え!!こんなところに着物が?!
さて、前回心斎橋大丸ですっかり着物にハマってしまった私は「16,500円かぁ。でもサイズが合わないしなぁ。仕立て直しっていくらかかるんだろ・・・。」とかモヤモヤ考える日々を過ごしていました。
そんなとき連れから電話が・・・。
「着物がすごく安く並んでるよ!!」と。
え?どこの!?その場所を聞いたときたまげました。
そこは・・・。
オフハウスで着物を買おう!
そうその場所はオフハウス。
ハードオフやホビーオフなどとよく併設されており、着物などの衣類はオフハウスになるみたいですね。
最初はそんなところで着物なんてあるの?と思っていたのですが。
紳士用の着物もこの通り!
しかもしつけ糸がまだ残っている着物もいくつもあるじゃないですか!
ふーむ、一体どうしてこの着物はここに並んでおるのじゃろ?
おそらく着物をよく着る人が「お!この生地いいねぇ。一つ仕立ててくれないか。」と呉服屋で着物を買って。
そのまま着る機会もなくお亡くなりになって、タンスの中身すべて遺族が引き払ったと。
そんな感じですかねぇ?
女性用着物もこの値段。
安すぎでしょ?!って思いました。
ポリエステルなど化学繊維のプリント着物ならこの値段も分かるんですが・・・。
これちゃんと模様一つ一つが微妙に違うんですよね・・・。
おそらく友禅、いわゆる手で一つ一つ布に染色していく高級着物では!?と。
まぁ、銘柄のタグとはかはないため、買い手としては1枚いくらみたいな形でしか買い取らないし、売られないんでしょうね。
心斎橋大丸で聞いた大島紬のタグが残っている着物は5,500円で出てました!
まぁ、その値段でも大丸で買うより全然安い!!
さっそく紳士用着物全てに袖を通してみましたが・・・。
うーむ、サイズが合うのがなかなかないなぁ。
まぁ、こればかりは仕方ない。
ただ、そんな中でも気になる着物がありましたよ!
ジャジャーン!!
買っちゃいました!!
お値段2,750円なり。
うん安い!!
羽織セットのアンサンブルです。
なんでも着物と同じ生地で作った羽織がセットのものをアンサンブルと言うみたいですね。
ようはスーツのセットアップですな。
こいつはサイズがドンピシャでした。
ただ、裄丈は少々短めでしたが・・・。
心斎橋大丸で見た着物も着丈は長いのに裄丈は短めのものが多かったです。
これは昔の人は腕が短かった・・・というわけではなく、少し昔は着物を着る人は仕事がら着ている事が多く、そうした人は作業がしやすいように裄丈を短めに仕立ててもらったそうな。
なるほど実用性重視なんですな!
まだ、長襦袢もないし、帯もないし、雪駄や草履もありませんが、これから揃えていくのが楽しみです!!
今はこいつをシャツの上に羽織ったりしてムフムフしております。
ただ、長らくタンスに収められてたせいか防虫剤独特の匂いがすごいです。
うん、この着物おばあちゃん家の匂いがする(笑)
陰干ししとけばマシになるかしら?
本当にひどければニオイ消しにクリーニングに出すことも考えますが、それも高いですし・・・。
とりあえず、しまい込まずガンガン使って行こうと思います。
ではでは。
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