山原(やんばる)に響く不思議な声
国頭港食堂でお昼を食べた後、私たちは更に島の北端であるやんばるを目指して車を走らせました。
やんばると言えば目的はそう・・・ヤンバルクイナ!!
名前は聞いたことありますが、実物を見たことはありません。
そんなヤンバルクイナが間近で見れる施設が、ここ”ヤンバルクイナ生体展示学習施設”となります。
外観はこじんまりとした建物。
沖縄の人も流石にここまでホイホイ来ないのか、結構人はまばら。
駐車場で止まってる車も県外からの観光客が多そうです。
こちらの施設ではグランドゴルフみたいな野外スポーツなどを楽しめるそうですが、その奥にヤンバルクイナを飼育している施設があるようです。
受付でお金を支払い一度施設から出て、奥へ進むとこんな感じの建物が見えてきます。
まぁ、徒歩30秒くらいです。
なるほど、これがヤンバルクイナ。
結構いかつい顔立ちですな!
てな感じのモニュメントを眺めつつ施設の中へと入ると。
いました!!
結構大きめの飼育スペースにこぶりな鳥が一羽。
おお、外のモニュメントとそっくりですね。
見てください。
これが珍しいヤンバルクイナの羽ばたいて降りる瞬間です!!
実際、ヤンバルクイナは飛ぶことが苦手な鳥で、基本的には地面をウロウロしております。
なので、高台とかにもあまり上がらないみたいです。
普段は地面を歩きながら虫などをついばんでいるそう。
この施設では定時に餌をあげているそうですけどね。
餌が落ちる音がしたら一目散に駆け寄ってきます。
また、そのあと落ちた近くを注意深く探したり。
中々賢い鳥ですね。
きっと森の中にいる時はこんな感じなんでしょうね。
背中の茶色い羽は落ち葉の色に似ているので保護色になっているわけですね。
お腹のシマシマもきっと何か理由があるんでしょうね。
でも悲しいことに交通事故にあうヤンバルクイナも多いんだとか。
今が9月なんで月2回以上のペースですよね。
ふーむ元々自由に移動していた森に縦横無尽に道路を敷き、高速で動く車が走るんだから野生動物からしたら溜まったもんじゃないかもしれませんね。
ここから帰るときは注意して走るようにしましょう!
ちなみにヤンバルの森にはこのような飛び立ち注意看板があります。
残念ながら野生のヤンバルクイナを見ることは出来ませんでしたが、ここを訪れる際は車のスピードを落としてヤンバルクイナに配慮した運転を心がけてみてくださいね。
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