2018/08/03

島根神話伝聞録① ~神々の国へようこそ 出雲大社~

スターバックスコーヒーに行く!


朝も早くに家を出て、向かった先はスターバックスコーヒー!!
見て下さい!この純和風の外観!!

いやー長距離走ってきたかいがありましたねぇ・・・。

いえすみません、冗談です(笑
今回の旅行の舞台は私にとっては一番(?)馴染みの深い土地、「島根」。

目的は何と言ってもこの時期に開催される水郷祭での、西日本最大級の湖上花火!!
まぁ、湖上花火とかいったらかなり限定的で西日本でここ以外だと琵琶湖花火とかが思い浮かびますが、どっちも1万発くらい上がる結構見どころのある花火大会ですね。

そんな花火大会を見るために、1日前から現地入りして、ついでに観光でもしていこかというのが今日の目的!

最初にやって来たのは上の写真を見ても分かる通り・・・



出雲大社です。

皆さんもご存知の通り、島根にスターバックスが出来たのはつい最近の2013年。
松江駅前に1号店が開店し、初日は全国売上No.1を記録した盛況っぷりで、その後この出雲大社前店、ゆめタウン出雲店、松江玉湯店を展開しています。

その中でもいつものスタバの店構えでなく、最初の写真のような落ち着いた店舗と島根の特産でもある瑪瑙(めのう)を模した特製マグカップはこの店ならでは。
まぁこのくらいは有名な話なんで皆さん知っていますよね?

というわけで、今日はこの出雲大社をスタートとし、グルっと島根の観光地を見て回りそれにまつわる神話でも話していきましょう!!


神話の国 島根県!



さて島根旅行と言ったら欠かせないのがこの出雲大社。
超有名で島根と言ったらコレ以外あるの?とかいうレベルの知名度だと思います。

場所は島根県の西部にあり、宍道湖から意外と離れています。
すぐそこが海ですからね。


出雲大社参拝ルート


さて今回は久しぶりの出雲大社ということで、多少力を入れて見学していきたいと思います。
参拝ルートはこんな感じ。

まずは料金無料の駐車場に車を止め、そこから大鳥居の方まで歩きます。
そして参道を通り、拝殿、本殿を参拝したあと時計回りで境内をグルっと周り、その後東側の出雲の森の方を見学し、最後は神楽殿を見て駐車場に戻るというルートです。

それでは実際に各所を案内していきましょう!

大鳥居前


まずは大鳥居前。
現在、大鳥居は建て替え中らしく仮囲いがグルっでグルっと覆われていました。
本来なら出雲大社と書かれた石碑の前で記念撮影ってのが定番なんですが・・・。



ちなみにこれがかつての大鳥居の姿。
石じゃなく木製なんですよね。

これは私が前回訪れた5年前の時の写真です。
ちょうど前に務めていた会社をやめて、大学の友だちに合うために島根に遊びに行ったときに撮ったものですね。

見て分かる通り、正方形いわゆるスクエアフォーマットの写真です。
前に持っていた中判フィルムカメラのハッセルブラッドで撮影したものですね。
いやー懐かしい。

でもこうして撮ってきた風景もすぐに過去のものになっていきます。


下り参道&松の参道


そして大鳥居をくぐったらこちらの下り参道を抜けて境内の中を進みます。
大鳥居前は店とかも立ち並び、いかにもな観光地って雰囲気なんですが、大鳥居をくぐると景色が一変。

ガラッと空気が変わります。



そして下り参道を抜けたあとは松の木が立ち並ぶ松の参道。
真ん中は松が痛むのであるかないで下さいと立て看板がしてありますが、どう考えても歩いちゃいけない理由は松が痛むだけじゃないですよね。

それなりの身分の方のみに許された参道なんでしょう。
外人が気にせず歩いてるのを見かけた時は、世が世なら生麦事件へと発展するのかしらとか思ったり。


出雲大社のウサギたち&縁結びの碑


そういえばこれまでの参拝では気づかなかったんですが、松の参道の途中にこのような立て札がしてあります。
出雲大社のウサギたち・・・。

出雲大社のウサギと言えば因幡の白うさぎですよね。
何があるのか広場の奥へと進んでみると・・・。



何とそこには楽しそうに談笑するウサギたちの姿が!?



へー、こんなのあったんですね。
これは可愛い。
今だとインスタばえ!とか言って人気出てそう。



そして辺りを見回してみると、アチラコチラにウサギの石像が見受けられます。
いつから出雲の国はワンダーランドになったんだ!?




そしてあの名シーンの銅像もあります。
昔話のウサギってお調子者で義理深い感じに描写されていることが多いですが、昔の人のウサギのイメージがそんな感じだったんですかね。


銅鳥居


そしてファンシーなウサギゾーンを越えたらいよいよ拝殿や本殿がお出迎え。



ここまで結構歩くのですが、この御本殿の周りも結構広い!
疲れないようペース配分に気をつけてください。


御本殿


そしてこちらが御本殿。
残念ながら御本殿のは高めの塀でグルっと囲われてるのでその姿はしっかり見ることはできません。

ここでの参拝方法は他の神社と違い「2礼4拍1礼」となりますので気をつけて下さいね。
ただ、これも簡易版で正式なものは「2礼8拍手1礼」となっております。

ちょうど私が参拝する前に白い装束に着替えた参拝客たちが門を潜ろうとしていたのですが、その時はちゃんと「パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ」と8回拍手をしていました。

始めて見たのですが、ほんとに8回するんですねぇ。
大変参考になりましたよ。


西側の参拝所


さて御本殿で参拝が終わると、そのまま神楽殿の方へ行ったり帰っちゃう人もいるのですが、それはあまりに勿体ない。



御本殿の西側からグルっと回り込んだ先にこのような参拝用の場所があります。



そもそも御本殿は南を向いて建てられており、参拝も南側からするのですが。
御神体は実は西側を向いているのですよ。

ですので御神体と対面して参拝ができるよう、本殿の西側にこのような遥拝所が設けられているというわけです。

ですので、出雲大社に来た際はご本体の横からでなく、キチンと正面を向いて参拝して帰りましょうね。


彰古館


また、御本殿の周りには他にも魅力的な建物満載です。
こちらは宝物館として造営されている「彰古館」。


素鵞社(そがのやしろ)


そしてスサノオが祀られている素鵞社なんかがあります。



各言語とQRコード付きの立て看板が今どきって感じです。




そしてこの素鵞社の正面にはこれもまた可愛らしいオブジェがあります。


御本殿を眺めるウサギたち


こちら御本殿の真裏になるわけですが、ここにもウサギのオブジェがあります。
2匹仲良く御本殿の方を望んでいる姿はどこか可愛らしいですね。


東十九社


そして御本殿の東側には何やら細長い建物があります。



こちらは十九社と言い、旧暦10月ようは神在月(出雲地方では神無月ではなく神在月と呼びます)の際に、全国から来た神々が泊まるお宿なのです。
そりゃせっかく来た神に野宿しろなんて言えませんからねぇ。

ちゃんと宿泊所を作っておくことは大事。

出雲の森&命主社


ここまで来たらそのまま東側の門を抜け、出雲の森の方へ向かいましょう。



間にはほとんど水が流れていませんが、吉野川が流れています。



そして古そうな門をくぐった先には小さなお社が3つ並んでいます。



これらの社は左から「稲荷社」「天穂日命社」「荒神社」となっています。



せっかくきたんだからここもお参りしておきましょう。


天神社


そしてその命主社の隣には滝と池があり、そこにも小さなお社が鎮座されています。



こちら側にはほとんど人が来ないので、ひっそりした雰囲気が楽しめます。



こちらのお社は天神社。
大国主命の国造りの際に、海の向こうから来訪し手伝ったとされる少名毘古那神(スクナビコナノカミ)を祀っています。



正直、こちら側へ来たのは私も今日が初めてです。
出雲大社の境内にこんなところがあったんですね。



いやーいい雰囲気のところです。


神楽殿


そして最後は神楽殿です。
出雲大社の紹介には必ず出てくる大注連縄のある建物ですね。



昔はこの注連縄の下でコインを投げ、上手く刺さったら願いが叶うなんてことも言われてましたが、どうやらそのような信仰は神社が言っていたわけではなく、参拝客が勝手におこなっていたそうで。

今ではコインの投げ差し禁止となっており、しめ縄もキレイです。
一体誰が言い出したんでしょうね?


さざれ石


最後は駐車場にあるさざれ石を見て見学終わり。
これで約1時間ちょっとくらいでしょうか。
写真撮りながらの参拝だったので、結構時間をかけてみた感じでサクサク進むなら30~40分くらいで参拝出来ると思います。

駐車場近くにはお店も立ち並んでおり、出雲蕎麦なども食べれますが、ここでは食べたことないですね。
個人的におすすめの店は出雲大社からちょっと離れたところの店なのですが、機会があればそれも紹介しましょうか。

さて今日はまだ始まったばかり。
このあともじゃんじゃん観光地を周っていきますよ。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿