2016/04/29
備中松山城を堪能した後は高梁市にある石州瓦とベンガラ漆喰壁の赤い町並みで有名な吹屋地区を尋ねました。
ベンガラとは漢字で弁柄と書き、赤色顔料・研磨剤のことです。
酸化第二鉄を主成分とし赤色の塗料として昔から作られてきました。
ここ高梁市吹屋地区は江戸時代中期頃より吹屋銅山を中心とする鉱山町へと発展しました。
幕末頃から明治時代にかけてはそこで産出される銅鉱と硫化鉄鉱石を使い、日本唯一のベンガラの巨大生産地として繁栄を極めたといいます。
その頃の名残である真っ赤なベンガラ漆喰壁とこれもまた真っ赤な瓦石州瓦を使用した家々が立ち並ぶ町並みは独特の風景を作り出しています。
今回はまず明治時代のベンガラ工場を再現したベンガラ館に行った後吹屋地区へと向かいました。
吹屋地区は入口付近に無料の駐車場もあり割りとアクセスはしやすいです。
時刻は午後4時をまわったころで傾きだした太陽の夕焼けと赤い町並みがマッチしています。
地区自体はそこまで大きなものではありません。
端から端まで歩いても10分もかからない程度でしょうか。
ちなみにこの地区には日本最古の木造小学校・吹屋小学校があるのですが残念ながら改修工事中で見ることはできませんでした。
ちなみにこの地区では無いですがこの近くには映画「八つ墓村」のロケで使用された広兼邸などもあり今回は時間がなかったので見に行きませんでしたが旧鉱山道など見どころは多そうです。
というわけでベンガラの町並みを堪能した後は宿泊先の新見市まで向かいました。
you may also like
登録:
コメントの投稿 (Atom)
Popular Posts
ブログ アーカイブ
-
▼
2016
(150)
-
▼
4月
(23)
- 岡山旅行3日目 食堂やまとのデミカツ丼
- 岡山旅行3日目 吉備津神社
- 岡山旅行3日目 鯉ヶ窪湿原のリュウキンカ
- 岡山旅行2日目 新見市タイムのカツカレー
- 岡山旅行2日目 赤い町並みベンガラの町 吹屋を訪ねて
- 岡山旅行2日目 備中松山城
- 松江旅行2日目 道の駅あらエッサ 中海の郷
- 松江旅行2日目 足立美術館
- 松江旅行1日目 山陰日本海 漁師小屋の海鮮丼
- 松江旅行1日目 澤井珈琲のアフタヌーンティー
- 松江旅行1日目 神魂神社
- 松江旅行 1日目 八重垣神社
- 松江旅行1日目 熊野大社
- 松江旅行1日目 ロンネフェルト ティーハウス松江のティーハウスランチ
- 三田市初本格インド料理 ~アティティ Atithi~
- 日本西南限のミズバショウ 養父市加保坂湿地
- 百笑茶屋 喜古里のヘレ卵とじ定食
- TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USDレビュー②
- TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USDレビュー①
- 大三元70-200mm F2.8を買い換えよう
- かたくりの花 丹波市かたくりの里
- 春の花 イチリンソウとニリンソウ
- 春ですね
-
▼
4月
(23)
0 件のコメント:
コメントを投稿