今日は職場の納涼会ということで、大阪・梅田のお初天神にある「炉端とホルモンと串焼きとおでん とっとっと 梅田お初天神店」を利用しました。
10人ほどの職場の宴会ということで、事前に個室を予約。
注文したのは、
〈~8/31〉2H飲放付【団体様歓迎◎】生ビール付き変更可♪とっとっと夏がきたっとよコース 全12品 4,500円
ここに生ビール飲み放題への変更を追加して、1人5,000円。
果たして、この価格に見合う宴会だったのか。
今回はかなり正直にレビューしてみたいと思います。
まずは店に到着
お初天神周辺を歩いていると、看板を発見。
正直、店の場所は少し分かりにくいです。
看板を頼りにビルの2階へ。
エレベーターを降りると、すぐ目の前が店舗でした。
店内は居酒屋らしい落ち着いた雰囲気。
今回は職場の納涼会なので、10人ほどでの利用です。
そして事前予約では「個室」をお願いしていました。
ところが――。
あれ?予約したのは個室だったはず……
案内されたのは個室ではなく、普通のテーブル席。
しかも4人掛けのテーブルを3つつなげた長いテーブルでした。
10人で利用するので、まあここまでは「そういうこともあるか」と思ったのですが、さらに店員さんから、
「横の2席は満席になったら使わせてもらいます」
との説明。
つまり、こちらは10人でテーブルを使っているものの、状況によっては隣に別のお客さんが座る可能性があるということ。
……いや、ちょっと待って。
個室で予約したんですよね?
職場の宴会で、しかも事前に個室を指定しているのに、実際には通常席。
さらに相席の可能性まである。
料理を食べる前から、少しモヤモヤするスタートになりました。
まずは料理から
気を取り直して宴会スタート。
料理は全12品の「とっとっと夏がきたっとよコース」です。
季節の前菜2種
最初に出てきたのは「きんぴら」と「スモークうずら」。
まず、きんぴら。
……小鉢が一つです。
一人ひと小鉢ずつ配られるわけではありません。
みんなで一つを取り分けます。
しかも、このとき用意されていた取り皿は一人1枚の小皿。
そしてこの小皿を、この先の料理でもずっと使っていくことになります。
味については、特別まずいわけではありません。
ただ、正直なところ、
「居酒屋で手作りした一品」というより、既製の惣菜を盛り付けたような印象。
続いてスモークうずら。
こちらは一人2個の予定だったようですが、なぜか1個足りませんでした。
味は普通に美味しかっただけに、ここはちょっと残念。
海を感じる海藻チョレギサラダ
続いてサラダ。
「海を感じる海藻チョレギサラダ」です。
こちらも大皿で提供され、みんなで取り分けます。
量は普通。
ただ、個人的には「チョレギサラダ感」はそれほど強く感じませんでした。
そして当然、取り皿は先ほどの小皿。
前菜からサラダへ。
少しずつ小皿が汚れていきます。
鮮魚のお造り3種盛
ここでお刺身。
写真を見ると、見た目はなかなか美味しそうです。
サーモン、マグロ系、白身魚でしょうか。
ところが、これも団体用ということで、1種類につき一人1切れ程度。
そして驚いたのが食べ方。
刺身が盛られた皿の端にある小さなくぼみに醤油を入れ、そこにつけて食べるスタイルです。
……これは初めて見ました。
「じゃあ、わさびはどうするの?」
となります。
醤油にわさびを溶かして食べたい人は、当然ながら溶かせません。
もちろん取り皿は、これまで使っていた小皿。
料理そのものより、
「なんでこんなに取り分けに気を使わないといけないんだろう」
という気持ちが強くなってきます。
豪快穴子のフライ
料理名を見て、個人的にちょっと期待していたのがこちら。
「豪快穴子のフライ」
「豪快」「穴子」「フライ」とくれば、勝手ながら、穴子を一本丸ごと豪快に揚げたような料理を想像していました。
ところが実際に出てきたのは――
穴子カツ。
しかも一人あたり半分程度。
もちろん穴子カツ自体が悪いわけではありません。
衣もサクサクしています。
ただ、ここまで衣が厚いと、穴子そのものの風味はあまり感じません。
正直、
「これ、穴子じゃなくて白身魚のフライでも分からないんじゃ……?」
と思ってしまいました。
料理名から想像していた「豪快さ」とは、かなり違う印象。
漬け本マグロとろろがけ
続いて「漬け本マグロとろろがけ」。
これも一人一鉢ではありません。
みんなで一つを取り分けます。
しかも、とろろを各自の小皿に取り分けるためのスプーンなどは見当たりません。
「どうやって取り分けるんだろう?」
と思いながら、各自でなんとかします。
ここまで来ると、
「どこまでやったら客が困るのか試されているのでは?」
と、もはや笑えてきます。
夏バテ防止!鶏肉のスタミナ青椒肉絲風
こちらは普通。
鶏肉とピーマンなどを炒めた、いわゆる青椒肉絲風の料理です。
味も普通に美味しい。
今回のコースの中では、特に文句のない一品でした。
ただし、もちろんこれも大皿。
本日の炉端焼き
「炉端とホルモンと串焼きとおでん」という店名ですから、個人的にはここにかなり期待していました。
ところが出てきたのは、
魚のカマ焼き。
もちろんカマ焼き自体は美味しい料理です。
ただ、
「炉端焼き」と聞いて、何か豪快な焼き魚が出てくることを期待していた身としては、ちょっと肩透かし。
しかも一匹丸ごとではありません。
みんなで身をつつきながら食べることになります。
「本日の炉端焼き」としては、少し寂しい。
喉越しざるラーメン
終盤に出てきたのが、ざるラーメン。
これも麺は大皿で提供されます。
ただし、ここはちょっと嬉しいポイント。
付け汁は一人一つ。
ちゃんと人数分用意されています。
「おお、これは一人一つなんだ」
と、なぜか少し感動してしまいました。
……普通のことなんですけどね(笑)。
そして本日のデザート
最後はデザート。
ここまでずっと大皿料理だったので、
「さすがにデザートは一人一つで出てくるだろう」
と思って、笑いながらトイレへ。
そして席に戻ってくると――
テーブルの上に置かれていたのは、
大福が4個乗った皿。
思わず、
「最後まで大皿なのか!」
と笑ってしまいました。
もちろん、フォークなんてありません。
最後の最後まで徹底して「みんなで取り分けるスタイル」だったことに、もはや何も言うまい……という気持ちになりました(笑)。
料理を食べ終えて思ったこと
今回の料理、決して「食べられないほどまずい」というわけではありません。
普通に食べられます。
美味しいものもあります。
刺身も見た目は悪くありませんし、カマ焼きも料理としては普通に美味しい。
問題はそこではありません。
5,000円という価格に対して、宴会料理としての満足感が低い。
これに尽きます。
今回、
・コース料理4,500円
・生ビール飲み放題への変更500円
で、一人5,000円。
飲み会の値段としては、決して激安という価格ではありません。
それなのに、
料理の多くが大皿。
取り皿は最初から用意された小皿を使い回し。
刺身も一人1切れ程度。
穴子フライも一人半分。
とろろ料理も取り分け用のスプーンなし。
炉端焼きもカマ焼き。
そして、事前に個室を予約したにもかかわらず、実際には通常のテーブル席。
さらに場合によっては隣席との相席の可能性まである。
一つ一つは小さなことなのですが、それが積み重なると結構なストレスになります。
3,000円くらいなら納得できたかもしれない
これが今回の正直な感想です。
もしこれが、
「3,000円くらいの飲み放題付き宴会コース」
だったなら、
「まあ、こんなものかな」
で終わっていたと思います。
料理の量や大皿提供についても、
「安いコースだから仕方ない」
と納得できたでしょう。
でも、今回は5,000円。
この価格なら、もう少し料理の内容や提供方法に期待してしまいます。
同じ5,000円なら……
今回のような職場の飲み会なら、個人的には、
「普通に鳥貴族などで食べ放題・飲み放題を楽しんだ方が満足度は高かったんじゃないか?」
と思ってしまいました。
少なくとも、みんなで好きなものを注文して、
「これ食べよう!」
「次はこれ頼もう!」
とやった方が、宴会としての楽しさはあったように思います。
今回のコースは料理が次々と運ばれてくるので、一見すると楽なのですが、実際には大皿料理をみんなで取り分ける作業が多く、料理そのものよりも、
「これ、誰が取る?」
「これ何人分?」
「取り皿どうする?」
という場面が多かった印象です。
総評
今回の「とっとっと 梅田お初天神店」。
料理の味だけを評価するなら、そこまで酷い店ではありません。
ただし、5,000円の宴会コースとして考えると、コストパフォーマンスはかなり厳しいと感じました。
そして何より、個室を予約していたのに通常のテーブル席へ案内されたこと。
職場の納涼会ということで、みんなでゆっくり飲み食いすることを期待していただけに、ここが一番残念でした。
料理についても、豪華さを期待していたわけではありません。
せめて、
「一人5,000円払って宴会をしたんだから、それなりに満足できた」
と思える内容ならよかったのですが……。
今回の正直な評価は、
★★☆☆☆ 2.0
「3,000円なら納得。5,000円なら再訪はないかな」
というところです。
店名から「炉端」「ホルモン」「串焼き」「おでん」とかなり期待していただけに、今回は少し残念な納涼会となりました。
ちなみにGoogleマップのレビューでは★4.6という高評価。
なんだかなぁ・・・。
