2016/03/01
ようやく不具合のあったMX5500の代わりにロジクールから「WIRELESS PERFORMANCE COMBO MX800」が届いた。
2月の半ばに連絡したはずだがいつの間にかもう3月である。
在庫がないということでずっとペンディングされていたわけだが、この辺のサービスはもっと円滑に行って欲しい。
ただ、MX5500のキーボード・マウスセットのうち不具合のあったのはマウスなので同等品のMX Masterでいいので送ってくれないかというような注文にもロジクールは対応してくれた。
しかし、その確認が取れたのと同時にMX800の在庫が届きましたという連絡があったので結局こっちを選んだわけだが。
もしかしてずっと放置されていたわけではあるまいな?
早速開封。
MX800はキーボードK800とマウスMX950というロジクールのフラグシップモデルがセットになった商品である。
2つを同時に買うよりはお得なはずだが、どちらかしかいらない人にとっては無用の長物かもしれない。
実際私はキーボードはなんの不具合もなく使えていたのでキーボードが余ることになるのだがせっかくなのでしばらくは新しいキーボードとマウスを使ってみることにした。
付属品はこれら。
・キーボード K800
・マウス MX950
・レシーバー
・microUSBケーブル
・レシーバー用延長USBケーブル
・説明書
だ。
MX950にはこれらの他にキャリングケースなどもついていたが、それらが簡素化されている。
まぁマウスを持ち運ぶことはないが最近のロジクールはマイナーチェンジでそういった付属品をどんどん無くしておりちょっといただけない。
キーボードを新旧比較。
上:MX5500
下:K800
である。
こうしてみるとサイズはあまり変わらない。
K800の方が液晶がない分少し奥行きが狭まった感じだろうか。
また手元のパッドがMX5500のほうが凸型に手前に湾曲しているのに対しK800はストレートなボディである。
形状としてどちらが使いやすいかは個人の差によるだろうがMX5500のパッド部分の樹脂は経年劣化でベタベタしていくのでそのへんはプラボディオンリーのK800のほうが安心して使えそうだ。
MX5500はサイドにメディアボタンを備えている。
これが結構使いやすくブログを書くときなども曲を聞きながら書いている私にとってこれがなくなるのは少々不便だった。
K800の方もFnキーとしては曲コントロールボタンはあるのだがまず使うことはないだろう。
キーボードの押し具合はMX5500が柔らかく深いストロークなのに対し、K800は固く浅いストロークである。
個人的にはMacのキーボードなどが好きなのでストロークは浅めが好きなのでキーの押しやすさという意味ではK800のほうが好みだ。
また、MX5500はキーがプリントなのに対し、K800はレーザーエッチングで刻印されており削れてる心配がない。
そしてK800のキーの最大の特徴はこのイルミネーションだろう。
薄暗い部屋でパソコンを使うことはあまりないだろうからノートパソコンほどイルミネーションキーの利点はないだろうが、印字が消えないというだけでも十分な利点だ。
そして今度はMX-RとMX950の比較である。
正直言ってMX950はMX-Rの劣化版だと思っている。
MX950は自動切り替えホイールではないしサイドのホイールもない。
旧型のMX-Rに勝ってる部分と言えばガラステーブルなどの表面でも使用可能なレーザーセンサーであろう。
ただそれだけだ。
形についても結構差がありMX950のほうがよりえぐれた曲線を描くシルエットとなっている。
高さもMX950の方が高い。
ただ実際使ってみてMX950が決して使いにくいわけではないことがわかった。
むしろ私の手ではMX950のほうが手首に負担がかからず使えるかもしれない。
またサイドのシルバーもちょっとした高級感を演出してくれている。
ただサイドボタンは配置的に押しやすいとはいえず、そこはMX-Rのサイドホイールの方が使い勝手はいい。
サイドホイールの代わりに付けられたのがこの親指部分のクリックと進む/戻るボタンの下についたZOOMボタン。
これらのボタンも決して押しやすい位置だとは思わないし、ホイールに常に親指を乗せておけば3パターンの動作が瞬時に行えたMX-Rの方が操作性は数段上だと感じた。
ただしバッテリーに関してはかなり改善されており、内臓バッテリーで専用クレードルからしか充電できなかったMX-Rに比べ、MX950はエネループが搭載されいざというときはmicroUSBケーブルで充電しながら使用できる。
これは中のバッテリーの劣化については気にする必要がなくなりまたバッテリーが切れた後も有線で使用できるのでそのへんの使い勝手についてはMX950の方がいい。
また、書き忘れたがK800の方もmicroUSBケーブルで充電が可能で有線でも使用できる。
ただ、MX950がすぐにエネループを交換できるのに対しK800はネジ止めされた裏蓋を開けないと電池交換はできない。
中にはエネループが入っているらしいがなぜもっとバッテリー交換を簡易にできるようにしなかったのか謎である。
最後にレシーバーの比較。
MX5500はBluetooth接続であり、レシーバーはBluetoothペアリングが簡易にできる接続用ボタンが搭載されている。
そのためか大きめのサイズでデスクトップにつけるにしても邪魔くさい。
MX800のロジクールUnityingレシーバーはコンパクトでまたこれ一つでも複数のロジクール製品と接続できるすぐれもの。
当初はノートPCでもすぐ使えると思いBluetoothのMX5500を選んだわけだがここまでレシーバーが小さいとどっちでもいい気はする。
というわけで新品の最新機種が手に入ったわけでこれからしばらくはこいつらを使ってみてMX5500との使い心地を比べてみようと思う。
実際キーボードのうちやすさはK800の方が上だ。
シンプルなデザインのくせして低下が1万円を超えるキーボードのことだけはある。
マウスについてはボタン数が減っていることとスクロールの仕様が変わっているためどうしても使い勝手は悪いと言わざるをえない。
だが使っていくうちにMX950のいいところも見えてくるだろう。
しかし、ほんとのところ最新のMX Masterを使ってみたかったのだがそれはまたの機会にとっておこう。
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