それはほんとちょっとしたきっかけでした。
わたしの実家がつい先日までリフォームを行っていたのですが、現場に来ていた業者の方が何の話題からか知りませんが私の車の話になったそうです。
その中で、その業者さんの知り合いも中古車屋をしているという話になり面白い車があるから見に行くなら一声かけておくよ、という話になったそうで。
親はその旨の内容をLINEで私に送ったのですが、仕事中はマナーモードにしているためそんなことには全然気づかず。
仕事も終わり駅に向かっている途中で親から電話があり何かと思って出てみると・・・。
親『LINE見た?今来ている業者さんの知り合いで中古車屋をしてる人がいるらしいけど、いま在庫でランボルギーニがあるらしいから良かったら見に来ないかって!』
私『中古車屋?一体何を言って?』
親『だからLINEで送ったとおり、○○さん(業者の方)の知り合いで中古車屋を経営している人がいるけど今その人のところにランボルギーニがあるって!』
私『!?』
とまぁ、仕事も終わり今日の晩飯何にするかなぁと思って、駅に向かっていた私にとって寝耳に水な話が飛び込んできたわけです。
ランボルギーニ?それってあのランボルギーニ?
ダンボール製のダンボルギーニじゃねーよな?
とまぁ半信半疑でその時は対応しましたが、その週末に実家にリフォームの手伝いに向かい、そのときに業者の方から話を聞きそしてランボルギーニを見に行くことになりました。
ははは、前に1000万オーバーのジャガーF-Typeに試乗できたと思ったら、次はランボルギーニかぁ。
何度かディーラーの前でショーウインドウの向こうにある車を見たことはありますが、まさか目の前でまじまじ見れる日が来るとは…。
自分とは縁がないと思っていても、どこで縁が繋がるか分からんもんです。
というわけで、今回加古川に来たメインはこのランボルギーニを観に行くためだったんですよね。
ちなみにその店に行く前に、美味しいランチを食べたその下の高級ディーラーでもうその日はランボルギーニを1台見ておりました。
前はポルシェが飾ってあったんですが、私の車と同じ真っ黄色のスーパーカー!!
これはランボルギーニでも最高位モデルの「ムルシエラゴ」です。
ランボルギーニがアウディ傘下に入って最初に造られたランボルギーニで、6.2L V12エンジンを積んだその姿はまさにスーパーカーの中のスーパーカー!!
ドアもちゃんと上に跳ね上がります。
たまにランボルギーニのこのドアをガルウイングドアと呼ぶ人もいますが、正確に言うとこれはガルウイングドアではありません。
ガルウイング(gull wing)の「gull」とはカモメのこと。
つまりガルウイングとはカモメの翼のことを意味し、ドアを開いたときカモメが翼を広げた「M」マークみたいに見えるドアをガルウイングドアというのです。
有名所で言うとバック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンとかですよね。
ドアがドア上部にヒンジがあり、上にガバッと跳ね上がるドアをガルウイングドアと呼びます。
ちなみにランボルギーニみたいにドア前部を中心にガバッと跳ね上がるドアはシザーズドアとか呼ばれていますね。
まぁガルウイングドアって名前もカッコイイんで誤用も多いですが、実際にガルウイングドアを採用した車は割と少ない。
最近だとメルセデス・ベンツ SLS AMGとかありますね。
これももう生産終了しましたが・・・。
話は戻って、昼食を食べたあと約束の1時くらいに到着できるよう中古車屋を目指しました。
距離的には昼食をとった店とそこまで離れていなかったので良い時間につけました。
ただ、到着時には店の人がいなかったため、しばらく店の前で待っていると店主の方が返ってきて案内してくださいました。
そして・・・。
待望のランボルギーニ登場!!
後ろに黄色のも控えていますが、こちらは先程昼食を食べたとこで見かけたモデルではなくその1つ下のモデルである「ガヤルド」。
最上位車種の「ムルシエラゴ」の弟分みたいな車で”ベビー・ランボルギーニ”なんて言われてますが、これでも幅は1.9mを越す巨体。
全高が1,165mmしかないのと相まってスーパーカーらしいワイドアンドローなフォルムを醸し出しています。
エンジンは車体真ん中にあるミッドシップレイアウト。
エンジンを見せるためにデフォルトでガラスパネルが上部に搭載されているのがランボルギーニらしいですよね。
兄貴分のムルシエラゴほどではないですが、これでも5.0L V10型エンジンで500馬力以上のスペックを持っています。
最終モデルでは570馬力までチューンナップされましたからね。
色んな意味で普通の車とはかけ離れた車です。
ちなみにこのモデルは世界180台限定モデルで日本には12台しか入ってないんだとか・・・。
確かに外観もブラックですが、ところどころつや消し塗装されていたりと普通の雰囲気ではないですし。
内装も革!革!革!って感じです。
そして今回はなんと!!
運転席に座らせてもらいました!!
流石に試乗とまではいきませんでしが、スーパーカーのスーパーカーたる所以の一端を垣間見れた気がします。
もうコクピットが低くて包まれてる感じが凄くてもう何が何だが・・・。
ステアリングのランボルギーニの牛マークがキラリと光ります。
一度でいいから公道で走らせてみたい好奇心がある反面、ちょっとでもこすったら月収以上の費用は確実に吹っ飛びそうな仕様にもはや一般人が手を出せるものじゃないなと感じたり。
なんというか至高の一時でした。
ちなみにランボルギーニのトランクはフロントのボンネットの中にあります。
エンジンが後ろにあるんだから当然といえば当然なのですが、それでも何も入らなさそうなスペースです。
ブラックのランボルギーニの後ろに控えてたのはより顔がいかつくなった後期モデルのランボルギーニ ガヤルド。
それにしても今日はイエローの車をよく見るなぁ・・・。
黄色の車は惹かれ合うのだろうか・・・。
とまぁランボルギーニに乗ったり、車話に花を咲かせたり本当に最高の時間でした。
ちなみにここの店主は20代でフェラーリを買って乗り回していたというくらい、大の車好きのお方。
そのころは給与全額車に使っていたそうですが、流石に私はそこまでの度胸はありません。
そこで気になって今は何に乗っているのか聞いたら、それとガレージの隅にある1台の黒い車を指差しました。
そちらがこのモデルメルセデス・ベンツのオープンカーの最上位機種であるSLモデル。
まぁ確かに高級車の部類ではありますが(1000万円オーバー)、フェラーリを乗り回してた人と考えると少々おとなしめなような。
と思っていると、そんなことは全然ありませんでした・・・。
聞くとそのモデルはただのメルセデス・ベンツ SLではなくメルセデス・ベンツAMGというハイパフォーマンスモデルだったのです。
AMGはメルセデス・ベンツのスポーツカスタムブランドみたいなもので、メルセデス・ベンツの車種をベースにカリッカリにチューンしたお高いモデルを出しています。
そしてこのメルセデス・ベンツ SL 63 AMGはノーマルモデルなら5L 300馬力くらいのエンジンが詰まれているのですが、AMGオリジナルの6.3L V8型エンジンを搭載し。馬力は500馬力オーバーと先程見たランボルギーニ ガヤルド並の馬力!!
さらにホイールも1本100万程度のものを履かせているんだとか・・・。
その車はエンジンをかけて音を聞かせてもらいましたが、もう始動した瞬間からガレージ内に爆音が轟きました・・・。
アイドリング状態でも近くで会話が難しいレベルの騒音!
そしてちょっと踏み込むとガレージの屋根が吹っ飛ぶんじゃないか?というくらいの爆音が当たりに響きます。
やはり、フェラーリを乗り回してた人はフェラーリに乗らなくなっても凄かった・・・。
最初その店を訪れたときに店の前に車を停めると周りから苦情が出るからと店から離れたところに車を止めさせられましたが、その原因の一端を見た気がします(笑
ちなみにメルセデス・ベンツ SL 63 AMGは新車なら約2000万円です、今はその車も600万円ほどで販売しています。
これをお得だと思ってしまう自分が怖い・・・。
普通に考えて600万円の車は買えんだろうと・・・。
とまぁ、そんな非日常な体験をたっぷりした1日でした。
いやー、帰るときに運転したマイカーロードスターがその日はなんだか普通すぎるくらい普通の車に感じました。
私もいつかあんな車を…というのは無理でもできれば一生好きな車を運転できる人生を歩みたいですねぇ。
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