2016/02/28

城南宮のしだれ梅


京都旅行最後にやってきたのは京都南インター近くにある城南宮。
こんなところにこんな場所があるなんて初めて知った。
まぁ京都なんか数えるほどしか行ったことないわけだが。


駐車場は無料(太っ腹!)ということで車でも気兼ねなしにいけるのだが、さすがは梅の時期。
前の道路から城南宮へ行くために左折するための車で渋滞している。
20分ほどしてようやく駐車場に車を止めいざ境内へ。


なかなか雰囲気がいいところじゃないか。


混雑も思ったほどはない。
北野天満宮ほどメジャーじゃないからだろうか。
梅園の規模自体は北野天満宮のほうが大きいだろう。


梅林に向かい前にまずは参拝から。
そして境内の梅も堪能しておく。


ここにも梅の木が販売されていたが、淡路島の八木で買ってきたものよりなんというか趣がある。
親もこっちで買ったほうが良かったかしら?と頭を悩ませている。


境内はこんな感じ。
そこまで人はいない。
そしていざお参りを済ませ梅林の方へ向かってみると…。


おお!
これは一面に広がる梅の花!
正直、今日のタイミングだと北野天満宮より城南宮のほうが当たりである。


こんな感じで通路の脇には梅の花の壁ができている。


梅の香りも風にのって運ばれてくる。
まさに壮観。


みんなカメラを片手に撮影大会だ。
そしてある程度行ったところでやけに上の方にカメラを向けている人がいる。
同じく私も梅の木の上方を見てみると・・・。


いた!
梅の木のアイドル「メジロ」ちゃんである。
周りからはウグイス!ウグイス!コールも鳴っているがそんな風評被害はなんのその。
周りも気にせず梅の花の蜜を吸っている。


ピンクの梅の花に緑のメジロは本当に合う。


しかしちょこまかと動き回るので撮影も大変だ。
特に10年以上前のカメラとレンズでは相手が早すぎてAFが合わない・・・。


こういうとき新しいカメラとレンズが欲しくなるのだ。
いけないいけない。


最近ニコンからはAPS-C機のフラグシップモデルが更新されることとなった。


D300sは私も欲しいなと思っていたカメラだがその後継機であるD500は今持てるすべての機能を詰め込んだようなスーパーマシンだ。


発売価格は20万を超えているがいつかは手にしたい。


レンズも今は手ぶれ補正のついていない古い80-200mm F2.8だがやはり手ぶれ補正はあったほうがいい。
シャッタースピードにある程度気にせず使えるのはかなりの強みだからだ。


そんな感じでこれを撮ったあと数日はヤフオクなどでレンズとにらめっこすることとなった。
もちろん買わないのだが。


レンズを付け替えるたびに新しい発見がありそこがまたカメラ趣味の面白いところだと思う。


今日はここに梅を撮りに来て本当に良かった。


来年もぜひ来てみたい。


また城南宮には幾つもの庭がある。
今回梅を見たのは「春の山」という場所だ。


他にも「平安の庭」や「室町の庭」「桃山の庭」「離宮の庭」など境内をグルっと取り囲むように様々な庭がある。


いまはまだ緑も少ないが春から夏にかけてそれらの庭を楽しむのもいいだろう。


こういう庭をじっくり周りカメラを持って半日過ごしてみたりなんかいいかもしれない。


また一つ楽しみができたわけだ。
もみじの季節とかにも来てみるのもいいかもしれない。


また平安の庭は春に曲水の宴が開かれる。
平安時代の衣服に身を包み、川に沿って座り流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を読み、盃の酒を飲んで次へ流すというあの催しだ。
何度かTVなどで見たことがあるがここがその舞台なのかと改めて実感する。


庭を一通り見た後は城南宮の目の前にあるおせきもちというお店で一休みした。


一口サイズのお餅の上にあんこが乗っている。
これで3個入420円。
いい値段だ。


コシコシとしたコシの強い餅に柔らかな甘さのあんこがマッチしていてとても美味しい。
疲れたあとは甘いモノが身にしみる。

そうして一服した後帰路についた。
今年の梅は中々よかった。
新しい場所にも行けたし、いい場所をいくつも発見できた。
こうやって世界が広がっていくのは楽しいものだ。
そしてそれをファインダーに通し記録として残していくのが何よりの楽しみなのだ。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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