超望遠レンズ再び
今月の始め、新たな標準レンズの購入レビューを書いたわけですが、今度は超望遠レンズも新調しちゃいます!
今年の2月に長野に旅行に行くときに比較及びタムロンの100-400mmのライトバズーカのレビューはしたと思うのですが実はそのレンズはソニー α7R Ⅲを購入するときに購入資金に消えてしまってました。
今年の2月に長野に旅行に行くときに比較及びタムロンの100-400mmのライトバズーカのレビューはしたと思うのですが実はそのレンズはソニー α7R Ⅲを購入するときに購入資金に消えてしまってました。
TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035 )レビュー
http://krdayji1988.blogspot.com/2018/02/tamron-100-400mm-f45-63-di-vc-usd-model.html
ゆうのひとりごと
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ゆうのひとりごと
なので今回は気を取り直し、使わず部屋に飾ってた自転車なども売っぱらい本気で超望遠レンズを購入することにしました。
前回の標準レンズはタムロンの格安ズームでお茶を濁しましたが、今回は一味違いますよ。
本気も本気!キヤノンの白レンズです!!
キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを買う
キヤノン使いなら誰もが憧れる白レンズ
キヤノン使いなら誰しもが憧れるレンズ、それこそ真っ白に塗られたボディを持つレンズ、通称「白レンズ」です。
キヤノンのズームレンズで特に作りにこだわったLレンズ。
それらは昔から真っ白に塗られ白レンズと呼ばれてきました。
ある意味キヤノンのアイデンティティのようなレンズですね。
前回比べたタムロン・シグマのライトバズーカと比較してみましょう。
キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは2014年に発売とタムロン・シグマのライトバズーカよりは古いレンズです。
それでも旧型である EF100-400mm F4.5-5.6L ISが出てから16年後のリニューアルということで、あらゆる部分が強化されました。
タムロン・シグマのレンズと値段が倍以上違うレンズですが、性能もその分さがあります。
特に
・開放F値F/4.5-5.6(タムロン・シグマはF/4.5-6.3・F/5-6.3)
・最短撮影距離0.98m(タムロン・シグマは1.5m・1.6m)
・最大撮影倍率0.31倍(タムロン・シグマは2.7倍・2.6倍)
・防塵防滴仕様(タムロンは簡易、シグマはなし)
開放F値が低いのはありがたいですね。
特にテレ端でもF5.6だと1.4倍のテレコンを使用しても、開放F8で使用できますので最近のカメラだとAFが使えます。
また、個人的に一番の決め手になったのが「最短撮影距離」。
これが100-400mmの超望遠レンズで0.98mまで寄れるって凄くありません?
だって大三元の70-200mm F2.8などのレンズでも最短撮影距離は1.2mとかなんです。
70-300mmのズームレンズだって同じく最短撮影距離1.2mで最大撮影倍率0.21倍とかですからね。
このレンズは400mmという超望遠で撮影できるだけなく、1m未満の被写体であっても寄って大きく撮ることができる!
これはかなり汎用性が高いと言えます。
特にタムロン・シグマのライトバズーカは最短撮影距離が1.5mや1.6m。
これって結構下がらないとピントが合わないんですよ。
一度山で野草とかを撮ろうとしましたが、ここまで下がるの?ってくらい後ろにバックしました。
これがそれを意識しない距離で撮れるというだけでもこのレンズには価値があると思います。
まぁ、その分高くて大きくて重い!ですが・・・。
プロも使用する本気レンズ。
今回はその力を思う存分堪能してみたいと思います。
キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM開封
流石に結構おおきな箱ですねぇ。
まず箱を開けて登場したのがこちらのケース。
これはレンズを持ち運ぶようのケースなのですが、さすがプロ仕様のレンズ。
タムロンのライトバズーカは簡易な包装だけだったのですが、しっかり包装されていますねぇ。
ちなみに見にくいかもしれませんが、フードの内側も起毛の布が貼ってあります。
光をしっかりガードする本気仕様のフードですね。
また、PLフィルターなどを回すとき用に窓もついているのですが、こちらの窓はしっかりロックなどできないので、使っているうちにパカパカ開いてきたり。
これはちょっといただけないなぁ、何とかならなかったんですかね?
ボディ側面を見ていきましょう。
ピントリングもズームリングも回しやすいですね。
さすがお高いだけあります。
三脚座はリングごとでなく、下部分だけ外れる仕様となっています。
三脚座の上には穴が空いているんですが、これは三脚座をクルッと上に回したとき、レンズの焦点表記がこの穴からみえるようになっているんですよね。
こういうところの作りはさすが世界一のカメラメーカーキヤノンです。
今回は中古での購入でしたが、外観はほぼ美品と言って差し支えなさそう。
三脚座も傷など目立たずいい感じです。
ちなみに三脚座はこんな感じで外れます。
私は三脚を持ち出すことが少ないので、当面は三脚座を外した状態で使用するでしょうね。
スイッチは上から
・フォーカスリミット
・AF/MF切り替え
・手ぶれ補正ON/OFF
・手ぶれ補正モード
の4種になっています。
手ぶれ補正モードを切り替えられるとこあたりがプロ仕様っぽい!
また、私が感心した機構がこのズームリングトルク変更リング。
このリングを「SMOOTH」の方に回せばズームリングが緩くなり、「TIHGT」の方に回せば固くなります。
さっとズームリングを操作したいときは「SMOOTH」にしておき、またレンズが勝手に自重で動いてほしくないときは「TIGHT」にしとけばいいわけ。
普通はロックスイッチなどを付けて、レンズが自重で動かないよう各社対策をしてますが、トルク自体を操作するとはさすがです。
私は基本的に勝手に動いてほしくないんで「TIGHT」目にして使用しています。
レンズをズームするとこんな感じになります。
先端がグーッと伸びていく感じですね。
これにフードが加わればかなり長くなります。
1DXに装着したらこんな感じ。
流石にでかいレンズですが、ボディも負けずとデカくて重いのでバランス的にはちょうどいい感じです。
これだけで重さは約3kgになるわけですけどね…。
伸ばした状態だとこう。
これはさすがに目立つなあ。
街中じゃ絶対使えないな。
部屋の中で試し撮りもしてみましたが・・・。
速い!!
AFがまさに爆速!!
え?ここまで速くていいの?ってくらい速いです。
これは悪いですが、タムロンのライトバズーカは比べ物になりません。
ジムに乗って俺つえーしてたのに、ガンダムに乗り換えた気分。
え?何この反応!?とアムロもびっくりの速さ。
まさに「白い悪魔」ですよ、ええ。
ガンダムネタが分からない人に簡単に説明するとタムロンの方はススーっと動く感じなんですが、こいつはスッと動く感じ。
スパッスパッとピントが切り替わり気持ちいいですよ。
実際の描写については夏の旅行でじっくり試してこようと思います。
いやー高かったけどそれに見合う性能はあるかも!
外に持ち出すのが楽しみです。
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