いよいよ住宅ローンを組んでみる
阪急デパートは開店前から何やら長蛇の列が。
バーゲンセールでもやっているのだろうか?
私の目的地はホワイティうめだへ降りるエスカレーターの手前を左折し、大阪梅田ツインタワーズノースへ向かう。
そしてエレベーターに乗り向かうは18階。
直行は出来ないので、15階で一度エレベーターを乗り換える。
ただ、目的の場所は開店時間が10時からのため、15階で5分ほど待ってから18階に向かうエレベーターへと乗り込んだ。
そう、今日はいよいよ住宅ローンを組むために大阪梅田の三井住友銀行を訪れたというわけだ。
ちなみに三井住友銀行に決めたのは不動産会社からオススメされたこともあるのだが、きちんと各社の金利も比較し検討を行った。
まず三井住友銀行の変動金利であるが0.475%とある。
では、他の銀行はどうだろうか?
現時点で一番低い変動金利はauじぶん銀行の0.298%となる。
やはりネット銀行の金利は比較的低めなようだ。
大手銀行の三菱UFJ銀行は三井住友銀行と同じ0.475%だ。
ただし、住宅ローンの審査によっては上記にある金利より低い金利を提示されることがある。
実際私も三井住友銀行で試しに事前審査を行ったら、0.475%よりも低い金利を提示された。
また、物件を契約し、住宅ローンの本審査に行く際に、改めて三井住友銀行の担当の人に金利を確認したところ、更に安い金利を提示されたのだ。
どの程度の金利は詳しく書けないが、ネット銀行と同等といったところだ。
大手銀行なのにネット銀行と同等になるのであれば、ネット銀行を選ぶ利点はない。
よって、今回は三井住友銀行で住宅ローンの契約を進めることにした。
現在はどちらのほうがお得なのかということだ。
変動金利は今後上昇し、固定金利より損なのでは?
固定金利より上昇しないのなら変動金利のほうが得だろう。
なかなか難しい問題だ。
そこでいくつか例を出して比較していこう。
変動金利:0.475%
固定金利(35年):2.19%
で比較していく。
固定金利2.19%で35年ローンを組んだ場合、利子の総額は1500万円程度となる。
なかなかの金額だ。
一方変動金利だが、35年間金利が変わらなければとても得なのだがそんなことはないだろう。
まず10年目で2倍、20年目でさらに2倍となった場合の利子総額は580万円。
固定金利との差は900万円程度となりかなりお得となる。
続いて10年目に金利が5倍となった場合の利子総額は980万円となる。
5倍程度になったとしても、固定金利より500万円程度お得となるのだ。
20年後〜30年後は固定金利2.19%の倍以上の4.75%となる。
これは私自身も驚いた。
ちなみに銀行の担当の人はファイナンシャルプランナーの資格を持っており、本審査の前にはライフプランと言い、どのような返済プランがいいか相談する機会が持てるらしい。
ただ、担当の人が細かい金利や利子の総額の話ではなく、月々の支払いの話しかしない時点で何を聞いても当てに出来ないと判断し相談することはやめた。
どういうことかというと、「変動金利なら月々88,000円程度の支払いになるが、がん保険に加入していただくと、基本金利が安くなり、そこに0.2%の金利が上乗せされます。月々の支払いでいうとせいぜい8,000円程度の追加費用になりますからお得ですよ」とのことだ。
ここで注意したいのは、利子の総額が結局いくら増えるのかということ。
そして増えた利子に対し、がん保険でお得になる金額がいくらかということだ。
上のように様々なパターンを用意し、ちゃんと丁寧に案内してくれるなら信用できるが、都合のいい数字だけだし、プランを押し付けてくる人には要注意。
また、最近は固定金利+変動金利のハイブリッドが一番多いらしい。
だが、上記でも書いたが現在の変動金利の傾向を見るとよっぽどのことがないかぎり、固定金利で借りるほうがお得なケースはない。
よって私は変動金利のみで借りることにした。
5年に1回変動金利の見直しがあるが、10年か15年程度で繰り上げ返済すれば、変動金利の上昇リスクも最低限に抑えることができるだろう。
皆さんもローンを組むときは、月々の返済金だけでなく、総額いくら払うか比較し、しっかり調べることをおすすめする。
0 件のコメント:
コメントを投稿