奥社は紅葉の名所らしいが・・・
さて、朝食をとって準備万端となった後に向かったのがここ「三方石観世音(三方石観音)」。
初めていく場所ですが、一体どんな場所なのでしょうか。
場所は先程の店、五右衛門から地道で40分ほどのところにあります。
名の通り三方五湖の近くにあるのですが、このお寺自体は麓から少し登ったところにあります。
登ってく途中から嫌な予感はしていたのですが、ここもまだそこまで紅葉していない?
駐車場の紅葉は半分くらい紅葉しており、この程度なら十分見れると思うのですが、肝心の奥社周辺はどうなのか。
こればかりは行ってみないと分かりません。
こちらのお寺の観音様はその名の通り、石の観音像なのですが、これは弘法大師が若狭に布教の際、三方五湖を一望できる雲谷山山麓の花崗岩に一夜で彫ろうとしたが、完成する前に一番鶏が鳴いた為、右手首が未完成のまま下山したため、片手がないそうなんです。
そのことより、「片手観音」とも呼ばれているそうで、手足の病にご利益があるとされ参拝客がたえないんだろうな。
ちなみにご本尊・聖観世音菩薩は33年に一度しか拝観できない秘仏なんだそうな。
普段中で祀られているのは別の像なわけなんですね。
ちなみにこれが境内にあるお手足堂というお堂なのですが、近寄ってよくよく見てみると・・・。
お堂の脇には高く積み上げられた手形、足型が!?
最初みたときは「ひっ?!」と声が出そうになりましが、なんでもこれはご祈願用の手形・足形なんだそうな。
見ての通り、様々な型がありますが、まず自分の体の悪い箇所の型をお借りする。
そしてそれを持ち帰り、悪いところが治ったらここに奉納するんだそうな。
本来はお金を払ってお守りや札を買ってそれを持って帰ると思いますが、悪いところが治るまでは無料で貸し出すっていうのがなんだか不思議な感じ。
そして治った人はちゃんとその型を持ってきて奉納してるんですよ。
素晴らしいシステムですね。
ちなみに参拝していたら、中の人に「焼き芋食べていくかい?」と焼き芋を貰っちゃいました。
流石に1本まるまるではありませんが、甘くて暖かくて美味しい。
色んな意味でほっこりする心温まるお寺です。
さて、その後奥社の近くまで車で赴き、あとは徒歩でとっとこ坂を登っていったのですが。
これどう見ても紅葉には早いよなぁ・・・。
周りの景色を見ながら、それでも奥はもしかしたら・・・という気持ちで登っていったのですが。
うん、見事!!
緑一色じゃないですか!!
これが奥社ですか。
うーん、色づいたらきれいな景色なんでしょうがちょっとガックシ・・・。
とりあえず、引き返し次の場所に向かうことにします。
ふむ、さて次は一体どんな感じでしょうねぇ。
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