2018/01/23

ドライボックス・防湿庫なんて要らない?!自己流カメラ保管術

ドライボックス・防湿庫は要らない?


前回のブログではカメラやレンズの保管方法について紹介してきました。


どうやって保管する? デジタルカメラ・レンズの日頃のお手入れと保管方法
http://krdayji1988.blogspot.com/2018/01/blog-post_17.html
ゆうのひとりごと


その中で私は「カメラ・レンズを保管するなら防湿庫かドライボックスを使うのがベスト」と紹介したわけですが。
実は・・・私は自分のカメラやレンズを保管するのに防湿庫もドライボックスも使っていません。

え?どゆこと??とお思いの方もいるかもしれませんが、今回は防湿庫やドライボックスが無いとカメラやレンズを適切に保管できないのか。
また、私流のカメラの保管の仕方など紹介していこうと思います。



毎日カメラを使うことこそカビ予防!



さて前回カメラを保管する上で注意する3点を紹介しました。
カビが生えやすい湿度・温度・栄養を出来る限りシャットアウトしたらカビは発生しにくいというわけです。

ですが、これはあくまでも保管する上での話。
逆に言うとカメラを保管しなければ別にこんな細かいことを気にする必要なんてないわけです。

なんだか屁理屈を言ってるようですが、ようは頻繁にカメラを使用する人は別に保管にこだわらなくてもレンズなどにカビが生える可能性が低いということです。


※まぁ毎日こんなの担いで仕事には行けませんが・・・。


前に私がどこかの記事で見たのですが、プロカメラマンに「どのようにカメラを保管するか?」とアンケートしたところ、「棚に置いておく」と「カメラバッグに入れっぱなし」という回答が割りと多かったんですよね。

つまり、毎日仕事でカメラを持ち出している専業カメラマンの方々は別に適切な湿度が守られた防湿庫やドライボックスに機材を保管しなくても、カメラやレンズは常に新鮮な空気に触れているためカビが生えにくいということです。

簡単に言うと頻繁に履く革靴はカビは生えないでしょ?ってことです。
よく使うものほどメンテナンスも怠らずに行いますしね。

私もコンデジだけを持っている時は、毎日カバンに入れて持ち歩いていたためドライボックスを買おうなんてことは一切考えませんでした。


なぜ私はドライボックスを買ったか

ですが、前のブログでも紹介したとおり私も昔ドライボックス購入し、使用していた時期があります。
それはなぜかといいますと頻繁に持ち運ぶことのない機材を購入したからです。

フィルムカメラやレンズが交換できるカメラを購入し、普段は持ち出さないレンズが増えてきてから私はドライボックスを使用するようになりました。




フィルム機が増えてからドライボックスも増えることに・・・。

コンデジなんかはいつも持ち歩くバッグにポンと入れて持ち運んでいたのですが、流石にフィルム機はフィルムを入れっぱなしのまま毎日持ち歩くなんて真似はできません。

恐らく頻度が高くても3ヶ月に1度、最悪1年に1度くらいの使用になっていたと思います。
最高で上のライカ3台に加え、Hasselblad 500Cと各種レンズを持っていましたしね。




しばらくはデジイチ3台体制が続きましたね。

また一眼レフもこの時期3台くらい同時運用してたんですよね。
当然毎回三台も持ち出さないわけで、必然的によく使う機種と全然使わない機種に別れたわけです。
かなり重めの超望遠も買ったりしましたし、これはドライボックスで保管しないとカビが生えてしまうかもと思ったわけです。


半年に1度しか使わないならドライボックスを使え!

というわけで、結局何が言いたいかといいますとカメラの使用頻度が多い人は別に焦ってドライボックスや防湿庫を買わなくてもいいと思うんです。
普段は取出しやすい場所にカメラやレンズを置いておいたほうが、サッと持ち出して撮影に行けると思いますし。

ですが、半年以上使わないレンズやカメラがある場合はドライボックスを買いましょう。
高価なレンズを保管する場合は防湿庫を買うのもいいかもしれません。

私の場合は1月に1度はカメラを持ち出し撮影に言っていること。
普段からブログを書くためにあれこれ室内撮影も行っていることなどあり、今はカメラもレンズもドライボックスに入れていません。

そして半年や1年に1度しか使わない機材はどんどん売っているんですよ。
売ったあとであのレンズがあればと思うこともありますがかなり稀ですし、それなら多少高価でも毎回持ってけるお気に入りを探したほうが建設的だというわけです。


自分の住んでいる所も重要!



日本海の湿度はほんとすごい・・・。

また、自分の住まいの環境も結構重要です。
私がカメラ趣味を始めたときは、山陰地方のとある都市に住んでいましたが、そりゃもう湿度が凄かった。

安い1Kの賃貸だと部屋の湿気が全然抜けず、最初の住まいなんて押し入れの中をカビだらけにしてしまったという失敗談もあります。
ですので、いくらカメラの使用頻度が多いと入ってもジメッとした環境のお部屋にお住まいの方は例え週1で使用すると言ってもドライボックスや防湿庫にカメラを仕舞った方がいいと思います。

ですが、今は風通しのいい部屋に引っ越しました。
そこに住んでからはドライボックスの中に機材を入れることはなくなりました。
また、機材も結構整理して撮影に行くときはいつも持っていく物だけに絞れましたしね。




今の機材はたったこれだけです。


また、機材が増えたらドライボックスや防湿庫を検討するかもしれませんが、今の運用では私はドライボックスや防湿庫まではいらないなという結論に至っています。

では最後に私がどのようにカメラを保管しているか紹介していきましょう。


私流カメラ・レンズ保管方法

1.撮影から帰ってきたらカバンから機材を出す



まずは撮影から帰ってきたら、重いカメラバッグを床に置きフルオープンにします。
ここで面倒くさいからと機材をカバンに入れっぱなしにしたら、カバン内に湿気が溜まったりしてカビなどの原因になります。

とにかく機材を新鮮な空気に触れさせてやることが重要です。


2.撮影した写真をPCに取り込む



そして忘れないうちに撮ってきた写真をPCに取り込みます。
その際、カメラやレンズに不具合がないか確認したりします。

レンズや機材の汚れもこの時ついでに落としておきましょう。
基本的にはブロアで埃をとるくらいでいいと思いますが、ボディに付いた汚れはよく絞った布巾で汚れを拭ったあと乾かしましょう。

また、レンズについた皮脂などの汚れは無水アルコールなどで拭き取っておきます。


3.バッテリーとSDカードをチェック



カメラとレンズの汚れを落としたあとは、次の撮影のための準備としてバッテリーの容量をチェックし少なければ充電しておきます。
これを怠ると、忘れて撮影に出かけてバッテリーやSDカードの容量がない?!などのトラブルになります。

頻繁に使う場合はバッテリーの放電も気にするレベルではありません。
ちゃんと次の撮影のためにすぐ持ち出せる状態で保管するのが私流です。


3.バッテリーとSDカードをチェック



三段ボックスに機材を収納。
今はニトリで買った扉付き三段ボックスがカメラ機材の収納場所になっております。

密閉されず適度に空気の入れ替わりがあるのが逆にいいかなとか思ったり。
扉を閉めておけば埃などのゴミも防げますしね。




普段家に居ない時は部屋のドアを開けっ放しですので、空気もこもりませんし夏場も風通しがいいので温度・湿度に関してはそこまで気になるレベルじゃないかなと思っています。

冬場は足元に暖房器具を置いて使う程度なので、部屋の室温や湿度が上がりすぎることもありませんし、夏場は最悪機材一式をクーラーのある部屋に持ち出してもいいですしね。




ちなみに三段ボックスの右側のボックスと引き出しは小物とかを保管しています。
ニトリのこのシリーズは組み合わせが色々できて便利ですよね。
ただ棚として使うんじゃなく、収納具を組み合わせることで見た目も、使い勝手もよくなります。

これが私流のカメラ・レンズの保管方法です。
何度も言うように住む環境によってもカビの生えやすさは違いますから気をつけてくださいね。

今年もどんな機材が増えるか分かりませんが、普段は持ち運ばない望遠レンズなどが増えたら私も防湿庫を考えようかなぁ。


ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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