2016/04/29

松江旅行2日目 足立美術館


今日はGW1日目。
予定通り8時過ぎにはホテルをチェックアウトし島根県安来市を目指します。
この前行った時は3月の平日だったのでガラガラでしたが、今日は開館前から駐車場に車が目立ち、ツアーバスも何台か止まっていました。
足立美術館は横山大観を含む近代日本画を中心とした美術品と5万坪にも及ぶ日本庭園が有名です。
特にアメリカの日本庭園専門雑誌では初回からこれまで13年連続庭園日本一に選出されています。
入館料はちょっと高めの2300円ですが美術収蔵品以外、つまり日本庭園は撮影自由!
今回はそんな日本一の庭園の一部をお伝えしようと思います。


さて早速入ろうかと美術館の入り口に向かいますがその入り口の脇からもう日本一の庭園の空気がしてきます。
パット見でも各木々や苔や石が意味を持って並べられている事がわかります。
そしてそれがとても美しい。
連れがiPhoneで撮影していましたが「上手く撮れない!」と嘆いていました。
iPhoneなどの広角レンズは全体を写すには役立ちますがやはりこういう造られた風景を写すなら人の目の見え方に近い標準~中望遠レンズがいいでしょうね。
広角ではせっかくの庭園にパースが入って歪んだ風景になっちゃいますからね。

さてでは日本一つまりは世界一の日本庭園を見ていきましょう。


まず入り口から入ると廊下に沿ってガラス窓から広い庭園を見渡すことができます。


ここまでコンデジで撮っていましたがもう我慢できません。
早速持ってきたデジイチを構えパシャパシャ撮っていきます。
あまり人が居ないので気兼ねなく撮影ができますね。


どこを切り取っても絵になります。
この足立美術館は実業家の足立全康によって作られました。
足立全康は横山大観がとても好きでこの絵を買えるくらい成功してやるという気持ちで必死に商売をし、大観作品を集めました。
この美術館にある作品は総数130点。


また、この庭も全康が自ら全国を歩いて庭石や松の木などを探してきたんだとか。


また「庭園もまた一幅の絵画である」という全康の言葉を表す工夫がこの美術館にはあります。


それがこの絵画調の窓です。
ちょうど外の風景を四角いキャンパスで切り取ったように見せる足立美術館ならではの展示です。
最初訪れた方は気づかず普通に通りすぎてしまうこともありますが、足立美術館に行った際には窓があったらまず少し離れて見てみてください。


そこには1日とも同じ姿を見せない素晴らしい絵画が飾られています。


また日本庭園の他にも茶室などもありお金を払うとそこでお茶も楽しめるんだとか。
流石に茶室には行ったことないですねぇ。
こんなパット飛び込みで行けるとこではなさそうですし。


茶室の前までは一般でもいけるのでぜひ行ってください。
そこまでの道もまた乙なものです。


この美術館はいつの季節でも楽しめるのでしょうがきっと紅葉の季節も楽しいでしょうねぇ。


庭園日本一の下のプレートは来年もきっと張り替えられるんでしょうね。


たまに大きなカメラを構えたまま前から人がどかないと舌打ちなどする方を見かけます。
確かに一つの風景として撮るなら人が邪魔なことは分かりますが、わたし的にはその人すら風景の一部だと思うのですよ。
だからこの美術館に来て写真を楽しもうと言う方はもうちょっと肩から力を抜いて撮影してもらいたいものです。
あとは人が居ないだろう時間に行ったりするとか。


粘り強く待ってればちゃんとシャッターチャンスは来ますからね。


この季節は眩いばかりの緑が目に飛び込んできますね。


写真中央の滝もわざわざこの庭のために作ったものですよ。
凄いですよね。



雲ひとつない快晴だったらよかったのですが贅沢はいえませんよね。


雨が降ってないだけマシと思いましょう。



子どもも結構多かったですね。
しかも割りと楽しんでいる。
子どもの時は美術館とかあまり楽しめた思い出がないのですが、この庭の良さは子どもにも伝わるのでしょうか。


というわけで写真はこの辺で。
後は実際に行って楽しんでみてください。
写真を撮っていたら時間なんてあっという間に過ぎました。
前に行った時はまだカメラにも不慣れでこれだ!と思う絵が撮れませんでしたが今回は割りといいショットが撮れました。
ただロケーションが100%満足できたわけではありません。
また、今度いい天気の日にも是非訪れてみたい。
ただ、山陰地方はそれが一番難しいんですけどね。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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