ソースカツ丼の原点!
さてやってきました福井県。
もうお腹はぺっこぺこ、早く昼食が食べたいもんです。
全国カツ丼分布
皆さんはカツ丼と言われたら一体どんなものを想像しますか?
私はやはり卵とじのこんなの想像するわけですよ。
関西人ですし。
しかし全国を見渡すと様々なカツ丼があるわけです。
そして今回行く福井は卵とじカツ丼と双璧をなすソースカツ丼がスタンダードで、しかもそのソースカツ丼発祥と言われる店があるというではありませんか!
これは見逃せませんねぇ、今回はその元祖ソースカツ丼と言えるものを食べに行きますか。
私のこれまでの福井県のイメージといえばソースカツ丼だったわけですが(全部某漫画画は悪い)、本場のソースカツ丼ってどんなもんなんでしょ?
私も学食くらいでしかソースカツ丼食べたことないですからね。
そういや長野県にいたときはとんかつ屋では卵とじのカツ丼が出てきましたが、ご当地のラーメン屋や定食屋のカツ丼はソースカツ丼でしたね。
アレとはまた違う感じなんでしょうな。
いや~楽しみだ。
というわけでやってきました、「ヨーロッパ軒 総本店」。
どうせいくなら暖簾分けした支店より本店ですよね。
ソースカツ丼起源説は各地であり、長野県駒ヶ根市と伊那市のように市長すら加わった骨肉の争いを繰り広げてるところもありますが、ここヨーロッパ軒は1907年から1912年にかけてドイツで料理を学んできた高畠増太郎が創業したお店であります。
その際、学んできたドイツのシュニッツェルにドイツのウスターソースを使用してご飯に乗せたものを1913年東京の料理発表会で発表し、それをソースカツ丼として売り出したそうな。
中々歴史のある料理ですね。
お店の駐車場はないので、近くのコインパーキングに車を止めます。
なんか40分100円くらい(よく覚えていませんが払った額は100円で済みました)なんで助かりました。
やっぱ頼むのは名物ソースカツ丼でしょう。
普通のカツ丼はカツが3枚乗っかているみたいです。
それをエビフライに変えたり、メンチカツに変えたりできるみたい。
三種盛りスペシャルカツ丼でも1,080円です。
また、セット(味噌汁+サラダ)は200円でできます。
ネットではパリ丼も旨いと書いてましたがなんのこっちゃ?と思ってましが、メンチカツを使った丼をパリ丼と言うんですね。
フランス風?ってことかしら?
ちなみに当初は早稲田大学近くで店を始めた高畠増太郎ですが、その後横須賀に移転し関東大震災で被災した際に、福井へ帰郷しそこからこの場所で改めてヨーロッパ軒を始めたみたいです。
このお店は創業が1924年なんで実に90年以上創業してるわけで、歴史を感じます。
さて、そうこうしてるうちにカツ丼セットが来ました。
エビの尻尾が飛び出してますが、私はカツ2枚+エビフライの丼にしました。
カツだけじゃなく別のものも楽しみたかったんで・・・。
おお!
これぞソースカツ丼。
キャベツも何も敷いてない、ただソースに付けたカツを載っけただけの料理です。
シンプルですねぇ。
ソースは当然オリジナルレシピですが、店で作ってるわけではなく今はメーカーに生産委託しているらしく、当初はブルドックソースでしたが今はイカリソースに委託してるみたいです。
まさかこんなところで地元のお店が出てくるとは!
関西以外ではあまり有名じゃないかもしれませんが、関西のご家庭はイカリソース率は結構高いはず。
最近は広島のオタフクソース勢に押されてきてるかもしれませんが、イカリソースは日本で初めて本格的なウスターソースを製造、販売した会社です。
創業当時から業務用ソースに力を入れており、地元や隣県の洋食屋やお好み焼き屋からの特製ソースの生産も請け負っていたそうで、老舗のソースカツ丼には老舗のソースなんですね。
そんな関西と北陸の共同料理はどんな味かと食べてみると・・・。
旨い!
ほのかに甘くてピリッとくるソースが薄めでしなやかなカツの衣に染み込んでとても美味しいです。
これまでのカツ丼といえば、サクッとした衣で覆われた厚めのカツをイメージしていましたが、厚めのロースカツだとどうしてもクドくなるんですよね。
脂身多くソースカツ丼なんかにすると口休めのキャベツとか欲しくなるわけです。
しかし、このカツならなるほど、何もなくてもご飯がすすむ。
カツとソースの絶妙なバランスですねぇ。
全然くどくなく飽きもしない。
エビフライはなんというか、個人的には外れかな。
同じくサクサク衣のプリッとしたエビフライをイメージしてたんですが、出てきたのは開かれしっとりとした衣に覆われた歯ごたえのあるエビフライ(?)でした。
これならカツかメンチカツにしといたほうが良かったかも。
ウンウン、やっぱ本場は美味しいですね。
これまでえ?ご飯の上にソースかけたカツだけ載せたカツ丼?と思ってたんですがいい意味で期待を裏切られました。
食べたあと店を出るとき、階段の途中で古い写真がありました。
建物は違いますが昔のヨーロッパ軒の写真です。
時代を感じさせますね。
これからのこの場所でずっと街の一部として有り続けてもらいたいものです。
また福井に来たら食べようかなぁ。
良い昼食になりました。
私はやはり卵とじのこんなの想像するわけですよ。
関西人ですし。
しかし全国を見渡すと様々なカツ丼があるわけです。
そして今回行く福井は卵とじカツ丼と双璧をなすソースカツ丼がスタンダードで、しかもそのソースカツ丼発祥と言われる店があるというではありませんか!
これは見逃せませんねぇ、今回はその元祖ソースカツ丼と言えるものを食べに行きますか。
私のこれまでの福井県のイメージといえばソースカツ丼だったわけですが(全部某漫画画は悪い)、本場のソースカツ丼ってどんなもんなんでしょ?
私も学食くらいでしかソースカツ丼食べたことないですからね。
そういや長野県にいたときはとんかつ屋では卵とじのカツ丼が出てきましたが、ご当地のラーメン屋や定食屋のカツ丼はソースカツ丼でしたね。
アレとはまた違う感じなんでしょうな。
いや~楽しみだ。
元祖ソースカツ丼 ヨーロッパ軒
というわけでやってきました、「ヨーロッパ軒 総本店」。
どうせいくなら暖簾分けした支店より本店ですよね。
ソースカツ丼起源説は各地であり、長野県駒ヶ根市と伊那市のように市長すら加わった骨肉の争いを繰り広げてるところもありますが、ここヨーロッパ軒は1907年から1912年にかけてドイツで料理を学んできた高畠増太郎が創業したお店であります。
その際、学んできたドイツのシュニッツェルにドイツのウスターソースを使用してご飯に乗せたものを1913年東京の料理発表会で発表し、それをソースカツ丼として売り出したそうな。
中々歴史のある料理ですね。
お店の駐車場はないので、近くのコインパーキングに車を止めます。
なんか40分100円くらい(よく覚えていませんが払った額は100円で済みました)なんで助かりました。
やっぱ頼むのは名物ソースカツ丼でしょう。
普通のカツ丼はカツが3枚乗っかているみたいです。
それをエビフライに変えたり、メンチカツに変えたりできるみたい。
三種盛りスペシャルカツ丼でも1,080円です。
また、セット(味噌汁+サラダ)は200円でできます。
ネットではパリ丼も旨いと書いてましたがなんのこっちゃ?と思ってましが、メンチカツを使った丼をパリ丼と言うんですね。
フランス風?ってことかしら?
ちなみに当初は早稲田大学近くで店を始めた高畠増太郎ですが、その後横須賀に移転し関東大震災で被災した際に、福井へ帰郷しそこからこの場所で改めてヨーロッパ軒を始めたみたいです。
このお店は創業が1924年なんで実に90年以上創業してるわけで、歴史を感じます。
さて、そうこうしてるうちにカツ丼セットが来ました。
エビの尻尾が飛び出してますが、私はカツ2枚+エビフライの丼にしました。
カツだけじゃなく別のものも楽しみたかったんで・・・。
おお!
これぞソースカツ丼。
キャベツも何も敷いてない、ただソースに付けたカツを載っけただけの料理です。
シンプルですねぇ。
ソースは当然オリジナルレシピですが、店で作ってるわけではなく今はメーカーに生産委託しているらしく、当初はブルドックソースでしたが今はイカリソースに委託してるみたいです。
まさかこんなところで地元のお店が出てくるとは!
関西以外ではあまり有名じゃないかもしれませんが、関西のご家庭はイカリソース率は結構高いはず。
最近は広島のオタフクソース勢に押されてきてるかもしれませんが、イカリソースは日本で初めて本格的なウスターソースを製造、販売した会社です。
創業当時から業務用ソースに力を入れており、地元や隣県の洋食屋やお好み焼き屋からの特製ソースの生産も請け負っていたそうで、老舗のソースカツ丼には老舗のソースなんですね。
そんな関西と北陸の共同料理はどんな味かと食べてみると・・・。
旨い!
ほのかに甘くてピリッとくるソースが薄めでしなやかなカツの衣に染み込んでとても美味しいです。
これまでのカツ丼といえば、サクッとした衣で覆われた厚めのカツをイメージしていましたが、厚めのロースカツだとどうしてもクドくなるんですよね。
脂身多くソースカツ丼なんかにすると口休めのキャベツとか欲しくなるわけです。
しかし、このカツならなるほど、何もなくてもご飯がすすむ。
カツとソースの絶妙なバランスですねぇ。
全然くどくなく飽きもしない。
エビフライはなんというか、個人的には外れかな。
同じくサクサク衣のプリッとしたエビフライをイメージしてたんですが、出てきたのは開かれしっとりとした衣に覆われた歯ごたえのあるエビフライ(?)でした。
これならカツかメンチカツにしといたほうが良かったかも。
ウンウン、やっぱ本場は美味しいですね。
これまでえ?ご飯の上にソースかけたカツだけ載せたカツ丼?と思ってたんですがいい意味で期待を裏切られました。
食べたあと店を出るとき、階段の途中で古い写真がありました。
建物は違いますが昔のヨーロッパ軒の写真です。
時代を感じさせますね。
これからのこの場所でずっと街の一部として有り続けてもらいたいものです。
また福井に来たら食べようかなぁ。
良い昼食になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿