2017/01/16

新型スマホを見る Huawei Mate9 vs ZTE AXON7

梅田のキヤノンサービスセンターでEOS-1D  MarkⅢのセンサーをクリーニングをしてもらう話は前回しましたが、終了時間は預けた12時から4時間後の16時頃と言われかなり時間が余りました。
その間何をしていたかというと近くのヨドバシ梅田に向かいそこに並ぶスマホをじっくり吟味していたのです。

皆さんは2年に1度のイベントと聞いて何を思い浮かべます?
車を持っている人は車検とか思い浮かべると思いますが、私にとってはスマホの買い替えが2年に1度のイベントなのですよ。
ちょうど様々な割引が2年目で全部消え、それ以降は大変高額な維持費となりますからね・・・。
面倒くさいですが買い替えたほうが年間数万円の得になるのです。
ですから、今日は次に買い換えるスマホを捜すため、ヨドバシ梅田のスマホコーナーを物色してきました。


はじめに


何も考えず売り場を覗いてもいいのですが、私は基本的に現物を見る前に十分下調べをしてから行きます。
様々なスマホのスペックなど見て当初欲しいと思っていたのがASUSから出ているZenfone3 Deluxeでした。
台湾メーカーであるASUSのZenFoneシリーズは作りやデザインがよく、前から狙ってたのですが2016年に発売されたZenFone3シリーズはどれも魅力的な製品でした。
ミドルクラスのZenFone3は4万円台とそこそこお手軽な価格で性能もほどほど申し分ないスペックでした。
ボディの質感もいい。

そして本命のZenFone3 Deluxeは5.7インチの大画面有機ELディスプレイを搭載し、CPUもSnapdragon 821という現時点で最高レベルの性能を誇るものを搭載。
RAMも6GBと余裕があり、ROMは256GBという大容量!
まさにフルスペックスマホだったのですが・・・。
その値段がなんと96,000円!!
こりゃ買えんわと早々に諦めたのでした。

ちなみにZenFone3 Deluxeの5.5インチの廉価版は性能的にはZenFone3とそこまで変わらないという体たらく。
せめて、Snapdragon 820にメモリ6GBくらいは頑張ってほしかったです。

というわけで夏くらいから候補に上げていたZenFone3は早々に候補から外れたのでした。
そして何を選んだかというと、



ZTE AXON7


  • CPU :Snapdragon 820 CPU 2.15GHz クアッドコア
  • RAM: 4GB
  • ストレージ: 64GB
  • ディスプレイ : 5.5インチ 2560×1440(WQHD) AMOLED(有機EL)ディスプレイ
  • OS: Android 6.0
  • バッテリー : 3250mAh
  • カメラ: リア 2000万画素   / フロント 500万画素
  • SIMサイズ: Dual sim Dual Standby, nano SIM x2
  • microSD: 最大128GB (microSIMと排他利用)
  • USB : USB TYPE-C interface
  • WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n/ac 、Bluetooth4.2
  • サイズ/重量:  151.7x75x7.9mm / 175.0g
ZTEはあまり聞いたことのないメーカーでしたが、比較的新しい中国のメーカーらしいです。
中国のメーカーかぁ・・・と最初は躊躇しましたが、そのスペックは圧倒的。
ZenFone3 DeluxeのSnapdragon 821まではいきませんが、そのひとつ下のSnapdragon 820のCPUを搭載。
これはスマホの上位機種に搭載されているCPUで基本的には高価格帯のスマホに採用されていますが、このAXON7はSnapdragon 820を搭載しつつ希望小売価格が59,800円と6万円を切るコスパの良さ!!

メモリも4GBと必要十分です。
また、5.5インチでフルHD以上の2560×1440(WQHD)有機ELディスプレイを搭載しています。
これはこの価格帯のスマホではありえないくらいの大盤振る舞いで実際店頭で見てみてもその高精細さと有機ELの発色の良さには感嘆しました。

また、この機種はオーディオ方面にもかなり力をいれており、ステレオスピーカーはもちろん、最高水準のオーディオ専用チップを搭載し、高音質をうたっています。
最高品質のディスプレイに最高品質の音楽が楽しめるのに6万円以下という低価格。

もはやZenFone3 Deluxeのことなんてどっかに飛んでいってしまいました。
たデザインもダサいと言う評価もありましたが、個人的にはよくあるスマホデザインで平凡とは思ってもダサいとまでは思いませんでした。
また、ディスプレイの縁を極限まで削っているため、5.5インチのディスプレイを搭載しているのにサイズは他の5.2インチディスプレイを搭載しているスマホと同じくらいのサイズなんです。
すっごくコンパクト!!
これも惹かれたポイントですね。

ただ、ヨドバシ梅田で実機をみたらいいトコだけじゃなく悪いとこが目につきます。
一番気になったのが、ウリでもある高精細有機ELディスプレイ。
細かいし発色もいいと思うのですが、その色味がどうも赤っぽいんですよね。
ブラウザでGoogleを開いてみたりすると、その白いバックがとても赤っぽく感じます。
色彩調整を行おうにも、彩度と色温度の設定は3種類ずつしかなく細かく選べない。
彩度を「ナチュラル」、色温度を「標準」にしてみてもちょっといまいち。
売り場の照明の問題もあるかもしれないが、ディスプレイを傾けるとそれだけで色味が変わるんですね。

スマホを使うとき常にディスプレイを見ながら操作するので、個人的にはディスプレイの見え方はかなり重要視したいポイント。
なので、ちょっとでも気になるとそれだけで買うのを躊躇します。
ですので、このAXON7もベターではありますが、ベストにはなりませんでした。



Huawei Mate9


  • CPU :HUAWEI Kirin 960, オクタコア CPU (4 x 2.4 GHz A73+ 4 x 1.8 GHz A53) + i6 co-processor, Mali-G71 MP8
  • RAM: 4GB
  • ストレージ:64GB
  • ディスプレイ : 5.9 inch Full HD (1920 x 1080)
  • OS: Android 7.0
  • バッテリー : 4000mAh
  • カメラ: 1200万画素カラー+2000万画素モノクロデュアルレンズ /800万画素 フロント
  • SIMサイズ: Dual sim Dual Standby, nano SIM x2
  • microSD: 最大256GB
  • USB : USB Type-C interface
  • WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n/ac 、Bluetooth4.2
  • サイズ/重量:  156.9 x 78.9 x 7.9 mm / 190.0g
AXON7も思うところがあり、何がいい機種はないかスマホコーナーをさまよっていたところ目に飛び込んできたのがこのHuawei Mate9でした。
第一印象はデカイ!ただただデカイ!

なんせディスプレイサイズ5.9インチと約6インチ級のディスプレイを搭載していますからね。
そりゃこんだけでかけりゃ目に飛びこんでくるわ、と思いましたが実際手にとって見るとそこまで大きく感じないんですよね。


それもそのはずと言いましょうか、実はこのMate9は5.9インチのディスプレイを搭載しつつ、5.5インチディスプレイを搭載しているiPhone7 Plusとほとんど変わらないサイズなんですよ。
横幅は1mm太いですが、縦なんてiPhone7 Plusの方が大きいですからね。
5.5インチと5.9インチがほぼ同サイズ!?
これはちょっとした衝撃でしたよ。

普通6インチクラスのスマホはスマホと呼ばずファブレット(Phone+Tablet)と呼びます。
つまりタブレットクラスなんですよね、最近はスマホの大画面化も進んでファブレットという言葉は廃れてきましたが…。

ですが、タブレットは流石に持ち運びに難ありなイメージですが、iPhone7 Plusといえば皆さん普通に使ってるイメージなわけです。
職場の人も持っていますしね。
ですから、このMate9は5.9インチのディスプレイを搭載しているのにかかわらず普通に運用できるんじゃ?という期待が生まれすっごくワクワクしたんですよ。
だって、5.9インチですよ?
すっごく画面でかくて見やすいんです。

また、性能面もハイスペックと呼んでもいいくらい充実しています。
CPUのKirin 960はメジャーであるSnapdragonと比べると信頼性に欠けますが、ベンチマークを見るとスコア事態はSnapdragon 820よりも良い数値を記録しています。
ただ、GPUがショボいため3DバリバリのゲームなどするときはSnapdragon 820の方がいいみたいですね。
ゲームメインでスマホを運用するつもりはないのでそのへんは気になりませんが。
また、メモリも4GBと必要十分。

そしてAXON7がディスプレイと音質が売りだとしたら、このMate9の売りはカメラ!


同じくHuaweiから出てるP9の頃から気になっているライカ製のデュアルレンズカメラ。
カラー用とモノクロ用のカメラをそれぞれ搭載しており、色はカラーセンサーで、ディティールはモノクロセンサーで捉えることで解像感に優れた写真を撮ることができるんだとか。

スマホの高性能カメラでよくある宣伝文句で一眼レフ並の写真が撮れる!とか言いますが、一眼レフを常用してる身としてはんなことあるかい!と言いたくなるのですが、気になるのも事実。

P9の頃からこのライカ製デュラルレンズカメラを搭載していましたが、P9はディスプレイサイズが5.2インチなのであまり意識していませんでした。
しかし、このMate9なら撮った写真も大画面で楽しめますし、一眼レフで撮った写真とかを現地で確認するのもいいかもしれない。

といわけでかなりこのMate9に心惹かれてるわけですね。


実性能で取るならAXON7、大画面ディスプレイとカメラ性能で取るならMate9。
さてさて、どっちを選ぼうかしら。
2月に買い換えるときが楽しみです。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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