新潟名物「へぎそば」のお味は?
新潟旅行の楽しみといえば、やっぱり美味しい地元グルメ。
コンフォートホテル燕三条で美味しい朝食をしっかり堪能したあとは、車を走らせて南魚沼市へ向かいます。
この日の目的は、前回の旅でもお気に入りになった**「三国街道 塩沢宿 牧之通り」**。
その前に、道中で気になったお店へ立ち寄ることにしました。
車を走らせていると、「関園芸」という園芸屋さんを発見。
Googleの口コミ評価も良く、せっかくなので立ち寄ってみることにしました。
店内には元気な苗がずらりと並び、どれもリーズナブル。
旅行中なので「家まで無事に持って帰れるかな……?」と少し悩みましたが、丈夫そうな苗をいくつか購入しました。
さらに、新潟でしかなかなか見かけないブランドいちご**「越後姫」**も発見。
これは買うしかありません(笑)。
ちなみにホテルへ戻ってから食べてみたのですが、お手頃価格だったこともあってか、期待していたほどの甘さではありませんでした。
まあ、こういうのも旅の思い出ですね。
園芸屋さんをあとにして向かったのは、南魚沼市の**三国街道 塩沢宿 牧之通り**。
雪国らしい雁木(がんぎ)の町並みが今も残る、とても風情のある場所です。
前回訪れたときにすっかり気に入り、「また来たい」と思っていた場所でもあります。
駐車場に車を止め、雁木の下をのんびり散策。
公衆トイレも整備されているので、ドライブ途中でも安心して散策できるのも嬉しいポイントです。
歩いているうちに喉が渇き、
「どこかに自販機ないかな?」
と探していると……
提灯が掛かった小さな建物の中に、自販機が一台。
近づいてみると……
**えっ、ダスキンの自販機!?**
飲み物ではなく、スポンジや洗剤などのダスキン商品を販売する自動販売機でした。
歴史ある街並みの中に突然現れるダスキン自販機。
思わず二度見してしまう、なんともシュールで面白いスポットでした(笑)。
今回、塩沢宿を訪れた一番の目的は、前回もお世話になった着物の古着屋さん**「ちどりや」**です。
前回訪れた際、店主さんとこの地域を代表する織物である**塩沢紬**のお話になったのですが、そのときに
「塩沢紬だけじゃなくて、**マジョリカお召**という着物もあるのよ。」
と教えていただきました。
"マジョリカ"。
なんとも一度聞いたら忘れられない名前です。
帰ってから気になって調べてみると、**マジョリカお召**は昭和30年代に十日町で誕生した絹織物で、金銀糸やラメ糸を織り込んだ華やかな光沢が特徴。
名前も、その輝きが西洋の**マジョリカ陶器**を思わせることから付けられたそうです。
昭和30年代後半には一大ブームとなりましたが、その流行は長く続かず、生産期間は比較的短かったため、現在では見かける機会も少ない着物になっています。
前回は店主さんがお店のスタッフさんと着物姿で撮影された写真を見せてくださったのですが、皆さんが着ていたのもマジョリカ。
その華やかさがとても印象に残り、
「次に出会えたら買おう。」
そう決めていました。
そして今回——
ついに、そのマジョリカと巡り会うことができたのです。
しつけ糸が付いたままの状態でしたが、多少の色あせがあるため価格はかなり控えめ。
とはいえ普段着として着るにはまったく問題なく、むしろ気兼ねなくどんどん着られる一着です。
着物に合わせて帯や帯締めも何点か見繕い、まとめて購入。
旅の思い出として、とても良いお土産になりました。
「ちどりや」さんの魅力は、着物を買うことだけではありません。
塩沢紬や越後上布は、日本を代表する伝統織物。
その品質や希少性を考えれば、なかなか気軽に購入できるものではなく、多くの人にとっては憧れの存在です。
でも、「ちどりや」さんでは、そんな貴重な着物を実際に手に取り、羽織り、生地の軽さや質感を体感することができます。
店主さんから織物の歴史や特徴を教えていただきながら、本物に触れる時間は、美術館で展示を見るのとはまた違った贅沢さがあります。
もちろん、買わなくても大丈夫。
その土地が育んできた文化を、実際に見て、触れて、知ることができる。
それだけでも、このお店を訪れる価値は十分にあると思います。
旅先では、美味しいものを食べたり絶景を眺めたりするのも楽しいですが、その土地ならではの歴史や文化に触れる時間は、旅をより深く、思い出深いものにしてくれます。
だから私は、塩沢宿を訪れるたびに「ちどりや」さんへ足を運びたくなるのでしょう。
さて、この後はどこへ向かおうか。
次回へ続きます。