さて昨日は京都に梅を見に行ったわけですが、今日は淡路島まで遠出して梅を見に行きました。
去年も行った八木のしだれ梅です。
ですがそこに行く前に、たまたま前日の夜にNHKを見ていたときに特集されていた南あわじのひな人形展。
そちらが気になったのでまずはそっちに行くことにしました。
淡路瓦とおひなさま
皆さんは日本三大瓦を知っていますか?
- 愛知県西部で生産されている全国最大規模の生産量を誇る「三州瓦」。
- 美しいいぶし銀が光るいぶし瓦が主体である兵庫県淡路島の「淡路瓦」。
- 独特の赤褐色で山陰の町を彩り凍害・塩害にも強い島根県石見地方の「石州瓦」。
これら3つを合わせて日本三大瓦と言われています。
うちの実家も瓦屋根ですがあれはどこの瓦なんでしょうか?
そんな日本三大産地の一つ南あわじ市が最近町おこしの一環として取り組んでいることがこの「瓦とひなまつり」のコラボ祭典です。
南あわじ市津井の市産業文化センターで600体以上のひな人形と淡路瓦を一緒に展示しており、地元産の瓦とひな人形を一緒に楽しむことができます。
これらのひな人形は地域の使われなくなたひな人形を集めたもの。
去年は約500体だったそうですが、今年はさらに約100体が追加され総勢約600体ものひな人形が展示されています。
最初訪れた時は「え?ひな人形をこんな直射日光の当たるところに飾っていいの!?」と思いましたが、元々使われなくなって仕舞われていた人形たち。
こういう形でも有効利用できるなら人形にとっても本望なのかな?
ちゃんと管理して長く使っていって欲しいですけどね。
建物の中はもうお雛様だらけ!!
入ってすぐには立派な7段飾りがぐるりと展示されています。
あと甘酒もサービスされましたが、これは酒粕を溶かしただけのもの。
味はまぁうん・・・。
それにしてもたくさん並べて飾っても面白いですね。
元々特別な人形じゃなく全て個人が所有されていたものというのもまたいいです。
それぞれの人形にきっと様々な歴史が詰まっているんでしょうねぇ。
人形も1体1体表情や服装や飾りなどが違っていてそれらを比べながら見ていくのも面白いものです。
ちなみにこちらの2体が去年のポスターに使われた人形だそうです。
表情がいいんですよと中の人に力説されましたがなるほど。
上の2枚のお雛様と比べやはりどこか違った表情をしていますね。
あと瓦とおひな様って合いますね。
渋い銀色の瓦がグッと人形を引き締めてくれるような、良いコラボだと思います。
個人的にはやはり住居の屋根は瓦が好きですね。
実家の家が瓦だったのもありますが、やはり日本人なら瓦屋根の家に住んでみたいですよ。
最近は陸屋根で外部から屋根が見えない真四角の家やガルバリウム鋼板の家とかが多いですけどね。
コストやら耐久性やら防災面やらソーラーパネル設置のことを考えると瓦よりはより軽く上部で安い素材に流れるのは仕方ないと思いますが。
瓦屋根なくなってほしくはないなぁ・・・。
そんなわけで淡路島旅行のスタートはこの南あわじ市津井の「瓦とひなまつり」展でした。
さて次はいよいよ本命の八木のしだれ梅を見に行きます。
今年の咲き具合はどうでしょうか、楽しみです。
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