さて平泉寺白山神社を楽しんだあと昼食をとりにやってきたのが、こちらのお店「名水手打ちそば お清水(おしょうず)」です。
お清水というのは福井県大野市泉町にある湧水の名前で、越前大野城を中心とした城下町の中にあり、古くから人々に親しまれ生活水としても利用されてきた湧水です。
このお蕎麦屋さんはそのお清水のそばにあるお店で(蕎麦だけに)、お店の名前もそこからとっています。
店まではちょっと細い道に入っていくのですが、駐車場も5台分くらいあり、私が行った時はそこまで混んでいなかったです。
とりあえず店内に入ります。
私達を含め4組くらいいましたが、席は空いていたのですぐ座れました。
メニューを開いてすぐ目に飛び込んできたのが「九頭竜舞茸」。
なんでもこの店は大野市産の九頭竜舞茸を直送して貰ってるらしく、採れたて新鮮な舞茸の天ぷらなどが食べれるそうです。
御膳などのメニューはありますが、私は今回最初の見開きにあった「天空御膳 1,400円」を食べることにしました。
なんでもいま福井は「丼ツーリズム 福丼県」といった丼もので地域おこしをしているらしく、その一環として福井県産醤油だしを使用した「醤油カツ丼」なるものをプッシュしているそうな・・・。
なんか福井県に来てカツ丼ばかり食べてる気がしますが、ええい!これもなにかの縁なので醤油カツ丼いっちゃいます!!
メニューを注文し待つこと数分。
やっと頼んだものがやって来ました。
どーん!!
こちらが天空御膳。
ミニ醤油カツ丼、おろしそば、里芋の煮っころがし、舞茸の天ぷらがついております。
そういえば越前そばはおろしそばが基本なのかしら?
昨日もそばを食べた時はおろしだったなぁ。
そしてこちらがミニ醤油カツ丼。
こっちにもおろしが載っています。
醤油といっても普通の醤油じゃなく、福井っぽく甘辛に味付けされた特製だしです。
この特製醤油を使用し、カツと野菜(薬味でなく主役級)を盛ることで「醤油カツ丼(WSKO認定)」を名乗れるんだとか。
このカツ丼はもやしと大根おろしをガッツリ盛ることでそれをクリアしてるんですねぇ。
肩うは薄めのパリカツですね。
これが結構上手いんですよ。
強いて言えば卵とじカツ丼-卵+野菜みたいな?
まぁ甘辛い醤油だしにしたら卵とじのだしっぽくなるよね。
ただ野菜を主役級の盛り方をするってカツ丼では中々難しそうだ。
しかも醤油ベースだし。
結局大根おろしとかが多いんですかねぇ。
そしてこちらが舞茸の天ぷら。
もうちょっとがさっと盛ってくれても良かったのですが、九頭竜舞茸は結構高いんだろな。
だって香りが凄いんですよ。
噛んだ瞬間口の中に舞茸の香りが溢れ出します。
ぶっちゃけこれ食べてから、夕食を食べるくらいまでずっと口の中が舞茸臭しましたからね・・・。
ほんとすごい!
水が良いのか蕎麦も美味しかったです。
店主の人も気さくで面白い店でした。
越前大野に寄ったらぜひ食べに行ってみて下さいね。
そして食後は運動がてら店から徒歩1分くらいにあるお清水も見に行ってきました。
結局、湧水ですが昔は公共水道のような使われ方をしていた施設ですね。
現在でも共同洗場として利用されてるみたいですが、イトヨが住んでたってことは相当キレイな水なんですね。
ちょっと上流に行ったところのこの箇所から水が湧き出てきています。
掬って手にかけてみるととっても冷たい!
昔は町中の人がひっきりなしに利用してたのかもしれませんね。
ちょっと大通りから入ったところにあるとても静かで爽やかなスポットです。
さて腹ごしらえも済んだところで次の目的地へと参りますか。
時間は有限ですしね。
じゃんじゃん周って行きましょ。
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