体と地球に優しいオーガニックなショップ
本日訪れたのは最近開店した古民家カフェ”オーガニックカフェ ビオターブル・サントアン”です。
市内にある洋菓子屋さんの系列店で、昔からある古民家を改修し、オーガニック商品や食事ができるカフェとしてオープンしています。
JR三田駅から徒歩5分ほどでしょうか。
古い町並みがまだ見られる一角にその建物はあります。
元々は漆喰の壁と窓があったんでしょうが、ショップの一面はガラス張りになっています。
中々センスのある改修ですね。
看板も味があっていい感じ。
古民家改修って思ってる以上にお金が必要なもので、中途半端にいじるとかえってみすぼらしくなったりするもの。
見れるようになるにはそれなりの労力が必要なわけですが、ここは中々の造り。
一体いくらかかったのでしょうか・・・。
多分何百万の世界じゃなく何千万の世界です。
参考に私も最近大きめの庄屋さんの古民家を回収してカフェにした店を知っていますが、そのお店は自分が建築士なので設計費や雑費をうんと削ってザクッとみて7000万くらいと言っていました(ヒェー!!
とてもきれいな店内でそれに合わせて家具なども新調した費用も入っているのでしょうが、趣味で始めてみたいですなんてレベルでは到底無理な世界。
古民家を残して利用するっていうのもまだまだハードルが高いですねぇ。
このお店と言えば店内も完璧なレイアウトですね。
古民家の雰囲気を潰さず、かといって古臭いままじゃなく上手くオシャレなカフェに改修できてると思います。
このバランスが難しいんですよね。
結構慣れた人じゃないと適当に壁や床、天井だけ新しくしたって全然オシャレになりませんから。
また、中庭もすごいおしゃれ。
まるで京都の古民家みたいにこの家にも中庭があるんですよ。
母屋と蔵でぐるっと周囲が囲まれているんですよね。
それで元日本庭園だった中庭はウッドデッキを設置してオシャレなオープンカフェになってます。
目につく壁や屋根もちゃんときれいに改修されています。
また、店から蔵を通って別の棟に通り抜けられるのですが、蔵の中も改修され雑貨屋になってます。
また、階段を作って上にも上がれるようになっており、
2階は座敷の食事スペースが。
むき出しになった梁と屋根が良いですよね。
個人的には柱梁が見える家って大好きです。
そして別の棟では陶芸などが行われているようです。
窯も設置してあって中々本格的。
天井の木材も張り替えているんでしょうねぇ。
基本的には柱・梁・建具以外はほとんど改修されている気がします。
ぶっちゃけ上でも話しましたが、古民家改修ってアホみたいにお金がかかるんです。
これでもいくらかかったのか考えるだけで頭がクラクラします。
でも、こうやって町中に眠る古き良き民家を再生して使おうっていうのは私も大賛成なわけで。
ここがこれからも維持できるように頑張っていってもらいたいものです。
そうやって見学してるうちに料理も出来てきたかも。
あとは席に座って料理を待ちます。
ちなみに頼んだのは上の看板にもあった本日のランチ。
とっても体に優しそうでGOOD!!
庭を眺めているだけでも全然飽きませんね。
そして料理到着!!
うーん、これはいい!!
車麩のフライっていうのがセンスいいですよね。
ぶっちゃけ肉っ気がまったくないランチなんですが不満なんて全然ありません。
この古民家にもとってもあったオシャレランチです。
というわけでランチは美味しくいただきました。
また、ショップの方ではオーガニックなものがたくさん並んでおり、見ているだけでも楽しめます。
駐車場もちょっと離れたところにあり、車で来る人も安心。
皆さんも近くに来た時はぜひ古き良き三田の古民家を楽しんでみてくださいね。
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