんな感じ。
なら仕方ない。あれを使いましょう。
水につければこの通り。
一瞬で分かります。
昔はこの方法が正攻法で必ず洗面器と水を用意してたんですが、別に水に付けなくても分かるならそのままやっちゃてもいいのかと気づいたのはパンク修理をするようになってからしばらくたってから。
固定概念といいますか、思い込みといいますか、自分の知識に頼ることが如何に愚かなことか教えられたような大学生の夏・・・。
というわけで穴の位置はわかったのであとはそれを記憶したまま次の作業に移ります。
もし不安なら水をかけながら作業すれば、穴の開いているところは空気が抜けてボゴボゴするので分かりやすくていいですよ。
あとは穴の周辺を紙やすりで削ります。
多分、表面を荒らすことでゴムのりが付きやすくしてるんでしょうね。
やり過ぎるとチューブが劣化しますのでちょっと擦る程度でいいですよ。
あとはゴムのりを付けて
パッチを貼ってさて完成!!・・・・とはいきませんでした。
まぁ、ゴムのりを使った時から嫌な予感がしてたのですが、ゴムのりが劣化しててうまくパッチが貼れなかったのです。
ですから、私は冒頭に言っていたのです。
ゴムのりは劣化するので予備を用意しておいたほうがいいと・・・。
予備があってよかった!!
というわけで予備。
パッチも新品のものを使用します。
てか、パッチはやはり縁がこのオレンジ色のものの方が好きです。
なんかピタッと貼れる気がして。
というわけでゴムのりを付け直し、パッチを貼りました。
あとは指やゴムハンで叩いたりしてパッチを剥がれないようくっつけます。
ただゴムハンで叩き過ぎると新たな穴が開くかもしれないので、個人的には爪でパッチの周囲をグリグリ押していくほうが好きです。
あとはうまい具合にパッチの上の透明フィルムをはがすと・・・
良い感じにパッチが貼れました!!
あとは時間をおいてもう一度水につけて空気の漏れを確認。
よし!!
漏れていません。
パンク修理完了!
あとは自転車を復元するだけです。
まずはバルブをホイールにセット。
リングも先にはめちゃいましょう。
そしてチューブをタイヤの中に入れていきます。
チューブが全部タイヤの中に入ったらあとはタイヤをホイールにハメるだけ。
この時、チューブにちょっと空気を入れて置くとチューブがタイヤの外側に張り付いた形になるのでチューブがいちいち出てこなくて簡単にタイヤをはめれます。
ああとはリムにタイヤを手ではめていきましょう。
ちょっと力がいるかもしれません。
そして途中まではめていったら、最後はこのようにタイヤが張った状態になりはめにくくなります。
これを手ではめるのは難しいです。
てか無理です。
というわけで最後はやはりこれ。
タイヤレバーのテコの原理でタイヤをリムの内側に入れていきましょう。
最後にタイヤに空気をいれてタイヤ完成。
そしてタイヤをフレームにセットします。
後輪はタイヤをフレームにセットするのが結構面倒くさい。
TTバイクならなおさら。
また、タイヤをセットした後は変速機やブレーキの調子を確認しましょう。
ブレーキとかはよくずれますので、タイヤを外したときは結構調整しなおしてますね。
というわけで、自転車のパンク修理でした。
私は室内保管してる自転車なので室内での作業でしたが、外においてる人は普通に外でして大丈夫なので安心してください。
また、パンク修理はあくまでも一時的な補強に過ぎず、パンクが多発したり長年チューブを交換してなかったりする場合は、チューブやタイヤを交換することがオススメです。
チューブは1本500円~800円、タイヤは2000~3000円といった感じでしょうか。
自転車の中でタイヤとブレーキは特にきちんとメンテナンスしてないと大事故に繋がる部分です。
できるだけ横着せず、ちゃんとした状態で乗るよう心がけて下さいね。
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