2016/02/27

平成ロマンの野菜カフェ 農Cafe 八十八屋


どこかでコーヒーを飲もうと店を探してみたら何やら面白そうな店を連れが発見したらしい。
しかし、一体どこにあるのか。
どんどん細くなる道に一抹の不安を感じながら辿り着いた先にあった店こそこの「平成ロマンの野菜カフェ 農Cafe 八十八屋」である。
八十八屋の八十八屋とはおそらく米の作る時の88手のことだと思うが、料理をつくる時の食材はあらゆる手間暇をかけて作られていることを表しているのだろう。


古民家を改装したような店舗の前の看板にはあわじFANクラブの看板も。
ここの野菜も地元産とか使っているのだろう。


店構えも中々おしゃれだ。


入口近くの看板にはランチのおしながきが。
なかなか手間がかかってそうなメニューだ。


入口近くにはこのような文が。
淡路島の食料自給率が100%を超えていることは知らなかった。
しかし、ここまでこだわりを掲げているのだからおそらく料理も美味しいのだろう。
ランチもここにしとけばよかったかしら。


そしてコーヒーを注文したが同時にデザートも食べることに。

・たまねぎガトーショコラ
・はちみつ檸檬のシフォンケーキ
・豆腐のチーズケーキ
・ごぼうとくるみのココアパウンド

なるほどどれも美味しそう。
とくにたまねぎガトーショコラとごぼうとくるみのココアパウンドが面白い。
結局4人いたので全て頼んで食べ比べすることに。


まずはごぼうとくるみのココアパウンド。
パッと見普通だ。
食べてみても香ばしいくるみの風味が美味しい。
これ本当にごぼう入ってる?とみな疑問になったが食べていくうちにごぼうがわかった。
ちょっとモキュモキュして繊維の多い食感がごぼうだ。
しかし、本当に自然に入っていて違和感などない。
これはとても面白い。
初めての感覚だ。


そしてたまねぎガトーショコラ。
これは食べたらうっすら玉ねぎの風味がするのでわかりやすい。
しかし、別に玉ねぎの臭みなどはなくとても食べやすい。


そして豆腐チーズケーキ。
これはごくごく普通の、本当に普通のチーズケーキ。
と入っても豆腐チーズケーキなのだからヘルシーなのだろう。
普通のチーズケーキのように違和感なく食べられる。


そしてはちみつ檸檬のシフォンケーキ。
これもごくごく普通のシフォンケーキ。
とはいってもとても美味しい。
個人的にはシフォンケーキというのはシンプル過ぎてあまり好きではない。
しかし、このシフォンケーキはふんわりとした食感と適度な甘さが飽きを感じさせず、シンプルだがとても美味しいシフォンケーキだった。
このシフォンケーキなら好きになれそうだ。


というわけでどのデザートもおいしく食べられた。
皆が一番気に入ったのはやはりごぼうとくるみのココアパウンド。
これは他では食べたことがなく、ここオリジナルにしてとても美味しい一品だった。

また、コーヒーもとても美味しい。
私はそこまでコーヒーにうるさいわけではないが、そんな私でもコーヒーのこだわりはある。
というか酸味と苦味では苦味系が好きな程度なのだが、そんな私が今回頼んだのはグァテマラ。
コーヒー好きなら知ってることだと思うが、グァテマラは苦味系ではなく酸味が少し強いコーヒーである。

しかし、あえて苦手なものを選ぶことでこの店のコーヒーがどの程度美味しいかわかるかな?と思ったわけだ。
だがこれがドピシャ。
いい意味で期待を裏切られた。

このグァテマラ、全然酸っぱくない。
いや酸味はあるのだろうが少しも嫌味じゃない。

なんというかスッキリした味わいなのだ。
もちろん薄いとかそういうわけではない。

コーヒーも皆それぞれ別々の種類を選んだが、そのどれもが美味しかった。
思わず一緒にいた連れがこのコーヒーはもしかして自家製焙煎?と聞いてしまうほど。

レジの人に聞いたらなんと店長さんが出てきて「はい。豆は生豆で仕入れて自家製焙煎しています。」とのこと。
なるほどなぁ、きっとその焙煎具合が上手いんだろなぁ。

まぁ私は語れるほどコーヒー通ではないのでいいコーヒーというものがどういうものか知らないが、少なくとも我々にとってここのコーヒーはぜひもう一度来て飲みたくなるほど美味しい代物だった。

また、ランチを食べている人を横目で見ていたが、そのランチもなんとも美味しそうではないか。
淡路島に来るのは少々値がかかる(橋を渡るのが高い)が、今度来た時はぜひともこの店で昼食を食べたいものだ。

ほんとうに良い店を見つけることができた。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿