4Kノートは性能重視で
前回は4Kノートの特徴など話していきましたが、今回は具体的にそれぞれ購入に向けて各ノートPCを比較しどれが一番お買い得価見ていこうと思います。どんな商品でもそうだと思いますが、値段が高いものが高性能というのはPCの世界では変わりません。
また、デスクトップPCの場合は後で中身を入れ替えることが可能ですが、後からのパーツ交換ができないノートPCは最初に買った構成がほとんどそのPCの価値を決めてしまいます。
ですのでノートPCを買うときは出来る限り良い性能の買ったほうが長く使えていいですね。
今回は価格コムで4Kディスプレイを搭載したノートを下から5機種ほど選んでそれぞれ性能比較しどれがコスパがいいか見てみたいと思います。
まずは価格コムから安い物順にピックアップしたのがこちらの5機種。
- NEC 「LAVIE Note Standard NS850/CAB PC-NS850CAB」 136,514円~ 2015/9発売
- Lenovo 「ideapad Y700 15 80NV007MJP」 138,240円~ 2016/2/19発売
- ASUS 「N552VX N552VX-FI135T」 145,296円~ 2015/12発売
- 東芝 「dynabook T95 T95/RG PT95RGP-LHA」 145,422円~ 2015/5発売
- 富士通 「FMV LIFEBOOK GRANNOTE AH90/X FMVA90X」 169,952円~ 2016/2発売
と言った感じです。
日本勢に挟まれる感じで海外勢がいるという構図になりましたね。
いずれも2015~2016年春モデルというわけで最新の2016年夏モデルではありません。
この中でLenovoとASUSと富士通は最新モデルですが、NECと東芝は型落ちモデルですね。
参考までに上げておくとNECのLAVIE NOTE tandardの最新モデルは2016/5に発売で177,000円。
東芝のdynabook T95は2016/4発売で174,019円。
最新版はCPUなどが変更されていますが、そこまで劇的な変化ではありませんから型落ちモデルでも十分だと思います。
各パソコン性能比較
LAVIE Note Standard NS850 | ideapad Y700 | N552VX N552VX-FI135T | dynabook T95 T95/RG | FMV LIFEBOOK GRANNOTE | ||
メーカー | NEC | Lenovo | ASUS | 東芝 | 富士通 | |
値段 | 136,514円 | 13,824円 | 145,296円 | 145,425円 | 168,956円 | |
発売時期 | 2015/9/24 | 2016/2/19 | 2015/12/18 | 2015/5/22 | 2016/2/中旬 | |
基本スペック | ||||||
画面
| 液晶 サイズ | 15.6 インチ | 15.6 インチ | 15.6 インチ | 15.6 インチ | 15.6 インチ |
解像度 | 4K (3840x2160) | 4K (3840x2160) | 4K (3840x2160) | 4K (3840x2160) | 4K (3840x2160) | |
タッチ パネル | ○ | ○ | ○ | |||
CUP | Core i7 6500U(Skylake) 2.5GHz/2コア | Core i7 6700HQ (Skylake) 2.6GHz/4コア | Core i7 6700HQ (Skylake) 2.6GHz/4コア | Core i7 4720HQ (Haswell Refresh) 2.6GHz/4コア | Core i7 6700HQ (Skylake) 2.6GHz/4コア | |
ストレージ | 1TB SSHD(HDD+NAND型フラッシュメモリ) | HDD:500GB SSD:128GB | SSD:256GB | HDD:1TB | HDD:1TB | |
メインメモリ
| メモリ 容量 | 8GB | 16GB | 16GB | 8GB | 8GB |
メモリ 規格 | DDR3L PC3L-12800 | DDR4 PC4-17000 | DDR4 PC4-17001 | DDR3L PC3L-12800 | DDR4 PC4-17000 | |
メモリ スロット (空き) | 2(0) | 2(0) | 不明 | 2(0) | 2(0) | |
詳細スペック | ||||||
グラフィック
| ビデオチップ | Intel HD Graphics 520 | GeForce GTX 960M + Intel HD Graphics 530 | GeForce GTX 950M + Intel HD Graphics 530 | Intel HD Graphics 4600 | Intel HD Graphics 530 |
ビデオ メモリ | 4GB(メインメモリ共用) | 4GB GDDR5 | 2GB GDDR5 | 2GB(メインメモリ共用) | メインメモリ共用 | |
ドライブ | ブルーレイドライブ | ブルーレイドライブ | ブルーレイドライブ | ブルーレイドライブ | ||
OS | Windows 10 Home 64bit | Windows 10 Home 64bit | Windows 10 Home 64bit | Windows 8.1 Update 64bit | Windows 10 Home 64bit | |
Officeソフト | Microsoft Office Home and Business Premium | Microsoft Office Home and Business Premium | Microsoft Office Home and Business Premium | |||
駆動時間 | 4時間 | 5.9 時間 | 2.8 時間 | 3 時間 | 4.9 時間 | |
幅×高さ×奥行 | 382x26.2x270 mm | 387x26x277 mm | 383x29.9x260 mm | 380x24.5x259.9 mm | 378x27.4x256 mm | |
重量 | 2.7 kg | 2.6 kg | 2.53 kg | 2.4 kg | 2.5 kg |
各PCを比較した表が上記のようになります。
こうぱっと見ると日本メーカーのものはタッチパネルにブルーレイドライブ、Officeなど利便性を重視したスペックですね。
その分、CPUやグラフィック性能が低めで搭載メモリも低い数字となっています。
海外メーカーのLenovoとASUSはガッツリ基本性能重視で固めています。
CPUも最新intel第6世代のSkylakeを搭載。
それに合わせて搭載メモリも最新規格であるDDR4となっています。
一番の差はやはりグラフィックボードの搭載の有無ですね。
日本製メーカーはいずれもCPUに内蔵されているオンボードグラボでお茶を濁しているのに対し、LenovoとASUSは別にGeForce GTXを積んでいます。
通常の作業だけならオンボードグラボでもいいでしょうが、多少負荷をかける作業をする場合やゲームなどをする場合はGeForce GTXを積んでいる方が安心でしょう。
CPU比較
今度はCPUの性能を具体的に比べてみましょう。
今回選んだノートPCに搭載されているCPUはいずれもCore i7とintel製CPUの最上位モデルが積まれています。
種類は第5世代のHaswell Refreshに第6世代のSkylakeですね。
一番古い東芝「dynabook T95」がHaswell Refreshと他のと比べて1世代古いCPUにもかかわらず、ベンチマークでは一番高いスコア8653を出しているのが驚きですね。
どちらも同じ2.6GHz/4コアなんですがねぇ。
新しい物が必ずしもいいものじゃないことの証明でしょうかねぇ。
そして同じSkylakeでも2コアの6500Uと4コアの6700HQでは約2倍くらいの差がありますね。
同じくらいの値段のノートPCで同じCore i7を積んでいても物によってここまで差がでるのです。
これって知らなかったら結構損すると思いません?
また、参考までに現在使っているMacBookのCore2Duo P8600のスコアも載せておきました。
6700HQの1/4程度とは、買い換えたら実に4倍程度の性能アップ!
いいですね。
一番下のDevil's CanyonのCore i5は私が今デスクトップで使用しているCPUです。
デスクトップ用のCPUといってもCore i5になればノート用のCore i7とほぼ同等になるんですね。
なんか悲しい。
グラフィック比較
さて4Kノートを買う上で重要といえるのがこのグラフィック機能。
当然、4Kディスプレイを買うからにはそのキレイな画面で映画を見たり、ゲームをしたり、動画や写真の編集がしたい!って人が多いでしょう。
そういった描写性能を決定づけるのがこのグラフィック性能です。
通常使用つまりはワードやエクセルなどを使うだけなら4K出力にも対応した最新のオンボードのグラフィックチップでもいいでしょうが、ゲームや編集作業をするなら性能の低いグラボを積んだマシーンではストレスが溜まると思います。
とはいっても、ガチでやるならデスクトップのほうがいいんでしょうが、どうせ同じ値段するならできればグラボの性能が上のものを買うことをおすすめします。
こうやってグラフを見るだけでもCPUとセットになってるオンボードのIntel HD Graphicsの性能は独立で積まれたGeForceなどのグラボには圧倒的な性能差があるのがわかります。
それでもCPUのベンチマークで勝っていた東芝「dynabook T95」のグラフィク性能は最新CPUを積んだ他の4機種に比べ1.5~2倍の開きがあることが分かります。
グラボを積んでいないPCを選ぶときはCPUだけの性能でなく内蔵されているGPUの性能も一緒に見ておいたほうがいいかもしれませんね。
おすすめ4Kノート
さてここまで色々比較してそれぞれの4Kノートを見てきましたが、私のおすすめの1台を発表しましょう!
Lenovo ideapad Y700
これまでの比較で一番コスパが良いと思ったのがこちら「Lenovo ideapad Y700」です。
実はこの前の方であるY50の時からコスパのいい4Kノートとして目をつけていまいたが、他と比較してもその価格差と性能差は歴然!
最新式のSkylake Core i7 6700HQとGeForce GTX 960Mを搭載しているにも関わらず実売14万円以下はお得過ぎます。
デザインもゲーミングノートのため多少それっぽいデザインですがそこまで自己主張が激しくなくていいかな。
エッジの聞いた天板に赤く塗られたスピーカーやキーボードもこのくらいなら嫌味がなくていい感じ。
ゲーミングノートということで音質にも拘っているらしく、JBLのスピーカーにサブウーハーを搭載しております。
光学ドライブは搭載していませんが、最近はディスクの読み取りなどほとんどしないため使う時だけ外付けを繋げるという使用でも問題ない気がします。
また、SSD+HDDという組み合わせもいいですね。
容量はSSD128GBとHDD500GBで結構少なめですが、いずれも換装すれば十分使えます。
メモリは16GB標準搭載なので別にそれ以上は上げる必要もないでしょう。
そんなわけで、今回私はこのLenovo ideapad Y700を注文することにしました。
Lenovoの公式HPならいつでも20%クーポンが使えるのでそこで買うのが一番お得だと懐います。
ただ届くまでに少々時間がかかるのはいただけない。
頼んだらさっと届いて来てほしいものですが、ものが物だけに受注生産しかしてないのかもしれませんねぇ。
というわけで今度はこのY700が届いたらそのレビューもしていきたいと思います。
Lenovo ideapad Y700
これまでの比較で一番コスパが良いと思ったのがこちら「Lenovo ideapad Y700」です。
実はこの前の方であるY50の時からコスパのいい4Kノートとして目をつけていまいたが、他と比較してもその価格差と性能差は歴然!
最新式のSkylake Core i7 6700HQとGeForce GTX 960Mを搭載しているにも関わらず実売14万円以下はお得過ぎます。
デザインもゲーミングノートのため多少それっぽいデザインですがそこまで自己主張が激しくなくていいかな。
エッジの聞いた天板に赤く塗られたスピーカーやキーボードもこのくらいなら嫌味がなくていい感じ。
ゲーミングノートということで音質にも拘っているらしく、JBLのスピーカーにサブウーハーを搭載しております。
光学ドライブは搭載していませんが、最近はディスクの読み取りなどほとんどしないため使う時だけ外付けを繋げるという使用でも問題ない気がします。
また、SSD+HDDという組み合わせもいいですね。
容量はSSD128GBとHDD500GBで結構少なめですが、いずれも換装すれば十分使えます。
メモリは16GB標準搭載なので別にそれ以上は上げる必要もないでしょう。
そんなわけで、今回私はこのLenovo ideapad Y700を注文することにしました。
Lenovoの公式HPならいつでも20%クーポンが使えるのでそこで買うのが一番お得だと懐います。
ただ届くまでに少々時間がかかるのはいただけない。
頼んだらさっと届いて来てほしいものですが、ものが物だけに受注生産しかしてないのかもしれませんねぇ。
というわけで今度はこのY700が届いたらそのレビューもしていきたいと思います。
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