2018/06/08

嵐山再び その3 ~誰かに似てる?!がきっと見つかる 愛宕念仏寺~

8:27 愛宕念仏寺 到着

α7R Ⅲ+TAMRON SP 15-30mm F/2.8

さて愛宕念仏寺までやってきた。


嵯峨の北部で登山道に差し掛かった当たりに愛宕念仏寺はある。
このまま昇っていけば桂川へ流れ込む青竜川の上流にいけるのだが、今日はそこまで歩くのはやめといた。



α7R Ⅲ+TAMRON SP 15-30mm F/2.8

ここは朝8時から開いており、早朝の拝観に対応している点は評価できる。
私のように始発で嵐山をブラブラしてる人間にとっては大変ありがたい。


α7R Ⅲ+TAMRON SP 15-30mm F/2.8

この寺は昔から興廃を繰り返しているそうで、戦前は本堂と地蔵堂、仁王門が残った状態だったという。
それから1922年に一度復興しようとしたが失敗。

戦後1955年に天台宗本山から住職を命じられた西村公朝も引き受けるのを当初はためらったが、清水寺貫主・大西良慶の激励を受け復興に取り掛かった。
その後、素人の参拝者が自ら彫って奉納する「昭和の羅漢彫り」が1981年に始まり、当初の目標は五百体だったのが、十年後には千二百体に達し、今ではこの寺の名物になったんだとか。


α7R Ⅲ+TAMRON SP 15-30mm F/2.8

ここの羅漢はどこか今風のものが数多く見受けられたが、そのような経緯があったとは。
まさに諸行無常な寺である。

今あるものはいつかは潰え、そしてまた新たなものが生まれだす。
なんとも化野の地にふさわしいお寺じゃないか。


α7R Ⅲ+TAMRON SP 15-30mm F/2.8

TAMRON15-30mmはこのような狭い空間を撮るときなど本当に助かる。
ファインダーを覗けばここまで撮れるのかといつも驚いているが、いつかはキヤノン純正の11-24mmを試してみたいものだ。


Leica M -P+Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

ソニーだけでもあれなのでライカの方も。
このいくつもの石像は別に著名でもなんでもない、素人が彫ったのだと思うとなんだかよりいっそう愛着が湧いてくる気がする。


Leica M -P+Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

なんだかこう、凝り固まったり気取ったりせずありのままノミとハンマーを振るい表現した。
そんな素朴な味が愛おしくなる。


α7R Ⅲ+TAMRON SP 15-30mm F/2.8

中にはどっかの元首相に似たような顔もあったり。
なかなかインパクトのある作品だ。


α7R Ⅲ+TAMRON SP 15-30mm F/2.8

境内はそこまで広くないがそこらかしこに敷き詰められた石仏を見てるだけで結構時間を潰せると思う。


α7R Ⅲ+TAMRON SP 15-30mm F/2.8

一つとして同じ顔がない。
どれも個性豊かな石仏たちだ。


 Leica M -P+Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.


Leica M -P+Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.


 Leica M -P+Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.


Leica M -P+Summicrom-M 1:2.0/35 ASPH.

さて、ここも十分楽しんだことだし引き返すことにしよう。
今日は午後から雨の予報で、そこまで長いはしない予定だ。

帰りがけにいくつか寺社による予定はあるが、それも空と相談しながら決めていこう。

ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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