花火に挑む装備はこれだ!
待ちに待った花火大会。
1年前に準備不足からライカにニコンレンズを噛ませ、急遽ゲットしたレリーズケーブルでやぶれかぶれ挑んだ花火大会。
今年は去年の失敗を元に万全の体制で挑むことにします。
まず用意したのはフルサイズのデジタルカメラを2台。
・CANON EOS-1DX
・SONY α7RⅢ
です。
レンズはα7RⅢの方はタムロン 15-30mm F2.8の超広角レンズを。
EOS-1DXはタムロン 24-70mm F2.8の標準レンズを装備しています。
そして三脚もベルボンの中型カーボンとコンパクトなものを用意しました。
上の2台を乗っけるならこれで十分…と言いたいところですが、個人的にはEOS-1DXを乗っける三脚はやっぱ耐荷重10kgくらいのがっしりしたやつが欲しいところです。
そして今回の目玉商品がこちら。
PIXEL TW-283 無線レリーズリモコン(ソニー用)
YONGNUO製 RF603CII-C3 第二世代 ワイヤレス・ラジオスレーブ(CANON製)
です。
下のYONGNUO製のラジオスレーブは前に紹介したと思いますが、今回はインターバルタイマー付きの新たなリモコンも手に入れました。
互換ケーブルを購入すればソニーだけじゃなく他のメーカーで使えると思いますが、それはまだ確かめてないですね。
装備した状態はこんな感じになります。
まずα7RⅢに子機を取り付け、レリーズケーブルを接続します。
あとは親機のリモコンで設定を行い、リモコンのレリーズボタンを押すだけで機能を仕えます。
機能としては
・リモートレリーズ
・セルフタイマーレリーズ
・インターバルタイマーレリーズ
などがあり、インターバルタイマーレリーズだと何秒おきに何枚まで撮るか設定できるわけで結構便利。
最近流行りのタイムラプス動画なんかもコレを使えば撮れちゃえますね。
また、EOS-1DXの方は前からおなじみのこちら。
こちらのラジオスレーブも結構便利で、ちゃんとレリーズボタン押しっぱなしでバルブ撮影してくれるので、花火撮影の時なんかは重宝します。
無線なのでケーブルの取り回しとか気にしなくてもいいですからね。
今回はα7RⅢはインターバルタイマーで連続撮影。
EOS-1DXは花火見ながら手元でバルブ撮影しながら撮っていこうと思います。
さてどんな感じに撮れたか、紹介していきましょう。
花火を撮る!
今回は主にEOS-1DXで撮ったものを紹介していくことになります。
こちらはいろいろいじりながら撮ること前提とした装備で、花火の明るさや打ち上げによって、構図やシャッター時間を調整して撮ろうかなとか思っていました。
絞りはF8~16。
ピントは無限遠に合わせています。
花火の打ち上げを待ちながらカメラをあれこれいじっていると、後ろの方から「うわ・・・人多すぎでしょ・・・」という声が。
振り返ってみてみると大学生くらいの男子が3人ほど花火が見れる場所がないか探しながらうろついています。
この感じだと水郷祭は初めて、島根大学の1回生かしら?
同じ大学のよしみもあるので「ここ開いてるから使っていいよ」と敷いてあるブルーシートの開いてる部分の指さしながら手招きすると、飛び上がって喜んでました。
そんな感じで始まった花火大会。
初っ端の写真は・・・露出オーバーですね。
露出時間を考慮し、2枚目はこれはまたいい感じに撮れた。
花火大会って縦横無尽に打ち上げるわけではなく、開始と中間と終わりあたりにこのようにドカッと打ち上げるだけで、あとは何発かずつ打ち上げてくだけなので、そこを撮っても空が寂しくなるんですよね。
だから、空が賑やかになる一気に打ち上げてくところはある意味シャッターチャンスなわけですよ。
さっきの学生達は始まる前「ほんとにいいんですか?」と何度も聞いてきましたが、まぁ私一人で小さめのサイズとは言えブルーシート1枚を占領するのもなんだか心苦しいですしね。
せっかく松江に来たんだから、この花火大会はしっかりみないとね。
「君たち島根大学でしょ?こっちも同じ同じ。OBだけどね」と言うと、そこでようやく落ち着いたのか友人同士で話が盛り上がってました。
とりおり、「花火が見えてから音が上がるまでのタイムラグが○○だから距離は…」とか「お前は理系か!」とか微笑ましい会話が聞こえてきたり。
うんうん、大学生ってこうだったなぁ。
私が初めて水郷祭を見たのは、大学4回生のとき。
友人に誘われ、初めて買った一眼フレで花火を撮りに行くことになったのですが。
その時は「くっそ!フレームに入り切らねぇ!」「シャッター時間どのくらいにしてる?」「うーんもうちょい絞ったほうが良いのかな?」「やべ!次の花火が来る!!」とかそんな会話ばっかしてたなぁ(笑
空にイッパツデカイのを写すのもいいですが、やっぱ何方向にも散らばる花火を撮ったほうが画的には賑やかでいいですよね。
ただ、そういう構図で撮ろうとすると端から端まで入るかしら?と心配になったりしますが。
次回はこうやって撮った花火の絵をフォトショップを使い、より賑やかにする方法を紹介しましょう。
実は割と簡単にできるんですよ。
ちなみに広告とかで出てる花火写真はほとんどそうやって編集された写真です。
上にあるみたいなのを使っても迫力ないですからね。
こうやって引きで撮っておけばあとでトリミングもできますから、花火写真はできるだけ広角で撮るようにしたほうがいいと思います。
ただ、トリミングするならなおさら画素素子の大きめのカメラのほうが有利なんでしょうけどね。
ただ広角で撮っていても、こういう場合はどうにもなりません。
ひときわ大きな発射音ともにはるか上空に打ち出される花火。
大物が来る!?と思ったときはすばやく三脚を操作しカメラを上に向けて構えます。
上を切るか下を切るか。
ほんと悩ましい・・・。
こういうときは超広角で撮っとけば・・・ってなりますね。
ちなみに15mmの超広角で撮ったα7RⅢの方はと言うと・・・
余裕の画角!?
さすがは超広角・・・。
ちなみに画面が斜めっているのはご愛嬌。
あとはトリミングで傾きとかも修正したら・・・。
どうです?
これぞ超広角の強み!
今回思ったのは自分であれこれいじって撮るより、超広角をどん!と構えてインターバルタイマーで撮ったほうが歩留まりいいんじゃないかってことですね。
あとは場所です。
今回はホテルの直ぐ側、また松江駅から歩くことを考慮しましたが、見ての通り打ち上げしている船からかなり斜めの位置なんですよ。
場所だけは正直去年のほうが良かったです。
図で描くとこんな感じ。
去年は到着する時間が遅く(それでも午前6時前だったが…)、千鳥南公園内はほとんどうまっていたんですよ。
ですので遠く遠くの場所でいうとホテルすいてんかくの眼の前あたりまで来ることになってたわけですが、それが幸を制していたようで。
傾きだけ直した写真がこんな感じですからね。
ちなみに迫力ある写真ですが、花火の質自体も今年より去年のほうがど迫力だった気はします。
去年は何かの記念で結構力いれてたみたいですし、何回もクライマックス級の花火が打ち上がって見てるだけでヘロヘロになるレベルでしたからね。
来年は今年の失敗もいかし、リベンジしてみますか!
ホントはこの近くのホテルを押さえられたら一番いいんでしょうが、このシーズンは値段もぐんと上がりますしねぇ。
どっかの漫画喫茶にでも一晩泊まろうかしら?
というわけで、今年の花火大会はこんな感じでした。
次回は撮ってきた花火写真の編修について触れていきたいと思います。
ではでは。
0 件のコメント:
コメントを投稿