それは蛇口を捻れば出てくる水って本当に大丈夫な水なの?っていう問題です。
今回はそんな水道の水の話。
私が今住んでいるマンションで浄水器を新たに導入した話をしていこうと思います。
浄水器は必要か?
そもそもの話なんですが、浄水器は本当に必要か?という話。
私は大学時代から一人暮らしをしていますが、そのときから集合住宅に住むんだからってことでポット型の浄水器を愛用していました。
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一昨年の秋に今のマンションに引っ越したときも、しばらくはこのポット型浄水器を使用していたのですが、中のフィルターの在庫もなくなりめんどくさいこともあったんでしばらく浄水器なしで生活していたんですよね。
およそ1年位かな。
別にその間なんともなかったし、料理するときだって沸騰させて使いますし、生水よりは沸かして紅茶とか珈琲をメインで飲んでいたんでそこまで浄水器を必要と思わなかったんです。
ただ、最近余裕が出てきたこと。
たまたま、今の家の蛇口タイプでは蛇口型浄水器が付けれることに気付いたこと。
そしてはやり4階以上の集合住宅の水道をそのまま使うのは安心できないかなというわけで今回改めて浄水器を導入することにしたわけです。
3階以上のマンションは危険?!
別に脅かすつもりでもないですが、皆さんは3階以上の建物にどのように上水道が給水されてるかご存知ですか?普通の戸建てなどは水道管から直で水道が給水されてるわけですが、高い建物になると直圧給水では上の階まで給水できなかったりするんです。
ですので、そういう場合はポンプで屋上の貯水槽まで一旦水を上げてそのあと各階に給水していくわけですね。
一旦上に上げちゃば後は重力に寄って水は上から下に落ちるので各階にちゃんと給水できるわけです。
何の因果か建物関係の仕事をすることになってこの水道の話も最近は色々聞きますが、三階建てくらいだと直圧給水も貯水槽も使えるんで返って設計めんどくさいと給水関係の人は言っていましたね。
賃貸を借りる時はこの辺も重要なポイントになってくると思いますが、問題はこの貯水槽なんですよ。
某ショッピングモールでこの貯水槽に人が落ちて死んでおり、そのまま水道に給水されていたなんて話もたまに聞きますが、この貯水槽がキチンと整備されているとはかぎらないんですよね。
いったい中でどうなっているのか住んでる人間からしたら、全く分からないわけです。
ただ、賃貸借りるとき貯水槽を逐一見せてくれなんて言えないし・・・。
そもそも水道管の方もピッカピカなんてこともないですが、できるなら安全でおいしい水を飲んで生活したいですよね。
なので、私は簡易式でもいいから浄水器は設置したほうが良いんじゃって思います。
ただ当然、そのまま飲んでも健康に明らかに害があるわけではないですよ。
もしそうなら保健所が飛んで来るでしょうし。
そういう意味では日本ってホント水に恵まれてるなと思います。
どのメーカーの浄水器が良いか
さて浄水器を取り付けることは決めましたが、なら実際どのメーカーのものを買えば良いのでしょうか?
蛇口直結型浄水器で有名なのは「三菱ケミカル」と「東レ」でしょう。
それぞれクリンスイとトレビーノという商品名で製品をだしています。
ちなみに今まで実家では「三菱ケミカル クリンスイ CSP601」というものを使用していました。
三菱ケミカル・クリンスイ 蛇口直結型 CSP601 | ||||
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レバーも操作しやすく、残りの使用できる水量も確認しやすかったです。
また、水の勢いが強すぎると浄化しきれないという問題が蛇口直結型浄水器にはあるんですが、水量が強すぎると強すぎると警告がでるのもこのクリンスイの特徴です。
では片方のメーカー、「東レ トレビーノ」はどうでしょうか?
東レ トレビーノカセッティ205MX MK205MX | ||||
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外観は悪くないですね。
タンクを後ろにしてスマートにした「三菱ケミカル クリンスイ」と比べ、本体を平べったくそしてタンクを横に立てた形の「東レ トレビーノ」。
外観については好みの問題でしょう。
ですが、この外観が2つの商品の特徴の大きな違いとなっているのです。
クリンスイはあくまでもボディに浄化用タンクを装着して使いますが、トレビーノは浄化用タンクに上水が出る口がついており、それごと交換できるんですよ。
水道の口って案外汚れやすく、浄水器も水はきれいなのに出て来る口が汚ければ意味がありません。
ただ、実家のクリンスイもやはり洗い物などで水が飛び、結構口が汚れてたんですよね。
またトレビーノは原水吐水口もワンタッチで外せて洗えるメンテナンス性もいいと思いした。
こういうところも使っていく上では結構重要なんです。
というわけで実家では三菱ケミカル クリンスイを使っていますが、せっかくなんで私は東レ トレビーノを選びそれぞれの使い勝手を見ていきたいと思います。
また、トレビーノも値段帯に寄っていろいろあります。
また、クリンスイのようにタンクが横付けできるコンパクトなスーパーシリーズもありあますが、個人的には上記の理由などからカートリッジをまるまる交換し浄水口を新しくできるカセッティシリーズがオススメ。
東レ トレビーノ カセッティ 305T
東レ トレビーノカセッティ305T MK305T | ||||
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お値段はAmazonで2,400円程度で交換目安用にダイヤルがセットされています。
浄水能力は最低限のJIS 7項目になります。
東レ トレビーノ カセッティ 307MX
305Tの上位モデルがこちら307MXです。外観がスマートになり、浄水能力も305Tの7項目から13項目までアップしています。
その分替えようタンクの値段も高いでしょうけどね。
吐水口カバーが簡単に取れるようになったりメンテナンス性も305Tより向上しています。
お値段はAmazonで3,500円程度です。
東レ トレビーノ カセッティ 204MX
液晶タイプの水量残量計がついて、より使い勝手が上がったモデルです。
浄水能力は307MXと同じ13項目。
カタログではトレビーノのスタンダードモデルとありますが、その通りなんでしょうね。
ただ、吐水口カバーの簡単メンテは公式HPにも書いてないのでこれは固定式かもしれません。
お値段はAmazonで4,600円程度です。
東レ トレビーノ カセッティ 205MX
トレビーノ カセッティシリーズの最上位モデルになります。
13項目の浄水能力に液晶での仕様残量確認。
そして外して洗えるカバー&キャップを備えています。
お値段はAmazonで5,200円ほどと204MXより600円高いだけなんで個人的には204MXを買うならこちらを買いますね。
東レ トレビーノ カセッティ 206MX
最後に時短浄水モデルの206MXです。機種としては205MXが最上位機種なんですが、それでは浄化スピードが遅いという方向けに205MXに特別なタンクを装着して従来よりも早く浄化出来るようにしたタイプ。
これ205MXにタンクを変えればいいんじゃ?とか思ったら駄目なんでしょうか?
お値段はAmazonで5,800円と205MXより更に600円ほど高くなっています。
維持コストは?
最後に皆さんが一番気になる維持コストについて。浄水器って買ったらそのままハイ終わりでなく、カートリッジを交換しないと性能が維持できません。
しかしそのカートリッジが高ければ、いくら性能が良くても困りものですよね。
東レ カセッティシリーズの各カートリッジは、
7項目除去タイプで3個3,300円程度なので1本1,100円。
13項目除去タイプでは3本6,500円なので1本2,200円程度。
ですが、調べたら1本単体で2,042円であるのでこれ3本セットなんのお得感もないですね・・・。
皆さん買うときに気をつけて下さい。
ちなみに時短浄水タイプは複数セットはなくて1本3,500円くらいするので一番コスパ悪いですね。
さてさて肝心の維持費ですが、いずれのカートリッジも600Lなんで1日にどれだけの水を使うかに寄って違うんですよね。
私を例にしますと、一人暮らしで基本は自炊する場合このトレビーノを買ってから2週間で約60Lの浄水を使っていました。
それで計算すると一月で120L、600L使い切るのにおよそ5ヶ月かかりますので、1年でカートリッジ2本半というところでしょうか。
ザクッと年間消費量3本と考えても、
- 7項目タイプ 年間 3,300円
- 13項目タイプ 年間 6,200円
という感じ。
一般的な一人暮らしはこれを参考にしてくれればなと思います。
家族で住まれてる場合は流石にこの日ではないでしょうが、料理を多く来るご家庭でも3倍見積もったら大丈夫でしょう。
実家のクリンスイだって流石に1月に1本は消費してませんでしたしね。
というわけでこれからはこの東レ トレビーノ カセッティシリーズで浄水生活を楽しみたいと思います。
また、実機が届いたらレビューしますね。
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