前回までのあらすじ
三重の地元グルメを堪能しながら、「本当に320万円を出す価値があるのか」を真剣に話し合った私たち。
頭も冷えたところで、いよいよ答えを出すため、再びスズキアリーナへ戻ります。
BMWの査定額は…やっぱり専門店が強かった
店へ戻ると、まず確認したのはBMWの査定結果です。
営業さんから提示された金額を見て、身内と顔を見合わせました。
「やっぱり、そうだよね。」
事前に輸入車専門店でも査定を取っていましたが、その金額には届きません。
もちろん営業さんにも、
「実は専門店ではこのくらいだったんです。」
と伝えてみました。
すると返ってきたのは、
「申し訳ありません…。ディーラーとしては、そこまでの査定額は難しいです。」
という率直な回答。
やはり輸入車は、ディーラー下取りより専門店のほうが強いようです。
スイフトスポーツを購入するなら、BMWは改めて専門店へ売却することに決めました。
全方位モニター付きなのにナビがない?
続いて確認したのはオプション。
今回の車両には全方位モニターが装着されています。
しかし不思議なことに、ナビは付いていません。
営業さんに尋ねると、
「全方位モニターはメーカーオプションなので工場装着なんです。」
「ナビはディーラーオプションなので後から取り付けられます。」
なるほど。
だからカメラだけ付いた状態だったのか。
それなら、この機能を活かすためにも純正ナビを装着するのが一番良さそうです。
「えっ!?ワイヤレスAndroid Auto!?」
紹介されたのはパナソニック製8インチ純正ナビ。
価格は188,100円。
決して安くはありません。
しかしカタログを見ていて、思わず二度見しました。
Apple CarPlay・Android Auto(ワイヤレス対応)
「えっ……。」
「ワイヤレス?」
スマホをポケットに入れたままナビと接続できるということです。
これはかなり便利そう。
すると、ある人物の顔が浮かびました。
そういえば……
すでにファイナルエディションに乗っている友人は、純正ナビを諦めて社外品を付けていたはず。
すぐにLINEを送ります。
私「純正ナビ、ワイヤレスAndroid Auto対応になってるよ。」
返事は一瞬でした。
友人「え!?」 「マジで!?」
友人「私の時は有線しかなくて社外ナビにしたんだけど!」
友人「だから全方位モニター諦めたのに!!」
その場で営業さんへ確認すると、
「実は最近ナビの仕様が変わりまして、現行モデルからワイヤレス対応になったんですよ。」
とのこと。
なんというタイミング。
去年、発表と同時に予約し、約9か月待ってようやく納車された友人。
そして、販売終了後に中古車を探している身内。
まさか後者の方が最新仕様のナビを装着できるとは……。
車選びは、本当にタイミングですね。
「ちょっと試乗してきたら?」
装備は決まりました。
残る問題は一つだけ。
320万円という価格に納得できるか。
身内は見積書とにらめっこ。
しばらく黙ったままです。
そこで私は言いました。
「一回、試乗してきたら?」
もちろんスイフトスポーツの試乗車はありません。
試乗できるのは現行スイフト。
それでも、
スズキ車らしい乗り味。
視界。
運転姿勢。
車内の雰囲気。
そういった部分は十分感じられるはずです。
それに、一度運転席へ座れば気持ちも整理できる。
そんな狙いもありました。
身内は静かに鍵を受け取り、試乗へ向かいました。
購入決定、そして・・・
20分ほど経って戻ってきた身内。
車から降りてきた表情もどこかまだ優れない。
「スイフト、思っているようじゃなかった?」
気持ちを整理させるために身内に声をかけます。。
身内「いや、スイフトは良かったよ。」
私「どんなところが?」
身内「コンパクトで取り回しいいし、前方視界もいい。運転しやすい車だね。」
私「スイフトスポーツはさらにキビキビ走る感じになるかもね。足回りも硬いかも。」
身内「足回りの硬さは気になるかなぁ・・・」
実は私の友人は先代のスイフトスポーツに乗っていたのですが。
それに乗車した際、あまりの硬さケツが泣いた記憶が蘇っていたのでした。
私「あれは足回りいじってあるし、純正ならそこまでじゃないよ。」
友人が先代に乗っていたとき、現行のスイフトスポーツも試乗しにいったことがあります。
そのときは、足回りがそこまで硬いと思いませんでしたから。
そのときのことを身内にも説明。
身内がひとしきり考えた後・・・。
営業さんが静かに尋ねます。
「いかがされますか?」
少しだけ沈黙。
そして身内は営業さんを見て、
「お願いします。」
そう答えました。
営業さんの表情がぱっと明るくなります。
「ありがとうございます!」
こうして、全国でもほとんど見つからない
青・AT・ファイナルエディション
が、実家へやって来ることになりました。
契約完了。そして私に与えられた任務
契約は順調に進みました。
書類へ署名し、必要書類の説明を受け、BMW売却の段取りも確認。
これで手続きは完了です。
しかし最後に問題が一つ。
陸送費。
三重から地元まで運ぶとなると、それなりの費用になります。
「だったら……」
「私が電車で取りに来ればいいじゃん。」
こうして私が、
"陸送係"
に任命されたのでした(笑)。
新車同然のスイフトスポーツで三重から地元まで走って、慣らし運転完了って奴ですね!
もちろん、交通費と昼食代くらいは、しっかり奢ってもらいます。
次回、いよいよ納車!
身内の
「スイフトスポーツ ファイナルエディションが欲しい。」
という何気ない一言。
その一言から始まった今回の出来事は、まさか三重県まで車を探しに行き、全国でもほとんど見つからない希少車を契約するところまで発展しました。
振り返れば、一期一会とは、まさにこのこと。
今後のブログでは、私が三重県まで引き取る様子もレビューしますね。
初めて運転するスイフトスポーツ。
高速道路で感じた印象。
そして地元までのロングドライブ。
その様子を、たっぷりお届けします。