輪島の朝市、輪島塗と塩辛パン
前編では輪島塗について色々書きましたが、後編も引き続き輪島の朝市をお届けします。
前回は朝市通り出口付近の2店について紹介しましたが、今回は中程にある結構気に言った店舗の紹介から。
輪島キリモト本町店
ここ輪島キリモト本町店は他とはちょっと雰囲気が違う輪島塗漆器のお店です。
モダンな感じのお店には一風変わった現代的なオシャレな漆器が並びます。
インスタ映えしそうな食器がたくさん!
中には店員さんが一人おられ、何やらMacBookで作業していましたが、輪島塗のことを聞くと最初は片手間に話してくれましたが、色々話していると作業そっちのけで説明してくれました。
塗りも色々工程があるみたいで、それぞれの工程で専門の職人さんがいるそうな。
この工房では7人くらいの職人さんがいると聞きましたが、30~40代の比較的若めの職人さんたちの集団らしく、店作りや商品の展開も今風のオシャレなものが多いです。
比較的若い職人さんが多いのですが、この輪島キリモトは江戸時代後期から明治にかけて輪島漆塗製造販売を営んでいたそうです。
昭和のはじめに木を刳ることを得意とする「朴木地屋」を創業。
特殊漆器木地をはじめ、家具全般も手がけるようになったとか。
ホームペジもとってもオシャレです。
http://www.kirimoto.net/index.html
東京には店舗があるみたいですが、関西の阪急とかにも展開しないかしら。
上の写真にあるグレーのグラデーションのある平皿がとても気に入りました。
饅頭処つかもとのえがらまんじゅう
さて色々歩いた後は少しお腹が減りました。
食べ歩きできそうな店は少ないのですが、ここえがらまんじゅうは買ってすぐ食べれそう。
気になるので買ってみました。
店の中で座って食べれます。
練ったもち粉でこし餡を包み、クチナシの黄色で染めたもち米をまぶして蒸し上げたのがこのえがらまんじゅう。
なんでもその姿が栗のイガに似ていることから、なまって「えがら」となったみたいです。
もっちもちで甘くてとっても美味しかったです。
ニューフルカワのイカの塩辛ぱん
そして最後に朝市通りの入口付近に何やら気になる上りを見つけました!
イカの塩辛ぱん!?
あの塩辛が?パンに?
とっても気になる。
最初はスルーしようとしたのですが、お腹が減っていたこと、覗いてみたら160円と思ったよりリーズナブルだったこと(観光地なんで250円とか300円くらいと思いました)、ブログのネタになるという理由でひとつ買ってみました。
中にはイカの塩辛と蒸した芋が入っており、塩辛の塩っぱさとじゃがいもがとてもマッチング!
アンチョビとポテトのサラダとかなら普通に思えますし、この組み合わせおつまみとかにもいけるんじゃとか思っちゃいました。
ジャーマンポテトパンみたいなもんですね。
そんな腹ごしらえも済まして輪島の朝市はこれにて終了。
たくさんの輪島塗漆器が見れてとても楽しかったですね。
ポンッと気軽に買えませんが、たまに行って一つずつ集めていったりするのも楽しそうです。
そういえば知り合いの兄弟が結婚するみたいで、お土産に輪島塗の夫婦箸も買っていきました。
お箸は1000円くらいからあるのでとってもリーズナブルですね。
皆さんも行った際にはぜひどうぞ。
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