2016/06/27

キヤノン大口径レンズが欲しい! 85mm F1.2L USM

写真を始めようと思った時、どの会社のカメラを買うかはなかなか難しい問題である。
各社それぞれ特徴があり、ボディの造りや操作感などそれぞれ違っているため実際には全部触って自分にあったものを選んだほうが良いだろう。

ただ各社の特徴はボディだけではない。
当然レンズも各社特徴があり、その一長一短を吟味しながら選んでいくのもカメラ趣味の楽しみの一つだと思う。

この前新たにキヤノンボディを買って最初のレンズは一番スタンダードでシンプルな単焦点「EF 50mm F1.4 USM」を購入した。
これはコンパクトかつ安価で初心者にもオススメのレンズだ。

しかし、例えメインでニコンを使っておりキヤノンボディはサブのお遊びで買ったとしても、。どうせならやってみたいことがあった。

~キヤノンにしかない大口径レンズを使ってみたい!!~

そう、今回はキヤノンを使うのならぜひ1度は手に入れてみたい、キヤノンが誇る大口径レンズを紹介していこうと思う。


F1.2という存在

各社様々な大口径レンズ、つまりはF値が小さい明るいレンズを出しているのだが、その数値はお値段お手頃で基本的な単焦点はF1.8程度。
メーカーのフラグシップとも呼べる高級機種でもF1.4程度となっている。
ニコンのラインナップでも24mm、35mm、50mm、85mmと標準的な単焦点レンズはいずれもF1.4が最大値だ。
最近は105mm F1.4と中望遠の大口径レンズが発表されそれはそれでかなり気になる存在も出てきたが、それでもF1.4というのがある種の限界なのだ。

そんな限界を無視し、ラインナップに並べ続けているのがキヤノンのLレンズである。

Canon EF 50mm F1.2L USM


Canon EF 85mm F1.2L Ⅱ USM

いずれもF1.2という明るさを誇るキヤノン自慢のLレンズである。
私はいつかキヤノンを使う機会があるのならこのレンズを使ってみたいと思っていた。
他社にはないキヤノンオンリーのレンズだ。

しかしこれらのレンズ。
何から何まで褒められたレンズでもない。

F値が小さいということはそれだけ大きなレンズを使用することとなり、重さと大きさが通常のレンズよりもとても大きくなっている。

どの程度違うかというと、同じキヤノンの50mmのF1.8、F1.4と比べると重量はそれぞれ、

・F1.8 130g
・F1.4 290g
・F1.2 590g

となる。
見事にほぼ倍ずつ増えていっているが、軽さ小ささが売りでもある標準50mm単焦点で約600gの重量は多くの人にとって重くてデカイと感じられるだろう。
また、フィルター径も当然大きくなり、

・F1.8 52mm
・F1.4 58mm
・F1.2 72mm

となる。
50mm台だとフィルターの値段もある程度安価で揃えられるが、70mmを超えると結構高い。
その辺も大口径ゆえということだ。
ちなみにEF 85mm F1.2L Ⅱ USMにもなると重量が1kgを越える。

普段使っているニコンの大三元レンズ「Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D」でも935gと1kgを切ってることに比べたらEF 85mm F1.2L Ⅱ USMは単焦点でありながらかなり思いと言わざるをえない。

今回は上記のF1.2のレンズを購入して行きたいなぁと思っているが、私の大本命は「EF 85mm F1.2L Ⅱ USM」だ。
理由は50mmの方はF1.4がもうあり、その5倍の値段も出して半段明るいレンズを新たに買い足す必要があるのか?とメリットを感じにくいこと。
キヤノンは85mmの単焦点レンズはF1.4クラスがなくF1.8の次がF1.2になり、明るい85mmを選ぼうとすれば必然的に「EF 85mm F1.2L Ⅱ USM」になること。
が主な理由である。

85mmの単焦点はいつか欲しいと思っていたが、取り回しのしやすいF1.8クラスなら設計が新しいニコンレンズのほうが評判がよく、設計が古いキヤノンレンズはメリットが値段くらいしか感じられない。
どうせ2マウント持ってるならうまいとこだけ使って行ったほうが得だと思い、85mmの大口径レンズはキヤノンで揃えたい。
重くて持ちだすの嫌なら85mm F1.8をニコンで買い足せばいいだけである。

というわけで、7月の旅行前にはなんとか「EF 85mm F1.2L Ⅱ USM」を狙っている私がいる。
しかし、流石人気のあるF1.2L。
中古で探してもヤフオクに出ている出品数は少なく、しかもどれも14万程度で出品されている。
新品で17万のレンズが中古で3万程度しか値下がりしていないのはあまりお得じゃない。

それならその一つ古い方「EF 85mm F1.2L USM」はどうかと見ればこれもこれで人気があり、10万円程度だ。
発売から20数年程度立っているのになかなか値が落ちないレンズである。

外見はⅠ型とⅡ型で大きな変更はない。
描写にも差はないが、Ⅱ型の方がAF速度が改善され円形絞りになったとのこと。
ここまで聞けばⅡ型の方が新しい分良い気はするが、そこまで単純じゃないのがカメラ業界。

Ⅰ型にはレンズに鉛が含有されたおり、そのおかげで描写が鉛フリーのⅡ型よりいいというのだ。
そんなパット見分かるほど差があるのか?と思っちゃうが見えないモノにも価値を付けてありがたがるのが趣味の世界というもの。

持ってるが分からしたら新型出ても値落ちしないのである意味ありがたいとも言える。
しかしⅠ型は保証が切れ、もう修理はできない。
これらのF1.2大口径レンズはレンズが大きく重くなりAFも特殊らしい。
そんな特殊なAFなんで不具合が出たら修理代もばかにならない。
Ⅰ型の場合、AFが故障すれば軽く10万円は飛ぶんだとか・・・。

これは迷うができれば安く手に入れたいのと鉛含有レンズというものにも興味がある。
まずは程度の良さそうなⅠ型を狙ってあまり値段的にうまみがなければⅡ型にするか。

いずれにしても、まずいらない機材でも売っぱらって購入資金に当てようと思う。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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