哲学の道を通って祇園に向かう
美味しいカツ丼を食べた後は食後の運動ということで、哲学の道を歩き祇園の方に向かいます。
そこまでサビサビじゃないですが、ナイスな空気感を纏ってますよね。
そして哲学の道を半分ほど歩いてから大通りに向かって歩きました。
流石に少し疲れましたしね。
そしてバスに乗り、知恩院前まで向かいます。
なぜ知恩院前で降りたかと言うとこのバス停近くにとってもオシャレな古着屋さんがあったから。
ただ、古着は少々値が張るかな。
店員さんはすごく丁寧でしたよ。
前にこの店の裏通りの方を通ったことがあり、帰りはそっちの出入り口から出たら「え?!この店か!!」ってなりました(笑
そして更にバスに乗り八坂神社を通り越して、上弁天町の方に向かいます。
ここにも面白そうな古着屋さんがあったので。
まさか、降りたバス停のすぐ横にいりぐちがあったとは・・・。
Googleマップ許すまじ。
こちらの古着屋さんはザ・観光地。
主に外国人さん相手のお店って感じですね。
着物も表じゃなく裏側向けて飾ってありますし(着物の裏地である胴裏は水墨画みたいな絵が書いてあったりします。)、サイズも着丈や裄の長さじゃなくS、M、Lと表記されてますからね。
ですが、店員さんは気さくな人でしたよ。
古道具も多く、中はさながら小道具の博物館みたいでした。
見るだけでも楽しめるので寄ってみるのオススメです。
本日最後に寄ったのがこちらの着物屋。
行くまでに雨がザザーッと降ってきて慌てて店内に入って雨宿り。
2階に大量に着物がおいてあり、色々これがいいあれがいいと店員さんと一緒に物色しました。
結局、連れの帯をおみやげに買って帰ることに。
1階で会計を済ませていると、着物を大量に売りに来てる親子が居ました。
息子さんは大学生くらいかな?
祖父母の着物か親類の着物でしょうか。
「もう誰も来ないし全部引き取ってぇなぁ」みたいな感じで見積もりとってもらっていたのですが。
中に男性モノがあるのを見つけると、思わず店員さんが「男モノって結構珍しいですよ?息子さんちょっと羽織ってみませんか?」と一言。
息子さんも「えー!?いや俺こんなの着ないって」とか言いながらアレヤコレヤと羽織っていって・・・。
「息子さん!これピッタシじゃないですか!!着物って基本オーダーで作るので自分に合う着物って古着ではないんですよ!」と興奮気味の店員さん。
お母さんも「へー、そうなんや」と関心気味。
息子さんは「いやでも、あったって着んし。てか売りに着たんとちゃうん・・・」と困惑気味ながら、帯を締め羽織まで羽織っちゃってます(笑
お母さんは「まぁ、この着物はどないでもして言われてきてるからなぁ。あんた着るんやったらこれだけ持ってかえろか?」と。
店員さんも「私、着物売りに来た人にこんな事言うの初めてですけど、ホントピッタシなんですよ。悪いですけど、そこまでいい生地じゃないので売っても値段もそれなりになってしまいます。けどこれしつけもしてあって未使用だと思うんですよね。だから、ぜひ持って帰って使われては?」と古着屋店員がまさかのお持ち帰りのオススメを。
このへんで会計が終わったので、私達はその場を後にしましたが、一体あの親子はあの着物をどうしたんでしょう。
あれこれレクチャー受けて、帯と下駄をお土産に持ち帰ることになったとかなら、とても面白いいんですけどね。
着物男子仲間がまた1人増えるのは喜ばしいことですし。
とても面白いものを見れた1日でした。
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