2017/01/28

大和国の一の宮 大神神社(おおみわじんじゃ)


春日大社に初詣に行った後は桜井市三輪にある大神神社に行ってきました。
三輪山を神体として祀っており、祭神は大物主大神。
大物主大神は三輪明神とも呼ばれていますので、神社も三輪神社と呼ばれています。



ですが、正式には大神と書いて大神神社(おおみわじんじゃ)と読みます。
面白いですね。


大和国の一の宮でもあり、日本最古の神社とも言われています。
春日大社はスッと入れたのですがここは凄い人気ですねぇ。
上の大きな鳥居のそばの駐車場は空きが目立ってましたが、奥の駐車場は警備員が立って誘導してましたね。
車もズラッと並んでおり、歩ける人は大鳥居の側の駐車場に止めたほうがいいでしょうね。


参道をひたすら歩きようやく二の鳥居までやってきました。
ここからは雰囲気も一気に変わりいよいよ大神神社の境内に入っていく感じがします。


さあ鳥居をくぐり拝殿を目指しましょう。


ちなみに今回もすべての写真を新しく買ったCanon EF24-70mm F4IS USMを使用しています
暗い参道は開放F4で撮ってもシャッタースピードが遅くなります。
ですが、手ぶれ補正付きなので立ち止まりしっかり構えて撮ればブレは殆ど目立ちませんね。



この橋を渡り階段を上がると拝殿ですが、拝殿に行く前にまずはこの橋を渡って左手にあるお社に向かいましょう。


こちらは祓戸神社(はらえどじんじゃ)といい、心身を祓い清めてくださる祓戸の四神を祀る神社です。
大神神社に参拝に来たときにはまずこの祓戸神社で心身を清め拝殿に向かうようにしましょう。


そして階段を上がりきったところに立派な拝殿が構えています。


いいですねぇ、国重要文化財で寛文4年(1664年)に徳川家綱公により再建されたらしいです。
大神神社は三輪山をご神体とするため他の神社のようにご神体を祀る本殿はありません。
拝殿を通して三輪山を拝むわけですね。


拝殿には今年の干支である鳥が書かれた大きな絵が飾ってありました。


拝殿のある広場の大きな杉は巳の神杉と呼ばれ、大物主大神の化身とされる白蛇が住むと言われてます。
ですので、蛇の好物である卵やお酒がお供えされてるわけですね。
最初はナニコレ?と思いましたが、大物主大神が蛇神ということを知ったら納得でした。


拝殿でお参りを済ませた後は拝殿から少し東に行った先にある神宝社へ向かいました。
ここは熊野三山の神々を祀る神社になります。
小さな社ですが社まで続く参道がなんとなく厳かな雰囲気で結構好きです。


そしてその後は西の祈祷殿を通りすぎ、久延彦人神社へ向かいました。
この前来た時はこっちまで行かなかったので、ちょっとワクワクですね。


久延彦神社に祀られてる久延毘古命は、世の中の事をことごとく知っている知恵の神様として古事記に記されています。
ですので、受験生などに人気の神社ですね。


そして最後は狭井神社に向かいます。


狭井神社へ向かう大きな鳥居をくぐった後直ぐ左手の池の畔に建つのは市杵島姫神社。
覚えていますか?
宗像大社で祀られる三女神の一柱が市杵島姫です。
水の神なのでやはり水辺に祀られるんですね。


そして狭井神社になります。
本社の祭神の荒魂を祀る神社ですね。
力強い御神威から病気平癒・心身健康の神様として信仰されています。


また狭井神社の境内には三輪山への登拝口があります。
狭井神社で申し込み、お祓いをした後この注連縄をくぐり登拝することになります。
流石に今回は登拝まではしませんでしたが、これはこれで結構面白そうですね。

この他にも三輪山には檜原神社や率川神社などあるのですが、狭井神社から結構歩くので今回は諦めました。
靴も革靴で来ましたし・・・。
今度はトレッキングシューズを履いて準備万端で挑みたいですね。


そして来た道を戻り、祈祷殿の前を通り過ぎ、


拝殿まで戻ってから参道を下り、駐車場まで戻りました。
大神神社はこれまで全然意識したことのない神社でしたが、三輪山には多くの神社がありそのどれもが神秘的で魅力あふれる神社なんですよね。

何かすっかりハマりました。
今度は午前いっぱいかけてグルッと三輪山に散らばる神社を巡ってもいいかもしれませんね。

そして今回の奈良神社旅行はコレにて終了。
あとは奈良市まで戻り、妹に荷物を渡して今日の任務は完了です。
しかし、太陽はすっかり上がり正午も近い時間帯。
奈良市に行くまでにどっか美味しいお店で昼食が食べたいですね。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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