松江でランチをした後はそこから車で八雲町に向かいました。
旧八雲村といい平成の大合併により松江市に合併された村です。
八雲町には有名な神社が幾つもありその一つが今回向かった「熊野大社」です。
皆さんは熊野大社と言えば熊野古道でも有名な和歌山県の熊野大社を思い浮かべるかもしれませんが、実は島根県のこちらのほうが元津宮と言われています。
島根県といえば出雲大社が最も有名ですが、その出雲大社と熊野大社がこの地域で最も格式の高い出雲国一宮となっております。
神社の前には川があり、そこには八雲橋が掛かっております。
地名も八雲ですが、これは素盞鳴尊が日本初の和歌とされる「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」という歌にも出てくる八雲なんでしょうねぇ。
この熊野大社にはその素盞鳴尊が祀られています。
祭神名としては「伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命」とありますがこれらは素盞鳴尊の別名であるとされてます。
境内には3つの社が立ち、それぞれ「素盞鳴尊」を祀る本殿とその妻「櫛名田比売命」を祀る稲田神社、素盞鳴尊の母親である「伊邪那美命」を祀る伊邪那美神社があります。
嫁姑とその旦那が一つの土地で暮らしているわけですねぇ。
ちょっと重苦しいこの神社の雰囲気はそれが原因なのかな(笑
階段を登ると門には大きな注連縄が。
出雲国って感じですよね。
狛犬たちはこのように四つん這いになっております。
こっちではよく見かけるスタイルですね。
ここを訪れた時はまだ雨も上がったおらずあいにくの天気。
カメラにとっては勘弁願いたい天気です。
こちらが拝殿です。
いやー立派ですね。
大社造りは前の拝殿の後ろに本殿があるわけですが知らない人はこれが本殿だと思っちゃいそうですね。
横に回ってみましょう。
これ、この拝殿から少し上がったところに建てられているのが本殿になります。
島根に来たらどの神社も横から見ることを怠らないようにしてくださいね。
雨は結構降ってます。
傘をさしながらの撮影ですが、あまりおすすめはできません。
こちらが稲田神社。
ちょっとこぢんまりとした佇まい。
逆側には伊邪那美神社。
こっちのほうがデカめですね。
あとはその横に荒神社や稲荷神社などもあります。
いやー熊野大神は今回来るのが初めてだったんですが結構立派な場所なのですね。
天気は生憎の雨となりましたが、それはそれで神社を撮影するシチュエーションとしては悪くないんですよね。
雰囲気がグッと引き締まるので。
ただカメラは濡れないように最新の注意が必要ですが・・・。
そんなわけで熊野大社でした。
松江駅からちょっと走ったところになりますが、松江に来たならぜひとも訪れておきたいスポットですね。
出雲大社もいいですが、八雲の神社も負けていません。
そんなわけで、今度は八雲で一番人気(?)のパワースポットにもなっています八重垣神社に行ってみようと思います。
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