2016/02/27

淡路島の八木のしだれ梅


今日は少し遠出して淡路島までやってきた。
お目当てはもちろん梅の花だ。
特に今回はしだれ梅をメイン見るために明石海峡大橋を渡り、淡路島まで赴いたわけだがメインの目的地は親の知り合いがオススメと言っていた「広田梅林」である。

南あわじ市にあり、かつてこの地に梅の名所があったという言い伝えより、地元の人が復元するために植樹を行ったんだとか。
数はそこまで多くないが、その知り合いいわくオススメなそうで天気もいいので車で来たわけだ。
しかし、私がその広田梅林を調べるためにネットで淡路島+しだれ梅で検索をかけたろころそこよりも気になる梅の名所が見つかったわけだ。
それが今回の旅で最初に訪れたこの「八木のしだれ梅」である。

場所は広田梅林と同じく南あわじ市の八木という場所だ。
元々個人宅の村上邸にある樹齢約60年ほどの梅なのだが、それがこの時期見事な花を咲かせるらしい。
私はその梅の姿をHPで見て以来、これは1度は見に行かないと!と思い今回の旅の目的地の一つに急遽追加したわけだ。

カーナビに目的地をセットし、村上邸まで向かっていったのだが車はどんどん田舎道を進み道路の幅員が少し心配になりだしたところで村上邸付近に到着した。
現地には案内看板も立っており、村上邸の下の畑が駐車場として一般開放されているようだ。
駐車場や見学料はもちろん無料。
なんとも太っ腹なところではないか。

そして駐車場に車を止め、坂を登ってお目当ての梅の木の方に向かっていく。
しかし、その梅の木自身はもうすでにこのとき我々の目の中には飛び込んできていたのだった。


なんとも巨大な樹だ。
2階建ての家の屋根よりも大きく見える。
そして屋根の上部から除く姿だけでもその木の存在感は感じ取れる。


樹齢約60年。
元々この木は九州の佐賀県生まれらしく、40余年ほど前地元の造園屋さんに買い入れられそれ以来この地で花を咲かせているらしい。


ちょうど私が家の敷地の前に来た時に、強めの風が吹き花びらが舞って行った。
桜の花吹雪は見たことがあるが、、まさか梅の木でここまで見事な花吹雪がみれるとは。
写真じゃ分かりにくいかもしれないが感動する情景である。


花が散りつつ有るということはちょうど今が見頃なのだろう。


訪れたタイミングとしてはドンピシャだったわけだ。


しかし、ここまで見事な梅の木がこんな近くにあるとは思わなかった。


今年も京都の北野天満宮などには行く予定だったが、1本の木として見ればこの木を超えるものはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。



何十本もの枝からあふれるような花を見上げるのはまさに壮観である。


また、これほどのベストスポットにもかかわらずそこまで人がいないのもいい。


淡路島ということもあってか隠れた名所なのかもしれない。


これが大渋滞の末に見た風景ならまた違って見えたかもしれないが、このくらいのひっそりとした雰囲気がこの梅にはあっている気がする。


似たようなカットばかりになったが、こういうのもたまにはいいだろう。


この木の良さが少しでも皆さんに届けば幸いである。


ちなみに家の前では近所の人が自分のところで作った農作物や漬物、ジャムなどを販売していた。


そしてもちろん梅の木も売っている。
この木に当てられたせいだろうか。
うちもついつい1本木を購入した。
これから毎年、この木のようにきれいな花を咲かせてくれるだろうか。

淡路島の旅、第一発目は大正解だった。
さて、これからは先に昼食をとりそしてお目当ての広田梅林に向かうことにする。
どこかいい店はあるだろうか。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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