2023/06/24

サビだらけの調理器具を蘇らせる

 古びたお玉を再び使えるようにするには??


ここに見えるはサビだらけのお玉。
連れの実家からふとした拍子に見つかった代物であります。
実は連れの父親はホテルのシェフをしていたそうで。
その時から使っていた・・・かは知りませんが、しっかりした作りのお玉です。

てか、めちゃ重い!!



長いこと仕舞われていたみたいで、すっかりサビだらけになってます。
本来なら燃えないゴミの日に出しましょうとなるかもですが、作りもしっかりしてるし、下手なお玉より丈夫そう。

せっかくなので持ち帰って何とかなるか試してみましょう。



さてこのサビサビのお玉がどうなるか見ものですね。


1.クエン酸を試してみる


まずはクエン酸を試します。



まずクエン酸をぬるま湯で溶かします。



本来ならバットにクエン酸液を入れ、漬け込むところですが、残念ながらそこまで大きいバットはないのでクエン酸液をお玉につけ、ラップに包みます。



さてその結果はというと・・・。
表面の汚れはある程度取れましたが、まだまだサビは残っています。



さてこれからは力技です。


2.金たわしで擦る


さて、表面のサビがある程度取れたらあとは金たわしでゴシゴシと擦ります。



え?最初からこれをやれ?
まぁいろいろ試してみたいじゃないですか。



これである程度のサビは取れたんですが、まだ細かいのが残っているんですよね。
そういうしつこいサビには最後の手段。

3.重曹でサビを落とす


最後に重曹でサビを落としていきましょう。
重曹は研磨剤として使うこともできますが、今回は鍋に水と重曹を入れ沸騰させます。



重曹はケチらずたっぷり入れましょう。
今回はお玉の中のサビを取りたいのでお玉の中にも重曹を入れます。



お湯が沸騰するにしたがって重曹が溶けていきます。



あとはグツグツ沸騰させていくと、サビがスーッと浮いていきます。
このとき、重曹の粉が周りに飛び散るのでご注意を。

まぁ、飛び散った場合はそのままキッチンの掃除も行いましょう。



そして出来上がったのがこちら。
どうです?

最初の頃から見違えたでしょう。



少し汚れが残っていますが、これはどう擦っても落ちなかったのでやむなしとしましょう。



裏側はこんな感じ。
柄とお玉が溶接されているのが特に良いと思います。



さて、最後に磨いたお玉をシーズニングしていきます。
コーティングが全部剥がれてしまいましたからね。

まず直火にかけてカンカンに熱します。



こうやって青色になってきたら頃合いです。



裏側もこんな感じ。
いい具合に熱されましたね。



あとは油を塗って再びカンカンに熱します。



本当はこのとき野菜とかを炒めるのがいいんですが、鍋ではなくお玉なので我慢。
2度ほどつけては焼付を繰り返し終了。



余分な油を拭き取って終わりです。
こうやって油もなじませてコーティングを作っておけば、じゃぶじゃぶ洗っても安心です。



最初は白っぽかったのが真っ黒になっております。
いい色ですねぇ。



やはり鉄鍋には鉄製のお玉がよく似合う!!
結構重いお玉なんですが、信頼感というか、使っててとても安心できる作りなんですよね。

プロが使う道具ってこういうものなのかな?という感じ。
無骨で重くて、けどすっごく丈夫。

うんうん、良いものが手に入りました。
一体何年前に買ったお玉かは知りませんが、これからあと30年は使えますね。

とりあえずぶら下げられる輪っかを取り付けたいですね。
ホームセンターで買ってくることにします。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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