2018/05/04

線路は続くよどこまでも ~武田尾→生瀬 廃線ウォーク~

JR武田尾駅到着 8:33

  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

さて、GWももう後半あと少し。
今日は天気もいいのでハイキングにやってきました!

ただの山じゃないですよ!廃線です廃線!!




JR武田尾駅からJR生瀬駅(もしくはJR西宮名塩駅)の間には旧線路が通っていた全長約4.7kmが今でも開放されており、ハイキングコースとして歩くことができるんですよね。

宝塚市から三田市に抜ける武庫川渓谷の間を走る「旧福知山線路跡地」は、実は公式には西宮市側は立入禁止としており、知る人ぞ知る廃線ウォークコースだったわけです。
私も子供の頃に1度歩いたことがあります。

それが2016年に安全対策工事が実施され、現在では一般公開されみなさんに大人気のスポットとなっているわけです。

全長約5kmのコースに6つのトンネルが有り、当然トンネル内は照明なんてありません。
真っ暗なトンネルを懐中電灯を照らしながら進むわけです。
小さい子供にとってはコレ以上ない冒険!!

まさにスタンド・バイ・ミー的なワックワクのドッキドキが楽しめるわけですよ。

コースは北の武田尾駅側と南の生瀬駅(西宮名塩駅)のどちら側から言っても良いのですが、生瀬駅側の方が人気みたいですね。
まぁ、来る人の多くは大阪方面のハイカーなんで仕方ないと思いますが、個人的には武田尾駅からの方がおすすめ!

なぜなら武田尾駅から生瀬駅に向かってハイキングコースはゆるい傾斜になっているんですよ。
逆向きだとひたすらゆるい登りを歩いて行かないといけないわけでそれなら武田尾駅側から行ったほうが楽なんです。

まぁ、武田尾駅周辺には温泉があり、皆さんゴール後にそこに寄って帰りたいんで生瀬方面から歩いて来るみたいですけどね。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

私は実家が三田ということもあり、駅に車を置いて廃線ウォークを楽しむ予定なんで今回は武田尾駅スタートで行くことにしました。

武田尾駅は山をくり抜いた駅のホームになっており、一番最初の逆側を向くとこんな感じ。
ちょっとサイバーな雰囲気です。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

武田尾駅の改札を出て左手に進んでいきます。
振り返ると「特急コウノトリ」が走ってました。

今日も暑くなるでしょうし、ハイキングはいかに早目の時間からスタートできるかが勝負ですよね。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

暫く歩くとハイキングコースの看板が立っています。
このままどんどん先へと進みます。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

そして工事をしているところを通り過ぎ、車道がカーブしている突き当りを武庫川側へ向かいます。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

ここにもちゃんと看板があるのでご安心を。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

そして武庫川の河川敷に出たらそこを降り、橋を渡った先が廃線ウォークのスタートです。
河川敷にはテントを張ってキャンプをしている人が。

近くにトイレもありますし、喧騒から離れたここは結構ベストスポット?


8:54 廃線ウォーキングコース スタート

  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

さぁ、ここからスタートです。
5kmくらいなんで1時間半~2時間といったところでしょうか。

見ての通りレールはもう無いですが、枕木は残っておりますし、基本は砂利道です。
ちゃんとした靴で来たほうが良いですよ。

8:59 長尾第三トンネル 到着

  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

さて、そうこうしているうちに第1のトンネル「長尾第三トンネル(91m)」がありました。
先程行った通り、トンネル内に灯りはなく真っ暗です。
短いトンネルなら向こう側が見えますが、後には長めで中がカーブし向こう側が見えないトンネルもあるので照明はちゃんと持ってきましょう。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

このトンネルは向こうが僅かに見えます。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

いいですねぇ、この明と暗の雰囲気。
スマホとかだとうまく表現できなかったりしてヤキモキしますが、一眼カメラなら楽に撮れます。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

そして木の手すりのオシャレな橋を渡りどんどん進んでいきます。
流石にこの時間だと前から全然人が来ません。

思った通りですね、早めの時間帯で人気のない武田尾駅側から歩くと人がいない写真が撮れる!
ここは紅葉の季節もキレイということなので、また時間を見計らってきてみたいですね。


9:06 長尾第二トンネル 到着

  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

さて、第2のトンネル「長尾第二トンネル(147m)」に到着しました。
ここはストレートのトンネルなんで向こう側がはっきり見えてますね。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

トンネル内は真っ暗なんでこのカメラだとちょっと辛い…。
上の写真はISO6400で撮った写真ですが、これでもシャッタースピードが1/4秒しか稼げません。

手ブレ補正機能もないレンズですし、こういう時は高感度性能と手ブレ補正機能が欲しくなりますね。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

そしてトンネルを抜けるとすぐ橋があります。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

振り返るとこんな感じ。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

橋を渡ると親水広場があります。
セーブポイントもとい休憩所ですね。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.


生瀬方面から来る人は昼時にここでランチでもするんでしょう。
いい場所です。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

私は休憩せずにどんどん行きます。
汗は結構出てきますが、定期的に水分補給してるので無問題。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

いい感じの雰囲気の影ですね。
こういう場所を大口径レンズで撮るといい感じにボケて面白い雰囲気で撮れるのですよ。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

ライカは最高シャッタースピードが1/4000秒なので日中ではそこまで開放で撮影できませんが、それでも撮り方によっては前ボケ、後ボケ活かした奥行きのある写真が撮れたりします。


9:23 長尾第一トンネル 到着

  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

そして「長尾第一トンネル(307m)」に到着。
これまでで一番長いトンネルですね。
中も真っ暗。

ここでようやく持ってきたライトを取り出しました。
え?遅い?


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

そしてトンネルを抜けると廃線ウォークの顔でもある「武庫川第二橋梁」が姿を表します。
武田尾廃線ウォークの記事には絶対出てくるランドマーク的存在。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

ここまで来るまであまり人が写っていませんが、普通に何人かと通り過ぎたりはしています。
ですが、ピークはまだみたいですね。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

いい景色ですねぇ。
下には巨石がゴロゴロしており、とてもダイナミックな風景が広がっています。


9:31 横溝尾トンネル 到着

  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

そして橋を渡ったところに「横溝尾トンネル(149m)」があります。
ここまできたらもう半分ですよね。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

ここまで来ると人とすれ違うことも多くなってきました。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

枕木が積まれています。
一体何のために積んでいるんでしょう?


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

渓流ですねぇ。
落ちたら大変!
ここを過ぎると徐々に川も穏やかな感じになってきます。


9:54 北山第二トンネル 到着

  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

武田尾廃線ウォーク内で一番長い「北山第二トンネル(413m)」。
武田尾駅側からあるくとラスト二本で登場するので、待ってました!という感じなのですが、生瀬駅側から歩くと2本目なのでそのへんの事も考えるとやっぱ武田尾駅方面から歩いたほうが楽しい気はします。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

ここまで来ると前からバンバン人がやってきます。
ですのでコレ以降の写真はあまり撮っていません。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

こんな感じでいくつもの集団とすれ違うことを繰り返します。


10:09 北山第一トンネル 到着

  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

そして武田尾駅側からのコース最後のトンネル「北山第一トンネル(318m)」です。
これを抜けるともうゴールですね。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

ふと振り返ってみる。
時刻は10時過ぎ。
ここまで1時間半ですか。

このあと駅まで向かうのでやはり2時間ちょい見てるといい感じですね。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

10時を過ぎると人の数が目立ちますね。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

今から歩き始めるとちょうどあの広場とかで11時過ぎとか12時過ぎになるのでしょうか。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

皆さん今から頑張ってください。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

さてこの後ですが、このまま前に進めば国道176号に出てそのまま下っていけば生瀬駅に向かえるわけです。

ですが、この辺の方ならよく知ってると思いますがこの国道176号は車がビュンビュン通るんですよ。
トラックとかも多いし。

ですが、歩道は片側のみでこれから廃線ウォークに向かい人がたくさん向かってくるわけです。
結構危ない。

ですので、私からのアドバイスですが上の写真の右の坂道が見えるでしょうか?
人が一人出てきている道です。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

この道を上っていけば西宮名塩駅に行けます。
こちらの道は車の通りも少なく安全です。


  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

大阪方面から来る方はひと駅分遠回りになりますが、安全をとるならこっちルートの方がおすすめですね。


10:39 西宮名塩駅 到着

  Leica M -P+ Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

西宮名塩駅に到着しました!
8時33分に武田尾駅に到着しましたから、約2時間ってとこでしたね。
写真撮りながらこの時間ならちょうどいい散歩でしょう。

GWの予定はこれにて終了。
あとはゆっくり休む予定です。

ですが5月は始まったばかり。
次はどこに行こうかなぁ。

ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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