2017/12/11

超便利!ラジオスレーブ 「YONGNUO RF-603 II」で快適ワイヤレス撮影

カメラを無線操作するには

カメラ趣味をやっているとき、遠隔地からシャッターを切りたいって思うことってあると思うんですよ。
野鳥撮影をしているときに撮影地から離れたところで待機してる場合とか三脚にカメラを構え自撮りするときとか。
私の場合、職場の年度末の締めの飲み会で最後に集合写真を撮ると時なんかに自分も入った集合写真を撮らないと行けないので、列に並んでからシャッターを切りたいなと思うわけですよ。
セルフタイマーをセットしてダッシュしてもいいんですけど、酒が入った席ではみんなフラフラしたり落ち着かないのでやっぱり間髪入れずにシャッター切りたいと思うわけです。

キヤノン純正でもいくつかのワイヤレス撮影オプションがあります。

EOS Remoto


スマホを使用しカメラをコントロールできるEOS Remoto。
ただしこれはカメラ本体にWi-Fi機能が搭載されてる機種のみ行なえます。


ワイヤレスコントローラーLC-5


こちらは純正のワイヤレスコントローラー。
これを使えばWi-Fiの搭載されていない機種でもワイヤレスコントロールができるのですが、お値段41,000円なり・・・。
また、これだとスピードライトとの併用はできません。


スピードライトトランスミッター ST-E3-RT


こちらはスピードライト用のワイヤレストランスミッターです。
これを使えば複数のスピードライトを無線で操れます。
ですが、これはあくまでもスピードライトの操作に使用するもので、カメラを遠隔操作はできないんですよね。


とまぁ、純正でもいくつか選択肢がありますが、私は

  • カメラにスピードライトを装着
しつつ
  • カメラを遠隔操作

したいわけですよ。
これって贅沢な悩みですか?
いえいえ、そんなときはこそ「YONGNUO RF-603 II」使えば楽勝でそんな問題を解決できるわけです。


YONGNUO RF-603 IIとは


ラジオスレーブ 「YONGNUO RF-603 II」はカメラやストロボをワイヤレスコントロールするための送受信機です。
片方をカメラに装着し、もう片方をワイヤレスレリーズとして使用できます。
その際はただシャッターを切るだけでなく、半押しによるオートフォーカスレンズのピント合わせや、シャッターボタン押しっぱなしでバルブ撮影なんかもできます。

また、複数のYONGNUO RF-603 IIを使用することで、ストロボの多灯撮影なんかもできます。
これだけの機能で4000円を切る価格なのはお得すぎます!!

また、「for Canon」モデルと「for Nikon」モデルがありますが、とあるサイトによるとスリープ状態の純正ストロボの解除できること以外は明確な違いを確認できなかったとのこと。
基本天気にホットシューは互換性があるので、どっちを買ってもいいのですが、Canon用モデルのシューはNikonモデルのシューより若干キツめの傾向らしいので、複数のマウントをお持ちの方はニコン用をオススメとのこと。

まぁ、色々書きましたが実際に現物を紹介していきましょう。

ラジオスレーブ 「YONGNUO RF-603 II」を開封してみる



集合写真の撮影が近いこともあり、お試し感覚でAmazonにて購入しました。




同時に単4電池も購入。
ラジオスレーブ 「YONGNUO RF-603 II」本体には2本の単4電池が必要なので、合計4本で事足りるのですが、予備を兼ねて8本入りを購入しました。




さてパッケージを開けると、

  • 本体 2個
  • レリーズケーブル
  • マニュアル

が入っています。




本体サイドには電源ボタンがあります。
OFF/TX/TRXとありますが、基本的に使用する場合は「TRX」モードを使用します。
ストロボを空打ちしたいときには「TX」モードを使用するみたいです。

また、ラジオスレーブ 「YONGNUO RF-603 II」は旧モデルがりますが、大きな違いとしてこの電源ボタンの位置があるそうです。


旧モデルは本体上部に新型は本体サイドに電源ボタンが付いており、旧型は装着したら電源を操作しにくいなど使い勝手が大きく変わりますので、今から購入される方は間違えないよう注意して下さい。
値段はほぼ同じでも新型はシューを回してキチンとロックできたり、シンクロSpeedがアップしたりしています。


実際に使用してみる

リモートレリーズとして利用する

1.カメラのレリーズケーブル接点にレリーズケーブルを装着する。

2.カメラ本体とRF-603 IIをレリーズケーブルで接続する

3.カメラ本体の電源及びRF-603 IIの電源を入れ(この際、RF-603 IIはどちらも「TRX」モードにする)、カメラに装着してない方のRF-603 IIのシャッターボタンを押すことでリモート撮影できる。


RF-603 IIの電源を入れたら本体のLEDが緑色に点灯します。
また、シャッターを押すと赤く点灯し電波が発信されていることが確認できます。

また、普通にレリーズケーブルでカメラとRF-603 IIを繋ぐことで有線式のレリーズコントローラーとしても使用することが可能です。
星空の撮影や花火の撮影などのときにバルブ撮影を使用するとき便利ですね!(ワイヤレスでもバルブ撮影はできますけどね)

また、カメラの設定でシャッターボタンでAF機能をONにしていないと、RF-603 IIの半押しでAFは効かないので注意。
人によってはシャッターボタンはレリーズのみ、AFボタンでAFと親指AFを使用してる方もいるかと思いますのでそのときは注意が必要です。


スピードライトをワイヤレスコントロールしてみる



RF-603 IIをストロボに装着すればストロボをワイヤレスコントロールすることができます。
今は1つしかストロボを持っていませんが、複数所有するようになったら多灯撮影するのに便利ですね。
無線機能のない安いストロボでも使用できるのがありがたい。


ストロボ付きカメラボディをワイヤレスコントロールしてみる



さて最後は私が一番したかった機能を試します。
つまり、カメラのホットシューにストロボを装着した状態でのリモートレリーズの使用です。
RF-603 IIにはホットシューが付いており、上の写真のようにカメラにRF-603 IIを装備した後RF-603 IIにストロボを装着できます。
まるで鏡餅のようですね。

あとは「リモートレリーズ」として使用するの説明通り、もう片方のRF-603 IIのシャッターボタンを押すことでリモートレリーズが可能となります。




いやーこれはお見事!
純正のオプションだと何万円もすることがその1/10以下の値段で実現可能なのは感動モノです。

ストロボ関連に関しましては中華メーカーの方がオプション豊富で使い勝手もいいみたいです。
ストロボ単体としてみれば純正の方が作りも性能もいいんでしょうが、スタジオなどで多灯撮影する際は全部マニュアル設定するので賢いオート機能も堅牢なボディもいりません。

安くても強く発光してくれるストロボと使い勝手の良いワイヤレスコントローラーさえあれば誰もお手軽に多灯撮影ができるのです。
RF-603 IIを出してるメーカーであるYANGNUOからは私が買った600EX Ⅱ-RTと同じGN値のストロボが1万円ちょっとで出ています。

しかもそのストロボ、純正と同じく光伝送や無線による無線フラッシュ撮影もでき、マスターユニットとしても使えるんだとか。
ボディもCanonの600EX Ⅱ-RTそっくりで操作法も変わりません。
いやこれってまるパk(ry

とまぁ、中華のストロボも最近は侮れなくなってきてるわけです。
また、気が向いたら多灯撮影なんかもやってみようかなと思います。

さて、これで室内の集合写真もバッチリ撮れる?!
実際に使ってみるのが楽しみです。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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