思い出の名店を訪ねて…
カラコロ工房を見学したあと、丁度いい時間だったので駅前まで赴き、久しぶりに”旬門”までやってきました。
昔、松江にいた時はちょくちょくお邪魔していたのですが、あのときとは店の場所も雰囲気も変わったかなぁ。
昔は大橋川沿いに店を構えており、窓際の席なら大橋川とそこに架かるくにびき大橋を眺めながら優雅に食事ができたのですが・・・。
今も建物はそこにあるのですが、別の店が入っているようですね。
この旬門と言えば、以前に書いた出雲の”神門””の記事でも書きましたが、1000円ランチが有名です。
神門の店員曰く、旬門から料理監修を受けているようなので、そのクオリティも納得でしたが、本家本元の旬門はどんな感じのランチが出てくるか。
メニューは上記の通り、コレは期待できます。
なんせコレで1000円ですからね!!
店の中は前は川沿いが全部窓になっていたため、落ち着きと解放感がある店構えだったのですが、こちらは駅ビルの1階なのでどこかせせこましい感じ。
まぁ、隠れ家的と言えばそうなるかも。
1000円ランチはめちゃくちゃ人が並ぶので、開店が11時半でしたがその30分前から並んでいました。
まぁ、私以外客はいませんでしたが。
何かおかしいなぁと思いつつも、早めに店に通してもらい、お茶を飲みながら料理を待っていると・・・。
でん!
1000円ランチ!!
・・・1000円ランチ??
う、うーん。
あれ、おかしいな。
なんでこれ、え?
ぶっちゃけ席に料理が届いた時は混乱、そして混乱。
だって、これまでに食べてきた旬門のランチって・・・
これ!!
そしてこれ!!
なんです。
上の写真はまだ店が前の場所にあった頃のもので、2010年と2012年に撮ったものですかね。
実は上の写真の料理も全盛期の旬門ランチからしたらショボくなったほうなんです(笑
私が松江に来たての2008年くらいはもっとボリューミーでしたからね。
まぁ、当時は円高や燃料代高騰などで飲食店の価格が結構あがっていた時代だったので、その中で1000円でクオリティを出そうと頑張っていたとは思いますけどね。
ただ、多少料理はショボくなってもその心意気は変わらなかったんです。
ご飯は釜炊きですし、必ず行列即SOLD OUTになるため、料理は基本席にセットしてあり、その後ご飯と味噌汁を持ってくる感じ。
開店間際は慌ただしくも活気があり、それでいて店員さんの動きも洗練されており、とても利用していて気持ちのいい店だったんですけどねぇ。
それがなんか普通の店になっちゃったようです。
料理の品目はあれど器とかのセンスが前とは比べ物になりません。
料理に対する一手間が全然違います。
見てくれだけで見ても神門の方が頑張ってる。
ただ、前にも書きましたが元の旬門ならデザートは一緒に出しませんし、唐揚げも天ぷらなどの凝ったものを出してる気がします。
割と出来合いのものをきれいに並べましたって感じで、全盛期の旬門の1000円ランチと比べたら結構見劣りするのが分かると思います。
うーん、これはもう松江に来ても旬門には行かないだろうなぁ。
暑い真夏に汗を流しながら、ランチを食べに来たおばちゃんたちと一緒に必死で並んでたあの日はもう戻ってこないんですねぇ。
確かにこの1000円ランチなら並ぶ価値はないですね。
ですが!!松江にもまだまだ開拓してない美味しい店がたくさんあるでしょうし。
今度はそういった店を探して行こうっと。
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