さぁ、初詣に行こう
さていよいよ今年も始まりましたが、年始に行うことと言えば・・・
そう初詣です。
今回訪れたのはこちら、京都府南丹市にある”摩氣神社”です。
最初は京都まで行くのかと思いましたが、丹波篠山市のすぐ隣の市なんですぐそこって感じでした。
結構古くからある神社のようで、白河天皇も行幸されたという由緒ある神社なんだとか。
音だけ聞けば敗北の神社??と言った感じですけど。
祭神は大御饌津彦命 (おおみけつひこのみこと)。
水や食物を司る神様ですね。
境内にはその祭神由緒の井戸があります。
昔から利用されてきた井戸なんでしょう。
私達以外は一組くらいしか参拝客は居らず、入れ違いで帰ってしまったのでほぼ貸切状態。
こじんまりとした神社ですが、手入れが行き届いており大変趣のある神社です。
実際、境内は京都府文化財環境保全区域に指定されているらしく、京都の時代劇のロケ地として度々使用されているそうな。
この苔むした茅葺屋根の拝殿がまた趣があっていいですねぇ。
いつかは葺き替えないといけないんでしょうけど、この雰囲気は残したい。
狛犬はごくごく普通の狛犬です。
また、拝殿の裏側にはこれもまた珍しい茅葺屋根に覆われた本殿があります。
真ん中に本殿、その左右に東摂社、西摂社があります。
こういう造りは初めて見たなぁ。
場所によっては文化財指定の本殿が別の建物に覆われて保護されている神社などもありますが、やっぱこんな感じで維持管理されているほうが趣ありますよね!
ちなみに覆屋(おおいや:建物を保護するために建てられた簡易建築物)は茅葺ですが、本殿や摂社は杮葺となっております。
ちなみに柿(かき)葺きじゃないです、杮(こけら)葺きです。
てか柿(かき)と杮(こけら)って別漢字なんですね・・・。
”「杮(こけら)」という字は「柿(かき)」と同じに見えるが、「柿(かき)」は「木部五画(旁が「亠+巾」)」なのに対し、「杮(こけら)」は「木部四画(縦棒がつながる)」である。”
へーって感じ、感じだけに・・・。
てなわけで本殿を堪能したら裏側も見てみましょう。
本殿が建つ建物が石垣漆喰の塀に覆われているのもまたいいです。
たしかにコレはロケするのに映えるだろうなぁ。
てな感じのナイスな神社を見た後は、また別の神社に向かいました。
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