新たなコンデジを手に入れる!
もう何度目だよって話ですが、前に持っていたコンデジLX100を売って新たなコンデジをゲットしちゃいました!
今度は今まで手にしたことがなかったメーカー”富士フィルム”です。
そして今回、満を持して手に入れたのがこちら!
FUJIFILM X100F
富士フィルムの販売しているコンデジの中で、最も上のくらすX100シリーズの最新機種になります。
この機種の特徴を端的に言いますと・・・見ての通りそのフォルム!
古き懐かしフィルムカメラに模したボディはとことんアナログな操作を追求しております。
さらに他のメーカーにはない最大の特徴が”アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー”になります。
アドバンスト・ハイブリッドビューファインダーとは?
アドバンスト・ハイブリッドビューファインダーとは富士フィルムが開発したEVF(電子ビュー)とOVF(光学ビュー)の両方を合体させた素晴らしいファインダーです。
普通、カメラはEVFかOVFどちらかのファインダーを装備しています。
一眼レフならOVFですし、最近流行りのミラーレスはEVFを主に装備しています。
ですが、アナログな操作にとことんこだわった富士フィルムはEVFもOVFも使えるマルチなファインダーを開発しちゃったんですよ。
ボディ前のレバーを操作することでそれらの機能を切り替えることが出来ます。
またOVFは基本素通しファインダーなのでピントチェックなどはできません。
ですが、OVF時でも左下に小さなモニタを表示し、そこにピント位置の拡大映像を表示。
OVFを使いながらでも細かなピント調整ができるようになっているのです。
初代X100はピント位置のフォーカスエイドが光る程度しかピントチェックできなかったんですが、これはほんとすごい進化ですよ。
また、OVF使用時には嬉しいリアルタイム・パララックス補正もあります。
これは何かと言うと、レンジファインダーのようにファインダーとレンズの位置が違っていると、レンズが実際写す景色とファインダーから見る景色にズレが生じてくるんですよ。
これをパララックス(視差効果)と呼びますが、簡単に言うと両目を開けて眼の前に指を立てて左右の目をそれぞれ瞑ったときに、指がズレますよね?
この現象のことです。
無限遠ではこのパララックスはごく軽微なのですが、近距離になればなるほど視差は大きくなっていきます。
レンジファインダーカメラがマクロ撮影が苦手と言われる所以です。
一眼レフなどはレンズから入ってきた景色をミラーとプリズムを介して目で見れるので視差などはありません。
EVFも実際に画素センサーに当たった光をそのまま液晶に写すので視差は0です。
このカメラはOVFのときも視差を計算し、ブライトフレーム(写真が映る範囲を示したフレーム)をズラしてくれますのでOVFで近距離撮影する際も構図がつけやすいのです。
いやーほんとハイスペックなカメラですよ。
値段もハイスペックですけど・・・。
あとでかい・・・。
ですが、この未知なる機能と富士フィルムの定評のある色味。
それが気になってついつい買っちゃったんですよね。
使い勝手はこれから見ていきますが、とりあえず開封していきましょう。
FUJIFILM X100Fを開封する
さて、実際にものを見ていきましょう!
化粧品を外すと「X」の字が目立つ白い箱が出てきました。
そしてその箱を開けると本体登場!
付属品は
・バッテリー
・バッテリーチャージャー
・USBケーブル
・ストラップ
・レンズカバー
となっています。
充電に関してはボディでUSB充電できるからチャージャーは使わないかも。
個人的にはUSB TypeCにしてくれたらスマホとケーブルも共用できるからいいんですが、まだカメラ界はMicroUSBが幅を利かせてますね。
正面はこんな感じ。
ホントレトロボディですね。
ただ質感はやっぱライカのほうがいいなぁ。
個人的には周りの貼り革(革じゃなく樹脂だけど・・・)がテカテカしてるのが、安っぽさを助長してる気がします。
あとシルバー塗装もやっぱライカのほうが何という華麗。
ライカはあの色出すためにわざわざ重くて扱いにくい真鍮素材にしてるみたいですが、多分これは軽くて頑丈なマグネシウム合金なんでしょう。
そのへんの違いはやっぱ塗装してるとは言え、表まで出てくるものなのでしょう。
裏側はこんな感じ。
シンプルでいいですね。
ただ、背面と前面のダイヤルは回す以外に押し込むことでファンクションボタンの役割ももっているのですが、これが駄目!
回してるときにふいに押し込んじゃうことがあるから、ここは確実な操作性を優先してほしかった・・・。
ニコンとかじゃ絶対やらない仕様ですね。
軍艦部。
いつも思うんですけど露出補正ダイヤルってこれいります?
ライカは背面ダイヤルが露出補正のダイヤルになっていますが、それで十分なんですよね。
露出補正って結局ファインダー見て変えるので、独立ダイヤルよりファインダーを覗いてるときにも操作しやすい前面か背面ダイヤルの方がいいと思う。
露出補正ダイヤルだけ見て「今+2だからあと+1しとくか」とか思いませんもん。
絞りやシャッタースピードは常に見える状態にしておくのは有意義だと思いますけど。
あとISOダイヤルも物理ダイヤルで装備しておきたかったのは分かりますが、シャッターダイヤルとセットにしなくても・・・。
左側にあるシャッターダイヤルに窓があるのが見えると思いますが、その窓の中がISO数値となります。
操作するにはシャッターダイヤルを上に持ち上げ回すとISO数値が動くのですが、当然ですが即時に設定は無理!
ISOってオートで撮りたいとき、この数字から動かしたくないときっていう操作が多い気がするんですよ。
普段はオートで、このくらいの暗さならISO400でいいけるから固定でとか。
でもこのダイヤルならそんな操作が結構時間がかかっちゃう。
そして気を抜けばシャッターダイヤルも動いちゃう・・・。
まぁ、こだわりはみえるんですけどねぇ・・・。
実際、パット見ただけでも操作性に対してはなんか違うがちらほら見受けられます。
実際使ってみてその印象がどう変わるか分かりませんが、フルマニュアルにこだわるなら逆にもうちょっとそのへんをシンプルにしても良かった気がします。
まぁ手のかかるほど子ほど可愛いともいいますし。
カメラは写りが肝心!
てなわけで専用ケースに入れて、撮影に行ってみますか!
0 件のコメント:
コメントを投稿