NBは最も多種多様なロードスター
大きく分けて前期・後期、細かく分けると1〜4
まずはNBの各バージョンを簡単に表にまとめてみました。
NBは大きく分けて前期型、後期型の2種類あり、前期型はNB1と呼ばれます。
後期型もマイナーチェンジをするごとに差別化されており、NB2、NB3、NB4と呼ばれています。
ここで重要なのが、1.6Lモデルを買うならNB1〜NB4のどれを買ってもそう違いはないかと思います。
もちろん、後期型のほうがボディ剛性が向上され、重量も30kgほど増加していますので、全く差がないかと言われるとそうでもないですが。
しかし、1.8Lモデルは前期型と後期型でエンジン性能がガラッと変わります。
後期型は可変バルブ機構が備わり、最高出力が145馬力→160馬力にパワーアップ。
ただ、燃料もNB1はレギュラーガソリン仕様ですが、出力アップしたNB2以降はハイオクガソリン仕様となります。
どちらを買うかはその人の好みによりますが、私としては1.8Lの後期型を購入したいと思いましたね。
ハイパワーは正義です。
カラーはシリーズ最多の30色
続いて、ロードスターを買うときに重要なのがカラーです。
実はNBロードスターって国内仕様26色に海外限定4色の合計30色のバリエーションがあるんですよね。
そこで私が買うならこの色だ!ってのをいくつか紹介します。
サンバーストイエロー
やっぱり黄色!!
NBロードスターにも黄色があります。
NB2に設定されていたサンバーストイエローですね。
NAやRX-7、ファミリアSワゴンなどマツダのスポーティーな車の定番色です。
また、激レアな色にNB4のWEBチューン(インターネット注文専用)だけで選べる限定色にライトニングイエローというものがあります。
日本においては4台しか売れていない超激レア車ですね。
ガーネットレッドマイカ
深みのあるワインレッドの色味は太陽光の中で光と影のコントラストが最高に美しいんですよ。
内装のベージュもシックでいいですよね。
本来なら茶色いタンカラーがアイボリー風の内装とダークブラインのウッドパーツのコントラストが最高にカッコいいです。
実は私はNCを購入するとき、最初はこの色に近いカッパーレッドマイカの色を買おうと思っていました。
この深い赤みにブラウンのタンカラーのシート、幌の組み合わせがすごく落ち着いていて、いいなと思い探していたんですよね。
最終的には黄色になりましたが・・・。
グレースグリーンマイカ
元々、オープンカーは英国の文化であり、英国と言えばこのブリティッシュグリーンですからね。
特にこの色はVSというバージョン専用色として用意されており、VSはVスペシャルを表しています。
ならそのVって何かというとヴィンテージ。
NCにもVSはありましたが、全然ヴィンテージ感なかったので。
この雰囲気を楽しめるのはNA、NBだけですね。
ネットでNBを探そう
では、いよいよ車を探していきましょう。
私は中古車を探すときは基本的にカーセンサーとグーネットの双方で探すことにしています。
どちらも同じ車両が乗ってるだけじゃないの?と思う方もいるかもですが、意外とどちらかにしか掲載されていない車両があるんですよ。
ですので、会社に行き帰りの通勤時間を使って、毎日カーセンサーとグーネットで好みの1台が出てくるまで探します。
毎日探す理由は出物はすぐに対応しないと別の人に買われるからですね。
毎日毎日、「ロードスター」「NB」「修復歴なし」「MT」にチェックをいれ、走行距離の少ない順に並べて眺めていきます。
なぜ、走行距離の少ない順かというと、スポーツカーって概ね2種類の人間が乗っていまして。
1つは走りが大好きな走り屋。
彼らは走るのが目的なので車体もカスタムしまくり、走りまくりの車両。
これは一見してボディがキレイでも中身がかなりヤれてる可能性があるので、個人的には選びたくないです。
もう一つは年を取ってから憧れのスポーツカーが忘れられずに買った人。
彼らはあこがれの車なので大切に扱い、またお金もあるのでメンテナンスもシッカリ行っています。
年数だけ経っているけど走行距離が少ない車両はこのパターンが多いです。
車体もフルノーマルだと益々この可能性が高い。
ですが、全く乗らずに放置されていた車だと中身が劣化している可能性があります。
車は乗りすぎても乗らなさすぎてもダメなのが難しいところですね。
個人的には後者の車が狙い目だと思っています。
個人的にあれこれカスタムするのも好きじゃないですしね。
フルノーマルこそ最高です。
なんと超レアなライトニングイエローです。
全国で4台しか販売されておらず、現存が何台かは不明。
これを逃したらもう手には入らないだろうという車両。
しかも5MTじゃなく6MTです。
これは見に行くしかない!!ってことで実際に店まで見に行きました。
店のコメントではかなりの美品とありましたが、実際に見てみると・・・。
スレが多いですね。
車両後部にこすれた後がそのまま残っています。
また、サイドミラーにも酷いヒビが・・・。
ぶっちゃけサイドミラーなんて普通に走ってたら傷つく場所じゃないですし、相当荒い運転してたのかな?って感じです。
色は最高なんですけど、この車両はスルーですね。
場所が千葉ってことで流石にササッと行ける距離じゃない。
ですが、車体の状態が最高なんですよ。
走行距離1.3万キロはもはや奇跡。
ボディの状態も完璧。
白のホイールもカッコいいですよね。
ワンオーナーでフルオリジナル。
さらにハードトップまで付きます。
ハードトップはこれを買うだけで20万円以上しますからね。
車検込みで250万円を切っている、しかもよく分からない個人店ではなく大手のガリバーってところも悪くない。
下手な中古車屋だと何かあっても逃げられる可能性がありますが、流石にガリバーが金だけもらって倒産して逃げるなんてことはしないでしょうから。
正直、色が白なのと5MTっていうところはかなり自分の希望とは外れます。
ですが、極上の状態かつハードトップもついているってことで、今後20年間乗り続けるには最良の1台かなと思います。
この車両は本気で狙っていましたね。
ただ、遠方過ぎてすぐにすぐには行けないので、来年の春頃行けたら見に行くかってくらいに考えていました。
その間に売れたら縁がなかったということで。
これが黄色で6MTとかなら会社休んででも見に行っていたかもしれませんねぇ。
運命の1台と出会った
世間は師走、仕事納めのため最後の追い込みでバタバタしていたある日のこと。
とある1台のNBロードスターが目に飛び込んできました。
「VS」「フルオリジナル」「タイミングベルト交換済み」「外装・内装評価4以上」「修復歴なし」「走行距離4.7万km」。
しかも車検整備付きで188万円。
写真も多く掲載されています。
そのいくつかを紹介しましょう。
エクステリアはかなりの美品。
下手な車両は塗装が剥げていたり、凹みやスレがありますが、特に目立った傷などは見受けられません。
内装もかなりきれい。
この年代の車になると本革シートにヒビが入っていたり、よく擦れる箇所が白くなっていたりするんですが、そういったことも見受けられません。
また、ウッドパーツもキレイですね。
よく手が触れる箇所なので、ここも擦れていたりすることが多いのですが、新車当然のピッカピカな輝きを放っています。
そして驚いたのがエンジン周りと下回り。
これがサビ一つなくかなりきれい。
特にエンジンルームは掃除していないとホコリなどで結構な汚れが溜まっているはずなんですが。
これを所有していたオーナーはかなりキレイに維持していたんでしょうねぇ。
これ以上ないほど最高の状態ですよね。
また、価格も私の予算200万円以下に適合する。
グーネットの鑑定のお墨付きも保証としては悪くないです。
店の場所は広島。
そう、ロードスターの生まれ故郷です。
見た瞬間、これだ!!と思いました。
そして年明けすぐに駆け付けようと予定をたてていたのですが、日に日に年明けではもしかしたら売れちゃうのでは?という気持ちが強くなってきました。
こんな美品、そりゃ人気だろ!
もしかしたらもう何件も話が入っているんじゃ・・・。
そして仕事納めの12月26日。
朝から1本のメールを打ちます。
そう、明日に車両を見学できないかと店舗に直接連絡をしました。
2025年12月26日
あ