2026/07/08

2025年岡山旅行④ 広兼邸

 君は八つ墓村を見たことはあるか


皆さんは八つ墓村をご存知ですか?
横溝正史の小説で金田一耕助シリーズの中でも屈指の名作。何度も映像化されその数映画化3本、テレビドラマ化7本と金田一耕助シリーズでは「犬神家の一族」に次いで映像化されている作品です。

八つ墓村は岡山県 県北のとある村で起こる事件なんですけど、メインの舞台は田治見家という大きなお屋敷なんですよ。
その田治見家のロケ地となったのが、岡山県高梁市にある広兼邸なんですよ。



実は今年になって金田一耕助シリーズをAmazonプライムで見てまして。
犬神家の一族や八つ墓村などは作品名だけ知っていましたが、映像は一度も見たことないし、Amazonプライムでも見れるようになっていたので見てみたんですよ。

1977年と1996年の映画のロケ地がこの広兼邸みたいです。
最初映像で見たときは、すっごい田舎だなここ!!って感じでした。

八つ墓村のストーリーとしては、東京で働いていた主人公が実は岡山県の田治見家の跡取りと分かり、田治見家に戻るんですけどそこで様々な殺人事件が起こると。

主人公としては幼い頃に苦労するわ、家の都合で帰るのに「お前が戻れば祟りが起きる」と脅迫手紙を出されるわ、帰ったら帰ったで「八つ墓明神の祟りじゃ〜〜!!」と胡散臭い婆さんから絡まれるわ、散々だなと。

ただ、村の最寄りの駅に降り立ったとき、すげー田舎!!と感動しましたけど、あの駅もこの地域の備中神代駅という駅みたい。



映画で出てくる田治見家はそれはもうお城か?と見粉うばかりの立派な建物でしたが。
それが岡山県にあるならちょっと行ってみようかと今回の旅を思いついたんですよね。

ええ、実は今回の旅のメインは足立美術館ではなくここでした(笑


LEICA S(Typ007)と行く 〜岡山県の満奇洞〜
https://krdayji1988.blogspot.com/2022/08/leica-styp007_28.html
ゆうのひとりごと

高梁市は以前も観光に行ったことがあり、鍾乳洞の満奇洞(これも八つ墓村のロケ地です)やベンガラで有名な吹屋ふるさと村、備中松山城などブログで書いてるのでよかったらどうぞ。

こう考えると新見市や高梁市って結構見どころ多いですね。
ちなみにこの広兼邸も上で書いたベンガラで一財を築いたお家みたいですね。

江戸時代末期に建てられ、昭和40年代くらいまでは広兼家の子孫が住んでいたみたいですが、その後県に寄贈され、今は岡山県が管理しております。

市指定重要文化財となっていますが、個人的には国指定でも良い気はします。
この重厚感たまりません。



駐車場から邸宅まではかなり坂を上がります。
ちょっとしたハイキングですよ。

おお!映画で見た構図!!
ただ、映画ではここまで綺麗な舗装じゃなかったですし、坂に手すりもなかったですね。



振り返ると・・・。
ほんと山の中って感じ。

そりゃこんなとこで生活は大変だわ。



さぁ、中に入っていきましょう。
しかし、江戸時代末期の建築ってことはこの石積みとかも全部手作業だったんだろなぁ。

どれだけの年月かけて作ったんでしょうか?




お邪魔しますよ。



受付で入館料を払って中に入ります。
大人一人400円なり。



事前調べで知ってはいましたが、敷地内に入ると思ったより狭い。
いや、家のサイズとかはかなりデカいんですけど、映画ではお屋敷はこれの数倍の大きさに感じられるくらいの広大な敷地だったんですよ。



実はそれにもちゃんとカラクリがあって。
映画では外観はこの広兼邸を使っておりますが、屋敷内のロケは別の場所の武家屋敷を使ったりしているんですよ。

この家だとちょっと手狭に感じたんでしょうね。



蔵とかもあり、家の敷地としては2,581m2あるので決して小さくはないんですけど、崖と崖に挟まれた土地ってことで。

細く横に長いのもあるせいか数字よりは小さく見えます。



しかし、さっきから気になっているんですが。
家の保存状態があまりよろしくない・・・。



かなり貴重な家ですし、もうちょっとしっかり整備したらいいんじゃないの?と思うんですけど傷みや劣化が目立つんですよ。




やはり、家って実際に住まれてたり店として使われたり、利用されてるとキレイに保たれるんですけど、ただ空き家の状態でずっと管理されてると古ぼけてくるんだなぁって。



県もお金ないの分かるけど、どこかいたんで壊れてからじゃ遅いので。
壊れる前にしっかり整備して欲しいんだけどなぁ。



馬屋とかには元の住民のものか、結構色んなものが詰め込まれてたり。



崖の方には湧き水を貯める池なんかもあります。
生活用水はここから取ってたんでしょうね。

高台ですから井戸を掘るのも大変ですし。
湧き水ありきで家を建てる位置を決めたのかな?



建物周りはグルっと一周できます。



また、台所とか土足で入れる箇所は建物内も見学できます。



再びロケする機会なんかがあると、その前にガッツリ整備とかできるのかしら?


というわけで本日の旅行はこれにて終了。



金田一耕助が好きな方は八つ墓村ツアーとかで、新見市、高梁市をグルっと回っても面白いかもしれませんね。

そしてなんと最新情報が!!
ちなみに2026年にまた八つ墓村が映画化します。



まさか、本当にまた映画化しちゃうとはなぁ。
今度のロケ地でもここ使われるのかしら?とPV見てみたら・・・。






しっかり、広兼家が映っておりました!
でも、手すりがガッツリ映っている!!

バリアフリー化され住む人に優しい田治見家となっておりました。
あとネットでザッと前評判を見たところ、
・映像がキレイすぎる
・ホラー要素に振りすぎているのでは?
・舞台が令和は合わない
・あれは戦後の雰囲気が残る昭和の映像だったから作品に合ってた
などなど。

皆さん八つ墓村には思い入れが強いみたいで、新作とあっては結構手厳しい評価がありますね。

ちなみに私がAmazonプライムでみたのは1996年東宝版。
一番上の画像のやつですね。
今はもう有料になっているので、タイミングが良かったです。

個人的には結構楽しめましたが、八つ墓村の映画作品で一番人気がこちらなんですよね。



1977年松竹版。
TVCMなどで「祟りじゃ〜っ!」は流行語大賞になるほど流行って、八つ墓村と言えばこのフレーズを印象づけた作品。

それ以外にも作品中の大量殺人のシーンや落ち武者を殺害するシーンなどかなりスプラッタなシーンもしっかり描いていることから、上映中は多くの視聴者にトラウマを植え付けたという・・・。

見ての通り、金田一耕助が寅さんって言うのも面白いですよね。
全然そんな印象ないし、こちらもまだ有料なので見てませんが、機会があったら見てみたい。

今度の2026年八つ墓村はこの1977年を超えれるのか!!
映画がヒットしてみんなが広兼邸を見に来たら、もうちょっときれいに整備しとくかとかなるかもなんで映画には期待してます。

では、今回のブログはこのへんで。


2025年6月7日











ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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