山奥に咲く真っ赤な花
さて、いよいよやってきました伊那郡箕輪町の「赤そばの里」。
途中、曲がるところが分からず辺りをグルグルしていましたが、赤そばの里は駐車場から歩いて少し森の中に入ったところにあるんですね。
途中のぼりは立っていたんですが、最後小学校の横を曲がって行く道が分からず何度かスルーしていました。
実はこの辺の畑の一部に赤そばが栽培されてると思っていましたからねぇ。
駐車場は砂利が敷かれたスペースで、ある程度は車は止めれそうです。
前日TVで放映されたので込具合はどうだろ・・・と心配していましたが今日の天気は見ての通り!
生憎の雨のせいで私達以外には2,3組くらいしか観光客はいません。
薄暗い森の中を進んでいきます。
ちなみに駐車場はこの手前なのですが、この奥には身障者用の駐車場が何台分かるみたいです。
そして一番奥まで進んだら、右にまがり坂を下っていきます。
赤そばはまだ影も形もありません。
このへんまで来たとき雨はもうやんでいました。
これはツイてる!?
あとは雨上がりのしっとり濡れた景色を好きなだけ撮るだけです。
個人的には雨上がりって結構好きなんですよね。
水滴の付いた植物とかホント絵になる。
雨の日も捨てたもんじゃないですね。
そんな感じで坂を下りていると・・・。
ん?あれは!?
見えました!赤そばです。
おおほんとに赤い。
そもそもこの赤そばは日本原産のものではありません。
なんでも原産はヒマラヤの標高3800mくらいのところで、そこで咲いていた赤い花を日本に持ち帰り、品種改良を重ね今の赤そばの里に咲いているものになったんだとか。
赤そばが咲き誇る風景はルビーの絨毯と表現さていますが、それも品種名「高嶺ルビー2011」から取っているんでしょうね。
ですが、これがメインの畑ではないはず・・・。
一面に咲き誇るルビーの絨毯を目指し、どんどん奥へと進んでいきます。
さっきのところが谷間であとはのぼりのようですね。
赤そばの里はこちらという立て看板が見えます。
とりあえず、周りの緑もついでに撮っておきます。
赤もいいですが、個人的には緑のほうが好きだなぁ、撮りやすいから。
赤って割と表現しにくい色で、すぐ飽和しちゃうんですよね。
多分、紅葉写真を撮る頃にお見せできると思いますが・・・。
太陽光が強い場所だと飽和し、弱い場所だとくっきりした赤はでないし・・・。
なんとも悩ましいものです。
そして坂を登りきると・・・。
おお!これはお見事!
辺り一面、真っ赤な絨毯で埋め尽くされております。
真紅ってわけじゃなく赤とピンクの間くらい。
けどここまで広い面積に一度に咲くと壮観ですねぇ。
晴天なら青い空と真っ赤な大地が良いコントラストになったろうに、そこんところはちょっと残念。
ただ、この天気のおかげか他の観光客が一切映らない赤そばの平原を撮れたからいいか。
この旅では全然使用してなかった、キヤノン 100-400mmをここぞとばかりに使います。
こういう風景は広角で撮ってもいいですが、望遠レンズで一部を切り取ってもいい感じになります。
こう、遠目の風景をアップで撮って圧縮効果を狙ったり。
あとこのレンズは前に説明しましたが、100-400mmの超望遠ズームレンズにしては結構寄れるレンズなんですよ。
最短撮影距離で撮ると小さな蕎麦の花もここまでアップで撮れます。
前に使ってたタムロンの100-400mm のライトバズーカだとここまでアップにはなりませんからね。
キヤノンの白レンズが重宝されるわけがちょっとわかった気がします。
これは使いやすいですね。
ベンチなども置いてあります。
天気が良ければ飽きるまでここに腰を掛けて眺めているんでしょうけど、今日は濡れてるので座ることすら出来ません。
奥の方までは行きませんでしたが、花の開花のタイミング的にはベストでしょう!
旅行を一週間遅らせて本当に良かった。
花を楽しんだ後は足元の写真でも。
PCの壁紙風をイメージしてみました。
さて雨もパラツイてきましたしそろそろ帰りますか。
いやー、最初は天気がどうかと思いましたがほんといい絵が撮れました。
諦めなくて来てよかった。
さて長かった旅行もこれで終わり。
終わってみたらあっという間でしたね。
伊那の方まで来て色々見たのは、これが初めてかしら?
他にも面白そうなところがありそうですし、今度の旅行はこっちの方も検討してみてもいいかも!
というわけで、長いおつきあいありがとうございました。
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