みなさんは着物に興味ありますか?
みなさんは着物を着たことありますか?
私は少し前から着物を着てみようかと思っては、踏ん切りがつかずそのまま思うだけの日々が続いておりました。女性の方は成人式や大学の卒業式なんかで振り袖を着たかたもいるかもしれませんが、私は人生で一度たりとも着物を着たことはありません。
でも、ビシッと決めた着物はとてもかっこいいのです。
そもそも私はラフな格好より多少堅苦しい格好のほうが好きなんですよね。
ジャージにスウェットよりジャケパンスタイルのほうが好きですし、毎日スーツでも全然平気なタイプです。
ただ、着物を買うには呉服屋に行かなければいけません。
呉服屋・・・もう未知の世界です。
まぁ、想像ですけどね(笑)
とはいえ、呉服屋で反物から着物をオーダーしたら一体いくらかかるやら・・・。
そりゃもう私の給料なんて軽く吹っ飛び、ボーナス足してなんとかなるか?くらいでしょう。
そうして買った着物なんて一体人生のうちに何度着れるやら・・・。
うーん、自分の貧乏精神が憎い!!
うおー!!これはまごうことなきゴフクヤサン・・・。
なーんてことを考えると一向に着物を買いに行こうというところまでは行かないんですよね。
心斎橋大丸の呉服屋を訪れる!?
そんな私に転機が訪れたのは、今月頭に連れと心斎橋を訪れたときのこと。
そのときの目的は連れの洋服と靴を見に行ったのですが。
どうせここまで来たのなら呉服屋も寄ってく?みたいな話になってなんと心斎橋大丸にある「きものリユース ながもちや 蘇匠」に行ってみることになったのです。
棚にキレイに着物が並べられております。
恐る恐る入って中を見回してみることに。
ふむふむ、これは一着5万円かぁ・・・。
・・・?!
うん?値札を読み間違えたかな?
いやいや、たしかに0は4つです。
え?そんなもんなの?!
このお店は名前の通り、リユース品つまりは古着を扱っているわけですが、新品ならウン十万しそうな着物もかなりお値打ちな価格で売られています。
そして連れが「この人に合いそうな男性用の着物はありますか?」と言うと、店員さんが「男性向けは少ないのですが・・・。」と言いながら、在庫をあれこれ広げて確認してくれます。
ちなみに店員さん曰く、このお店の商品は所有者から預かって置いているそうな。
ふむ、中古カメラ屋の販売委託みたいなものなんですね。
というか、預かり品ならそんな広げて逐一見てくれなくても~!!!
「どれもお客さんのサイズより少し大きいですねぇ・・・。でもせっかくですし合わせて見ますか?」なんて言われるもんだから。
もうね、いいなー着物。
ちなみに置いてあった男性物は全部大島紬でお値段は16,500円~22,000円ほど。
物によってはまだしつけ糸が取られたない新古品もありました。
「これなんて普通に買うと50万円くらいですかねぇ?」なんて言われながら深い青の着物を羽織ります。
滑らかな肌さわり、フワッと軽い着心地。
これが着物かぁ・・・と思いつつも預かり品+元々超お高いとあって緊張の極みで羽織っております。
ぶっちゃけ汗だくです。
ここの店員さんはほんといい人で色々教えてもらいました。
また、ちょくちょく品も仕入れますので寄ってくださいとも言ってくれました。
また、梅田の大丸にもお店があるのでそちらも覗いてみては?と言われたので。
連れの服買いを早々に切り上げ、梅田に向かったのですが・・・。
これはまぁ失敗でした。
端的に言うと、これまでのイメージ通りの呉服屋でした(笑)
連れと一緒に見て回ろうとしても店員さんは誰も寄ってこない。
「男性物はありますか?」と聞くと「うちにはないんでオーダーになりますね」とそっけなく返されます。
仕方ないので女性物の着物をチラッと見て帰るかと思うと年配の女性店員に「ここの着物は全部預かり品ですからねぇ」とチクリと言われる始末。
ははは、そうそうこれこれ。
こういうのよ、呉服屋って。
ちなみに常連さんが来店してからはこちらは全くの空気です。
それにその常連さんにも結構な高圧的な態度で接してる姿を見ると、もしや心斎橋大丸の店員さんは呉服業界ではかなり特異な方だったのでは?と思ってしまうのでした。
最初に梅田大丸のお店に言ってたらもう着物なんて知るか!!となってたかもしれませんが、心斎橋大丸の店員さんのお陰でかなり着物を買うことに前向きになりました。
まぁ、梅田大丸では買わねーけど!!!
というわけで、人生始めての呉服店はあまりいい締めにはなりませんでしたが、ここで買いたいな!ってお店は見つけることができました。
また、心斎橋を訪れる機会に寄ってみようと思います。
ちょうどいいサイズがあれば一着くらい買いたいですね。
ではでは。
0 件のコメント:
コメントを投稿