まずは前回車を売ったガリバーに
さて、欲しい車も決まったのでいよいよ車購入に向けて動いていこう。
今乗っている車を購入するとき、当時乗っていたロードスターを売ったガリバーにやってきた。
ここの店員さんは大変信頼できる方で、ロードスターも周辺の店の相場よりいい値段で買い取ってくれた。
電話で来店予約を行い、開店と同時にいってみたわけだが・・・。
あれ?予約をした店員さんが不在だ。
しかも急な出張と言っている・・・。
うーむ、怪しい。
最近ビッグモーター事件があったのため、中古車販売業界が大変な状態みたいだが、それ関係か?
決してドタキャンするような人ではなかったのだが・・・。
出てきた普段は受付をしてそうな女性店員が対応してくれることになり、車の状況を確認しに行ったが、その様子を不安げに眺める。
ビッグモーターみたいに傷つけて安く下取りしてくれるなよ?
車の査定が終わり、女性店員が何やら紙を持ってきた。
店員「すみません、査定が終わりました。」
私「ありがとうございます。」
店員「オークションを調べてきましたが、相場は170万円くらいですね。」
最近のオークション結果が書かれた紙を見せながら説明する。
私「170万円ですか・・・。でもこれ車種は同じですけど前期モデルでは?」
店員「え?」
私「前期モデルと後期モデルでは相場が20、30万円は変わってきますよ?」
私「この車の購入時もそれで迷いましたから。」
店員「うーん、確かにオークション結果の車の年式を見たら前期モデルかも。」
店員「ですが、後期モデルでも金額はそこまで変わらないと思いますよ。」
私「そうですか・・・。」
店員「当社としては170万円くらいしか買い取りはできませんね。」
私「わかりました、ありがとうございます。」
という結果だ。
オークションの相場を見せられ、買取金額を言われたのは初めてだ。
もちろん、買取業者からしたらオークションの相場は重要だ。
オークションに出品した場合、いくらで売れるかで黒字になるかが決まるのだから。
ただ、ガリバーは買取専門業者ではなく中古車販売もやっている。
わざわざオークションに出さなくても自社で販売したらいいだけだ。
つまり、参考にすべきはオークションの相場ではなく市場価格で、そこから諸経費や利益を引いた金額が買取価格となるはずである。
私がここに来るまでに調べた市場価格は250〜300万程度。
そこから利益の2割を引いても210〜250万円程度の買取価格になると思ったのだが、あてが外れてしまった。
少し気分が落ちながら、次の店へと向かうことにした。
プジョーで同クラスの車と比べてみる
連れはまだプジョーを運転したことがなく、せっかくだから様々な車に乗って最終的な候補を決めても良いのではとやってきた。
狙うは508・・・ではなく308。
最近モデルチェンジして顔つきが変わり、ネットでの評判もいいモデルである。
メルセデス・ベンツでいうとAクラスと同じクラスとなる。
使い勝手を考えたらこちらがいいかもしれない。
メルセデス・ベンツのCLAと比べこちらが勝っているポイントは維持費と燃費だ。
エンジンは同じディーゼルエンジンだが、1500ccという小排気量となり、自動車税が5000円ほどお得だ。
また、WLTCモード燃費は21.6km/Lとかなりの低燃費を実現している。
You Tubeには高速燃費が30.0km/Lを超えたなんてレビューもあるのだ。
そして実際に308 SWを試乗してみて、連れも大変気に入った。
ただ、曲がり角を曲がるだけでもワクワクさせてくれる車だ。
また、ウィンカー音がポクッポクッと乾いた音なのだが、それは木魚をイメージして作られているという。
その音も大変気に入ったようだった。
帰ってきてから中古で探している旨伝えた。
行ったディーラーには在庫はなかったが、探せば全国何処かにはあるだろう。
ただ、新車の生産が停止しており、中古も在庫がいつまであるかわからないと言われた。
また、いま新車を買ってもらえるなら値引きも努力します、とも言われた。
308SWは定価が470万円で308は430万円だが、SWなら値引きでほぼ同額にできるとのことで、33万円引かれている。
そして気になる下取り価格は180万円。
ガリバーより10万円高い。
そして支払額が約300万円だ。
流石に追い金300万円は無理!!
ここまで付き合ってくれたディーラーには悪いが、次に行くとしよう。
初めてのヤナセ その対応は?
続いてやってきたのは”ヤナセ”。
昔の高級車ディーラーの代名詞的な店だ。
ぶっちゃけ、メルセデスに乗ってる現在も行くのはハードルが高い。
接客については様々な噂があるが、実際どんな感じなのか。
・・・めっちゃ丁寧!!
すごく丁寧だった。
結構お高くとまってるんじゃないの?と思っていたが、いい意味で期待を裏切られた。
とりあえず、CLA200dの試乗を申し込む。
CLAは現在乗っている車と比べエンジンが静か。
今の車がうるさすぎるだけか・・・。
また、インテリアのクオリティは高まっている。
ただ、ステアリングは軽すぎるかな?
何にせよこれなら十分満足できる内容だ。
店に戻り見積もりをしてもらった。
幸いなことにヤナセにはCLAシューティングブレーク200d サンイエローの中古が1台だけあった。
車両本体価格が4,422,000円というのがまず完全に予算オーバーだ。
一応、下取りは185万円で見てくれたようだ。
プジョーでもそうだったので、やはりそのくらいが相場なのだろうか。
ただ追い金280万円も払う気になれない。
やはり、捕らぬ狸の皮算用だったのか。
あまり期待せず最後の店に向かうことにした。
輸入中古車専門店 O-RUSH(オーラッシュ)にて
最後に訪れたのが輸入中古車専門店 オーラッシュ。
関西圏で唯一CLAシューティングブレーク200d サンイエローを置いてある店だ。
行く直前になったが、店に電話し今から行くこと、CLAシューティングブレークが見たいことを伝えた。
先方は慌てたように見えたが、快く快諾してくれ向かうことにした。
店についてすぐ店員が飛んでくる。
そして店のガレージで洗車されている車が目に飛び込んでくる。
そう、CLAシューティングブレーク200d サンイエローだ。
なぜ洗車されているのか分からないが、私が見に来るからわざわざ洗車してくれた・・・わけではないだろう。
早速、商談にはいる。
年式は2020年式、走行距離は25,870キロ。
3年落ちでこの走行距離なら悪くない。
本体価格は319万円だった。
装備もヤナセの中古車と変わりないのに価格が100万円以上違うのはどういうことか。
ちなみに車検は切れているため、車検費用で13万円。
それに諸経費として9万円くらいかかるため、最低341万円はかかる。
予算は350万円程度でみていたので値段的には悪くない。
しかし、問題は下取りだが・・・。
車の査定が終わり、告げられた下取り価格は・・・230万円!!!
思わず「え?!」と声を上げそうになった。
これまでのディーラーでは180万円前後しか見積もりが出ておらず、良くて200万円くらいだろうと連れと話していたのに、まさか230万円という価格が提示されるとは!!
もうここからは本気で商談モードである。
とりあえず、相手は色々な付属品を提示してくる。
普段ならいらないと一蹴するのだが、この店が本体代で利益を出さずオプションやその後のメンテなどで利益を出すスタイルというのは話を聞いていくうちに察した。
つまり、付属品を一切付けずに購入すると店側にとって利益は出ない。
そういう無理はしたくない。
また、本体価格にしても十分安い。
聞けば在庫で半年以上置いており、もう仕入れ価格を下回るくらいで出しているらしい。
実際、これ以上売れずに残り続ければ赤字になるため、来週には九州の中古車屋に売却する話が出ていたため、最後のチェックと洗車を行っていたというのだ。
つまり、本体価格はこれが底値。
実際、全国で見ても一番安い価格だろう。
実際車両も見て色々話を聞く。
ボディはきれい、インテリアは少し傷がある箇所があるが問題ない。
少々粘って結局、オプションは初期メンテとコーティング、オイル交換プラン、ドアモールプロテクションフィルム、タイヤを付けてもらった。
タイヤもついているものは溝が少なくなっており、なんとかならないかと聞いたら4万円で4本交換してくれた。
金額は下がらないがおまけを付けてくれる約束を行い、追い金150万円で購入決定!!
当初は350万円の車を250万円の下取りで追い金100万円で購入できたらと思っていた。
ただ、それはかなり甘い見積もりだったと言えよう。
しかし、オプションフマシマシで定価なら700万円程度のCLAシューティングブレーク200d サンイエローが高級コーティングや新品タイヤを込みで150万円の追い金で手に入れることができた。
夕日に照らされたその車はどんな車よりも輝いてみてた。
本当に楽しみだ。
ちなみに私が売った赤いメルセデスAMG A45だが一週間程度で売れたらしい。
本当に偶然だが、たまたま訪れたお得意様が身内が同じ色の別のグレードに乗っており、お揃いで欲しいからと買っていったらしい。
担当の人もすぐに売れて喜んでいた。
外見と内装もきれいでとても気に入ってくれていたんだそうな。
自分が丁寧に乗っていた車を、次の人も気に入って使ってくれるのは嬉しいことだ。
これからはこの店にもご厄介になる。
これからはこの店にもご厄介になる。
今度は2年ではなくできるだけ長い付き合いが出来たらいいものだ。
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