~ ニコンのレンズの最高峰
大三元の標準レンズ 28-70mm F2.8 ~
というわけで今日は最近手に入れたレンズを紹介していきましょう。
前から憧れだった大三元レンズの標準レンズの”Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D”です。
ですが、大三元レンズと言われてもピンとこない方もいるとおもうんでまずはそちらから紹介していきましょう。
~そもそも大三元レンズとは~
大三元というのは麻雀をしている方は知ってると思いますが、役の一つで割りと作りやすい役満ですね。
字牌の中の三元牌「白」、「發」、「中」を刻子で全部揃える役です。
その3種の牌を集めること、また役満という大きな役であることにちなんで、一眼レフの明るいズームレンズの「広角」、「標準」、「望遠」の3種をあわせて大三元レンズと言います。
ようはF2.8固定のズームレンズの3種セットのことを「大三元レンズ」と呼んでるわけです。
F値固定のズームレンズは使いやすく、それも明るいとくればシャッタースピードも稼げるため願ったり叶ったりのレンズです。
使える幅も広いためプロ需要も多く、メーカー側も一番力を入れる(メーカー側の本気が試される)レンズでもあります。
描写も素晴らしく、良い事づくしなレンズなんですが問題は・・・高い!
ものすごく高い。
下手なカメラボディより高いのです。
ちなみに今のニコンのレンズラインナップの中で大三元レンズというと
・AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (285,600円)
・AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED (273,000円)
・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II (315,000円)
ですね。
うん、無理。
こんなの買ってられっかー!
ちなみに中古でも-10万円くらいですからそれでも手が出ません。
ですから私が狙うのは旧式の大三元レンズ。
特にデジタルに移行する前のフィルム用で出ていた大三元レンズは結構安く買えるのでそれを買いました。
ちなみに一昔前の大三元レンズは
・Ai AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D ・Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D・Ai AF-S Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D
になります。
焦点距離がいずれも狭く、ちょっと荒削りなところもありますがそれでも7,8万はするレンズですね。
今回買ったのはこの世代の標準域のレンズ「Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D」になります。
ちなみに「Ai AF-S Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D」の旧式も持っており、モーター内蔵でなかったり、そのためフルタイムMFがなかったり、コーティング性能も低いので逆光にも弱かったりと言われてますが、描写はかなりいいです。
それも重ねて今回紹介していこうと思います。
長くなりましたがレンズの紹介をしていきましょう。
ボディは結構太くて大きいです。
ただ構えたときは安定して構えられるのでいいですね。
古いレンズらしく絞り環がついております。
撮影時に使ったことないですけどね。
今のデジカメで使う場合はF22で固定して使います。
レンズは広角側で1cm位伸びますが、長さがほぼ変わらないので使いやすいですね。
ちなみにインナーフォーカスなためフォーカスを変えても長さは変わりません。
横にはMFかAF/MFの切り替えスイッチがあります。
超音波モーター内蔵式のレンズはAF時に音も小さいし、フルタイムMFに対応してるのでいいですね。
というよりレンズ内蔵式でないレンズはAF時にピントが一緒に回るか、一緒に回らないけど絶えずスカスカしてるかなので使っててちょっと気持ち悪い。
ガラスモールド非球面レンズ1枚に2枚のEDレンズを使用しており、高解像度で歪みのないハイコントラストな描写に色収差を良好に補正することが可能になっております。
最新レンズはさらにナノクリスタルコートを使用されており、逆光にも強くなっているみたいなんで羨ましいですね。
今回は中古で買ったわけですが、嬉しいことにフィルターもついてきました。
しかもニコンのが。
恐らくウン千円はする気がします。
77mmという大口径ですし。
普段ケンコーとかの安物しか使ってないのですが、ちょっと重く、なんかお高そうに見えますねぇ。
大切に使おう。
というわけで、今日はレンズの紹介でした。
次回から描写について実際撮った写真をもとに紹介していきますね。
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