Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 + Olympus 電子ビューファインダー VF-2
前回は新たに手に入れたLeica Mのレビューをしていったが、今回は実際に撮った写真を紹介していこうと思う。
私が試写するために向かった地は島根県松江市。
今日はここの宍道湖で水郷祭が開かれている。
普段は2日間に分けられる花火大会が、今年は今日1日に集約され1万発の水上花火を楽しむことができる。
観覧客の込み具合を考慮して、前の晩は早く寝てまだ日が昇る前、午前2時半ごろに家を出発し午前6時前には松江に着いたわけだ。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/750 F/8.0
日はもう上りもう青空が広がっている。
使用レンズはElmar 50mm F2.8になるが、50年以上前にM3と同時に発売されたこのレンズだが、さすがはLeicaレンズ。
発色も描写も申し分ない。
Leica Mはフィルムモードとしてビビット、スムース、モノクロの三種類を選べるが今回はすべてビビットで撮影してみた。
この高コントラストな写りはどこかリバーサルフィルムを思い起こさせる。
また、青の発色が凄くいい。
空のグラデーションや水路の水面の色味など一瞬でLeicaの写りの虜になってしまった。
最近のデジカメのレンズは電子制御になっており、写真情報のEXIFにもレンズの設定がしっかり書き込まれるが、LeicaのMマウントは電子接点などない。
ただ、最近のLeicaレンズにはマウントに6bitコードが書かれており、それを読み込むことでボディ側はどのレンズか判断している。
しかし、今回使用しているような古いレンズは当然6bitコードはない。
そんなレンズでもボディ側で用意されているレンズ設定から選択し、EXIFに反映させることはできる。
今回はボディ側でElmar 50mm F2.8を選択し設定したが、F値まで保存されているのには驚いた。
使用レンズはElmar 50mm F2.8になるが、50年以上前にM3と同時に発売されたこのレンズだが、さすがはLeicaレンズ。
発色も描写も申し分ない。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/750 F/8.0
Leica Mはフィルムモードとしてビビット、スムース、モノクロの三種類を選べるが今回はすべてビビットで撮影してみた。
この高コントラストな写りはどこかリバーサルフィルムを思い起こさせる。
また、青の発色が凄くいい。
空のグラデーションや水路の水面の色味など一瞬でLeicaの写りの虜になってしまった。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/500 F/8.0
最近のデジカメのレンズは電子制御になっており、写真情報のEXIFにもレンズの設定がしっかり書き込まれるが、LeicaのMマウントは電子接点などない。
ただ、最近のLeicaレンズにはマウントに6bitコードが書かれており、それを読み込むことでボディ側はどのレンズか判断している。
しかし、今回使用しているような古いレンズは当然6bitコードはない。
そんなレンズでもボディ側で用意されているレンズ設定から選択し、EXIFに反映させることはできる。
今回はボディ側でElmar 50mm F2.8を選択し設定したが、F値まで保存されているのには驚いた。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/500 F/11.0
Leica Mは2400万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載しているが、描写をよくするためローパスフィルタを排除している。
その効果あってか、描写もどこか精細で色味も深い。
他のカメラでビビット設定で撮影していると、日中明るい空を撮ると白が飽和して雲が真っ白になったりするが、このカメラは雲の明暗もしっかり描写できている。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/1000 F/16.0
古いレンズは往々にしてコーティングが弱く、逆光などに弱い印象がある。
しかし、このエルマーはフードもつけていないのに特に意識せず撮影ができるのは大したものだ。
逆光気味で撮影したらとても神秘的な絵が撮れた。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/500 F/8.0
今回の花火撮影場所はこのホテルすいてんかくの真ん前である。
偶然か必然か、実は大学時代に1度花火を撮りに来た時もこのすいてんかくの真ん前だった。
なんだか懐かしい気分になった。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/350 F/8.0
一畑電車の宍道湖温泉駅である。
乗ったことは無いが、自転車も乗せれるので大学のチャリ部御用達だったと聞く。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/250 F/11.0
そして県庁の通りを直進し松江城までやって来た。
ほんと空の青がキレイに発色するもんだ。
奥の葉っぱも1枚1枚解像されている。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/180 F/11.0
今日は雲ひとつない天気なんでどうしても露出補正をマイナスにかけてアンダー目に撮りたくなる。
補正0では石垣や白の漆喰部分が盛大に白飛びしてしまうからだ。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/1000 F/4.0
常用ISOが200なので日中ではあまり開放でレンズを使用できない。
このレンズは開放してもF2.8だからSSを最大まで上げたらなんとかなるだろうがF1.4やF0.95のレンズを使用する場合はNDフィルターは必須だろう。
Leica M(Typ240) + Elmar 50mm F2.8 ISO200 SS 1/750 F/8.0
さて城も堪能したし、あとはどこか涼しいところで休憩でもしたい・・・。
まだ午前10時前だが、先程からとめどなく滴る汗でもう脱水症状寸前である。
どこかクーラーの効いたところで時間を潰そうと、学生時代よく友達と夜中にフリードリンク片手に語り明かした大学近くのガストまで行くことにした。
そこまで歩くだけでも相当きつかったが、ガストについてたっぷりと水分補給+昼食を食べ、14時を回った辺りで引き上げ花火現場に向かうことに。
ただその前にすることが合ったのだが、それについては次回の花火写真と一緒に紹介しよう。
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