2018/07/21

福井旅行 2日目 ~日本のメガネの全てがここに 鯖江メガネミュージアム&ボストンクラブショップ サバエ~

メガネの街 鯖江のメガネミュージアム


さて本日最後に訪れたのは福井県鯖江市です。
鯖江市と言えばメガネ!

そう鯖江はメガネフレームの国内生産シェア96%を誇り、もはや日本のメガネはMade in 鯖江と言っても過言ではないくらいのメガネ大国なのです。



そこでまず訪れたのが鯖江インターを降りてすぐにある「メガネミュージアム」です。



メガネミュージアムはその名の通り、メガネの博物館。
入場無料でメガネの歴史なんかを学べるとても面白い博物館です。



規模は小さいですが、昔のレンズも飾ってあったりして、眼鏡がどのように進化してきたかわかります。
あと有名人が使ってるモデルのメガネなんかも展示されていたり。




言ったのが夏休みだったからでしょうか。
地元の小学生が自由研究のためなのか、係員に色々質問してたのがたいへん微笑ましかったです。

ぜひとも自分の地元の産業をこれを機会に調べてほしいですね。
特に鯖江は悲しい過去(?)がありまして。

かつてはその技術は世界にも認められ世界中のブランドの下請け生産なんかもしていたんですよ。
ですが、とある市長がパンダ欲しさにメガネ技術を中国に渡してしまったんですね・・・。
それ以降は皆さんも御存知、超格安メガネメーカーが沢山進出してきました。
JINSとか眼鏡市場とか。

安いメガネフレームが世界中に輸出されるようになってからは、鯖江の眼鏡産業はガタ落ちになったといいます。
これまで有名ブランドの下請けもやっていたのにどんどん仕事がなくなっていく。
このままでは鯖江のメガネ産業は衰退してしまう・・・。

そう思った職人さんたちが立ち上がり、最近では大手ブランドの下請けでなく、自らブランドを立ち上げ販売していたりします。



博物館には他にメガネ=レンズってことで顕微鏡などの光学機器についても展示があります。



上の顕微鏡などの研究機器やカメラなどの光学機器は戦前はドイツが世界一の技術を持っていました。
今でも光学機器メーカーとしては第一線で活躍しているCarl Zeiss カールツァイスなどですね。

私はライカの方が好きですが、そのライカも最初はカールツァイスのレンズを模倣していましたので、その影響力は計り知れません。

ホントは私もメガネを作るとき、レンズメーカーまで指定できたらニコンとか選ぶんですが、残念ながら財布の都合と私がいつも贔屓にしてる店が仕入れているのがHOYAのレンズなのでそっち優先になってしまいますね。


ボストンクラブショップ サバエ


さて、メガネミュージアムにもメガネショップがあったのですが、私が大好きなブランドのメガネが全然ありませんでした。
そこで、せっかく鯖江に来たのだからぜひとも寄って行きたいメガネショップに行くことにしました。



それがこちら、「ボストンクラブショップ サバエ」です。
私が一番気に入っているメガネブランド「Japonism ジャポニズム」は㈱ボストンクラブのメガネブランドなのですが、こちらのメガネは少々お高いので普通の眼鏡屋じゃそこまで数置いてないんですよ。

直営ショップなら品揃えも豊富なんでしょうが、銀座と鯖江にしかないですからね。
これを機会によってみた次第です。



1Fは直営ショップ、2Fはちょっとしたジャポニズムミュージアムコーナーになっております。



ジャポニズムのメガネのデザインコンセプトや理念などが詳しく展示されております。



また、ジャポニズムはいくつかの商品郡に分かれているのですが、その中でもジャポニズムの最高峰シリーズである「ハイステージ」はジャポニズムが持つ全てを掲げて作り上げるまさに最高クラスのメガネです。

その開発秘話なんかも展示してあって結構面白かったです。



とりあえず、お土産としてメガネケースを購入していきました。
ちょうど良いのを探していたんですよ。
おまけとしてメガネの付箋とジャポニズム20週年ロゴ入りのメガネ拭きを頂いちゃいました。

店員のお兄さんも色々話してくれて面白かったです。


私のジャポニズムコレクション

ハイステージ JN-1002


さてここで私が持っているジャポニズムのメガネを少し紹介しましょうか。
実は私最近、新しいメガネを買いまして。

それが上にも話題に出したジャポニズムの最高峰シリーズ「ハイステージ」。
その「JN-1002」の限定モデルをなんとGETしちゃいました!

正直、ジャポニズム自体初めて手にとった時はなかなかいい眼鏡を作るブランドだなぁと思っていましたが、このJN-1002を見たときの衝撃と言ったら・・・。

まぁ、デザインは後々話すとしてこれの現物を始めてみたのが、行きつけのメガネショップだったのですが、流石に税込み約7万円はポンとでませんでした・・・。

でも欲しいなぁ、どうしようかなぁ・・・と迷ってるうちになんと早々と生産終了。
これは、なんとしてもゲットせねば!と色々ネットショップやオークションを探して、ようやく新古品を定価の半額くらいでゲットしたのでした。



普通の「JN-1002」も定価が64,000円(税別)なだけあってメガネの造りが凄いのですが、この20周年限定モデルは何もかもが半端ない!

私、こんな化粧箱に入ったメガネなんて見たことないですよ・・・。

しかも専用の削りだしのドライバーやオリジナルケースなんかも入っております。



オリジナルケースはオリジナルなだけあってほんとにこのメガネにジャストフィット!なんですが、私はいつもメガネ屋に自分の顔に完璧にフィッティングするよう頼んでるので、テンプルの形状とか結構グイグイ曲がっちゃうんです。

ですので、このケースに入らないんじゃ・・・と危惧していましたが、一応フィッティング後もこのケースには入れることは出来ました。



ただこのケースはプラ製で結構心もとないんですよ。
カバンの中に入れてたらバキッと割れちゃいそうで。

どうせならアルミ削り出しとかで作ってくれたら・・・流石にコスト的に無理か。
なので、今回ショップで新しいメガネケースを買ったんですよね。



で、このメガネなんですが。
何が凄いってそのデザインですよ。
見て下さい、このシャープなシルエット。



一見するとフルリム(全周フチあり)のようにみえて、実はオーバーフレームとアンダーフレームはいずれもレンズから離れてるんですよ!
レンズは中央のブリッジ部分で固定されており、上下のフレームとレンズの間には隙間があります。

「レンズはリム(フレーム)で覆うもの」という固定概念を捨てることで生み出された上下別々のパーツにより、一体型のフロントデザインでは出来ないより緻密な三次元形状を実現し、特別な立体感を構築することに成功しました。

だそうです。



ほんとそんなのあり!?っていうことを平気でやってくれるのがこのジャポニズムというメーカーです。



また、割と奇抜なデザインのように見えて、かけてみると全然変に見えないんですよ。
デザイン的に破綻してないからでしょうか。

もはやそれが当たり前のデザインに見えてしまうから怖いものです。
本当に考えつくされて作られているフレームです。



つる部分も金文字が掘られていたりして結構な造り。



鼻あても金属パーツで他のメガネと一線を画する造りですよね。
これはほんと大切に使っていきたい一品です。



そんなわけで私のジャポニズムメガネは現在2本。
ある意味初めて手に入れた「JN-525」が私のメガネ人生を変えたかもしれません。


メガネ購入! ~ JAPONISM JN-525  mat black ~
https://krdayji1988.blogspot.com/2014/02/japonism-jn-525-mat-black.html
ゆうのひとりごと





ここまで軽くしなやかで、そして頑丈なメガネは掛けたことがありませんでした。
本当に顔の一部じゃないの?ってくらいジャストフィットしてくれます。

一応、普段使いの1本とその他予備の2本。
これだけあれば十分なんですが、またまた何やらジャポニズムは面白い試みをしているみたいです。

http://jn-590.webflow.io/

ほんと見ていて飽きさせてくれませんね、このブランドは。
これからもファンであり続けていきたいです。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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