- 氷上町 永谷山円通寺
- 青垣町 瑞厳山高源寺
- 山南町 岩屋山石龕寺
の3つを合わせて『丹波紅葉三山』と呼ばれているわけですが、そのうち高源寺と石龕寺には去年の紅葉の季節に行きましたが確かに真っ赤に色づいたもみじがキレイでした。
ただ別にもみじって秋の季節以外楽しめないわけではないんですよね。
京都の観光案内とかだと4月5月の季節は「青もみじ」観光ツアーとかで新緑のもみじが取り上げられているのですが、この丹波ではまだ青もみじまではピックアップされていません。
ですが、もみじの名所ならこの季節でも鮮やかに彩られた新緑のもみじが楽しめるはず!
そんな思いで今回は『丹波紅葉三山』をグルっと見て回ろうと思ったわけです。
まず向かったのは円通寺。
先程行った一の宮神社の駐車場の係の人にこの後丹波紅葉三山を巡るつもりなんですよと話題を振ったら、「紅葉と言えばやっぱり円通寺が一番だねぇ」と行っていたので真っ先に来てみました。
まぁ、一の宮神社から一番近いこともあったんですけどね。
今回は今までと違った形式で写真を掲載していきたいと思うます。
これまでは複数のカメラを使って撮った写真も時系列順で掲載してきましたが、今回は各カメラごとの写真に分けて掲載していき、それぞれのカメラとレンズがどんな写りなのか見ていただけたらと思います。
今回使用したカメラは全部で4台。
- スマートフォン Huawei Mate9
- コンデジ Panasonic DMC-LX100
- 一眼レフ Nikon D700+TAMRON 15-30mm F2.8
- 一眼レフ Canon 1DMarkⅢ+85mm F1.2L
になります。
スマホから一眼レフまでそれぞれの写りをお楽しみください。
スマートフォン Huawei Mate9
まずはこの前に購入したスマートフォン「Huawei Mate9」。
こちらのスマホはライカレンズを採用した本格カメラ搭載の最新式スマートフォン。
撮影スタイルはビビットにし、後はオートで撮ってますが新緑の鮮やかな緑が上手く撮れてますね。
最近はスマホで十分という声もありますが、たしかに昔の携帯と比べたら写りはかなりよくなりました。
色味も鮮やかでいいですね。
この季節でも黄色く染まった葉がいいアクセントを出しています。
またこのカメラはプロモードを使用するとある程度カメラの設定を変えて撮影ができます。
カメラ任せじゃなく狙った雰囲気の写真が撮れるわけです。
しかし、はやりPCでの鑑賞になると荒が目立つんですよね。
特にこういった細かい葉が密集しているような写真だと1枚1枚葉が解像しておらず、ノッペリした絵になり勝ちになります。
まぁ、百聞は一見にしかず。
続いてはコンパクトデジカメでありながら、4/3型という大型素子を搭載したパナソニック製のデジカメDMC-LX100で撮った写真を見ていきましょう。
コンデジ Panasonic DMC-LX100
LX100は普通コンデジに使われる素子より大型の素子を積んだ本格コンデジです。
写りはオートだとパナらしく精細でクリアな写りになります。
上のスマホでは明暗をより明確にし高コントラストな写真でしたが、こちらはより自然な描写。
画像を圧縮してるので精細さはわかりにくいですが、スマホよりやはりこちらのほうがより精細な描写ですね。
色味も個人的には好みです。
パナのこのレンズの描写はどこか爽やかな感じがして撮ってて楽しいですね。
細かく設定して撮るならどのカメラでもある程度同じような写りにできますが、私の場合ホワイトバランスはオートで撮るためカメラ任せです。
このカメラはどんな環境でも気軽に撮れるのでいいですね。
ただちょっと普通のコンデジにしてはデカくて重いです。
ちょうどこの時期にカエデの花も咲いていました。
このように風景からマクロ撮影までこなせるのがコンデジのいいところ。
ただやはり画像を圧縮すると細かい描写が潰れてしまうので悲しいですね。
あまりスマホの写真と変わらないかな?
どうでしょうか?
ただコンデジは広角から望遠までこなせるのでスマホと同等の描写だとしても汎用性は高いですね。
標準域とマクロを撮るために私はいつもポケットにコンデジを忍ばしています。
あまりスマホの写真と変わらないかな?
どうでしょうか?
ただコンデジは広角から望遠までこなせるのでスマホと同等の描写だとしても汎用性は高いですね。
標準域とマクロを撮るために私はいつもポケットにコンデジを忍ばしています。
一眼レフ Nikon D700+TAMRON 15-30mm F2.8
そして一眼レフに行きましょう。
まずはNikon D700にTAMRONの超広角レンズ15-30mm F2.8を装備したもので。
超広角レンズは前にシグマの12-24mm F4.5-5.6を使用していましたが、そのレンズは露出もオートだとアンダー気味になったり周辺減光が酷く、開放近くで撮ると解像感も低いといったあまりよろしくないレンズでした。
超広角レンズならまぁそういった癖もしかたないんですけどね。
ですが、このTAMRONの15-30mm F2.8は本当にいいレンズです。
絞って撮れば周辺減光もそこまで気になりませんし何より、ピシッと露出が決まってくれるので気持ちがいい!
シャキッとした精細でクリアな描写が私は本当に大好きです。
このレンズを買ってからはもうD700ではこのレンズが定番ですね。
ただ、前に使っていて残念な出来だったシグマの12-24mmも最新版ではF4通しとなり値段も倍近く上がりましたが、描写もかなり改善されたようで結構気になっています。
TAMRONの15-30mmでは広角側がどうしても弱いですしね。
15mmと12mmではもう全然画角が違います。
広角レンズをそう何本も買うのはどうかと思いますが、12mmの世界というのはほんとオンリーワンなんでいつかは買いたいですね。
Canonなら11-24mm F4という化物レンズもありますが、値段も30万円オーバーと化物クラスなんでとてもじゃないですが、手が出ません。
しかし、シグマの12-24mm F4ならその半額の15万円程度で購入することができます。
そのうち新品でも10万ちょいになってくれるだろうし、そうなったら買いでしょうかね。
縦で撮っても広角レンズはパースが付いて面白い絵がとれますよね。
多少位場所でも暗所と明所が潰れず撮れるのはフルサイズの強みです。
この超広角の世界はスマホやコンデジでは決して覗けない風景なので、私が一眼レフにこだわるのはこういった一眼レフじゃないと使えないレンズを楽しむためというのも、理由の一つなのかもしれません。
一眼レフ Canon 1DMarkⅢ+85mm F1.2L
さて最後はCanonのフラグシップ機 1DMarkⅢにお気に入りのレンズ85mm F1.2Lで撮った写真でも。
この組み合わせは換算100mmオーバーの中望遠になるため使い所が難しいのですが、背景をこれでもかってボカシた写真が撮れるんで撮ってて楽しいですね。
スマホとかでもボケをデジタル処理した写真は撮れますが、やっぱ撮って出しとは全然違いますし。
重たくAFも遅く手ぶれ補正機能もないレンズで使い勝手はそこまでよくありませんが、なんせ85mmのレンズでF1.2を誇るのはこれくらいですからね。
ある意味オンリーワンな描写なんで多少の不便は目を瞑れます。
たまには他のレンズも使ってあげたいですが1DMarkⅢにはこのレンズをほぼ固定さして使ってますね。
さて円通寺の写真はこのへんで。
どうですか?機材の違いによる写りの差というものを楽しんでいただけたでしょうか?
続いては高源寺にて同じように各機材で撮った写真を掲載していきましょう。
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