街乗りに快適な自転車とは?
上の画像は大学時代からずっとお世話になってるMTBです。
大学に入った当初はスポーツっぽいママチャリを2万円くらいで購入したのですが、そこはやはり安物のママチャリか。
2年ほど乗ったところで色々ガタがきたんですよね。
まぁ、調子乗って山越えて海に行ったり、湖何周もしてたせいもあるからでしょうが…。
ですので、大学3年になったころにこのMTBを買ったわけです。
そりゃもう快適でしたよ。
軽さが全然違う。
ママチャリは漕ぎ出すとき、グッとペダルに力を入れて踏み込むわけですが、このMTBはそんなことする必要なんて全然ない。
乗りたての頃はその感覚で思いっきりペダルに力を込めて漕ぎ出して思わず一回転してしまったり(冗談じゃなくマジでひっくり返りました)、色々思い出深い自転車でもありますが、今回その自転車とは別に通勤街乗りようにもう1台買い足そうといろいろ物色しているわけです。
実際次はどんな自転車を買ってどんな自転車ライフを過ごすか・・・。
今回はそんな街乗りをするのに最適な1台を探す経過をお届けしたいと思います。
まずは買うとしたらどんな自転車があるか紹介から。
走ることに特化した自転車 ロードバイク
ただ走りだけを求めるならこのロードバイク。
各所に早く走るための工夫がされています。
ただ、街中を走るのには少々不安。
街中らならゆっくり走ればいいじゃんと思う方もいるかもしれませんが、そもそもロードバイクはゆっくり安定して走るようにはできてないんですよね。
重心が高めで前屈姿勢である程度スピードが出ていたら安定するのですが、細いフレーム、細いタイヤに高速走行用のギアではゆっくり走ろうとしたらフラつきます。
ブレーキレバーの位置も体を前屈しないと握れない位置にありますが、街中って結構頻繁にブレーキかけますよね。
ですが常時ブレーキに手をかけてる状態だと前を見通せないのでやっぱり危ない。
まぁ、ロードバイクで通勤とかしてる人もいますが、ちょい乗り駅までの用途だけでロードバイクを買うのはちょっと合いませんね。
山から街まで オールラウンダー MTB
続いてMTB。
太いフレームに太いタイヤ、頑強なスタイルはまさにどんな荒れ地もどんと来いという安心感がありますね。
MTBにも様々な種類があり、クロスカントリーからダウンヒル、トライアル用の専門競技車両から上の写真のようにある程度汎用性のあるものまで。
基本的には乗り降りしやすいスローピング(サドル部分に向けて傾斜している)フレームにフロントサスペンションを持ち、太いタイヤを履いていると言った特徴があります。
街中から山道まで幅広い環境で走れるスタイルはまさに街乗りにもうってつけ。
私もその汎用性の高さで大学時代のお供に選びました。
ただ、そういった頑丈な作りな分MTBは重いです。
私が今乗っているのも14kgくらいありますが、ロードバイクとかと比べても数kg重いですね。
まぁママチャリと比べるとまだ軽いのですが、どうせ街中しか走らないしもうちょっとスイスイ走りたいかも。
MTBの堅牢性にロードの走りを クロスバイク
ロードは走りに特化しすぎているがMTBは整地を走るのには重くて遅い。
なら2つの良いところどりを仕様じゃないかと作られたのがこのクロスバイクです。
パッと見は細いタイヤを履いたMTBですね。
細いと言ってもママチャリ用より太かったりするので多少の荒れ地でも安心というわけです。
また、MTBより軽い(上のクロスバイクとして人気のあるGIANT ESCAPE R3は10kg程度)ので力をかけずに走ることができます。
個人的には街乗りにはこれが最適だと思うわけですよ。
値段も5万~ですし、ママチャリよりも全然走りやすい。
ただ、汎用性はママチャリよりお取りますが、そこは後付で対処できます。
ものによってはこのように「前後フェンダー(泥除け)」「リアキャリア」「スタンド」などを標準装備したものもあるのでこれならもう街乗りにバッチリじゃん!という感じ。
個人的には今度買うのもこれかなぁとほぼ決まりかけていたのですが・・・。
なんというかどうせ買うなら面白いものがいいなと変な気持ちが湧いてきたわけですよ。
面白い自転車??
面白い自転車ってなんでしょうね?
そりゃ人それぞれだろと思いますが、個人的にはひねくれまくった性格なんでどうせ買うなら定番のどストレート、王道を行くんじゃなく蛇の道を行きたいなという変な欲が出てきたわけですよ。
クロスバイクなんて街乗り自転車としては定番も定番ですからね。
こっちは通学用自転車買うのにママチャリじゃなくMTB買って、ちょっと走れる自転車ほしいからってロードバイクじゃなくTTバイク買うくらいのアホです。
通勤用にクロスバイクなんて買ってたって平凡すぎて面白くないじゃないですか。
走りもできて快適性もあって・・・。
オフロードを走るための競技用自転車「シクロクロス」や未舗装路を走るためのロードバイク「グラベルロード」などロードバイクのオフロード版みたいなものも考えましたが、値段の高さと泥除けやキャリアなどの快適装備を装着することを考えると却下となりました。
個人的に通勤用ってことで泥除けとスタンドはまず外せないんですよね。
自転車大好き走り屋さんからしたら「そんな無駄なもん付けんな!重量が重くなる!!」と言われるかもしれませんが、別に速く走ることを目指してませんしね。
でもその泥除けとか後付すると一体感がなくなる場合もあるんでどうせなら、元から付けること前提のデザインのほうが良い気がして。
でも、ママチャリやクロスバイク以外ににそんな自転車あったかなぁと色々悩んでみましたら。
あるじゃないですか!あの自転車が!!
ロードバイクと全く別方向ですがただ走ることに特化した自転車が!
そうランドナー。
今回私が目をつけたのは今ではほとんど見られなくなった自転車です。
世界一周のお供 旅行用の自転車 ランドナー
そういえば小学校の頃自転車で世界一周をした人の本を読んだ記憶がありますが、そのときどんな自転車なら世界一周なんて出来るんだろうと疑問に思ったことを思い出しました。
ランドナーというのはフランス発祥のツーリング用自転車のことで、フランス語の「ランドネ(小旅行)」に由来します。
一昔前のスポーツサイクルと言えばこんなスタイルでしたよね。
細いホリゾンタル(水平)フレームにドロップハンドル。
今のロードバイクに似てますがどこかノスタルジックな外観です。
1970年代から1980年代前半の「サイクリングブーム」のときにはこのランドナーは多くの会社から発売されていました。
しかし、アメリカでMTBが発明され、日本にも入ってくるようになると悪路や山道走行はMTBで、舗装路はロードバイクの両極化しランドナーは姿を消すこととなります。
ですがこのランドナー、堅牢で快適でまさに私の要望にぴったし当てはまる自転車じゃありませんか。
フェンダー(泥除け)やスタンドを付けても違和感ありませんしね。
そしてランドナーを色々調べてくと日本のメーカーでは丸石やARAYAが今も昔ながらの上の写真のようなランドナーを出しています。
しかし、個人的にはこのスタイルはそこまで好きじゃないんですよね。
そこで目をつけたのがGIANT グレートジャーニー。
一見MTBのフレームにドロップハンドルを付けたクロスバイクのようですが、フェンダーやキャリア、バッグも標準装備ということでなかなか本気なランドナーです。
世界一周などしてるサイクリストの中でもGIANTのグレートジャーニーはなかなか人気でよく見かけるそうな。
ちなみにお値段100,000円。
これを安いと見るか高いと見るかは人それぞれでしょうが、個人的にほぼフル装備揃ってこの値段は安いと思います。
また、ドロップハンドルですが補助ブレーキも着いてるので街中でも安心して乗ることができます。
別に毎朝バッグ装備で通勤はしませんが、ある程度荷物を積載出来る余裕があるのはうれしいですね。
ちょっとした遠出にも持って来いな自転車です。
別にまだコレと決まったわけではないですが、今回の購入候補としてはランドナーにほぼ決まりかなという感じです。
何を買うかまだ分かりませんがこの時期が一番楽しくもありますよね。
これから暑くなってきますが、最近運動してないので新しい自転車買ったらちょっと遠くの方まで行ってみましょうかねぇ。
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