世界最大級のクジラ専門博物館
本日の旅最後に訪れたのがこちら。
熊野速玉大社から来るまで30分くらいで行けます。
途中、自動車専用道路を使えばあっという間に付くので皆さんも是非行ってみてください。
最初はあまり行く気がなかったのですが、時間があったのとランチも食べずに動き続けていたのでクジラでも食べてみようかなーっていう好奇心から行ってみることに。
パッと見た感じでいうと昭和の少し寂れた箱モノ臭のする博物館でした。
この近辺は色々開発され観光地っぽくなってはいますが、それも昭和バブル前に開発を始め、バブル崩壊後は寂れる一方な地方観光地っぽさは否めません。
吹き抜けで1階から3階までありますが、結局展示スペースはその吹き抜けにそってぐるりと回れる程度。
え?これだけ?っていうのが正直な感想でした。
ジオラマや捕鯨に関する展示があるんですけど・・・。
この博物館入館料がなんと・・・1,500円!!
・・・え?ちょ・・・え??
はい、最初入館料を見たときは子ども800円のほうが大人料金と思いましたよ。
だってこんな地方のしかも昭和44年に建てられたような古い建物の博物館で入館料1,500円ですよ、1,500円!!
どんだけやねん!!と思いましたが、よくよく考えてみるとこの博物館。
イルカショーやクジラと触れ合えるイベントとかもあるそうで。
そういう生き物を飼育してるならその値段もやむ無しかなって思えました。
この博物館を作ろうとした経緯などの記事を読んでると、地元の熱さというか、捕鯨で栄えた町を再び再建するという使命感がヒシヒシと伝わってきましたね。
実際、できたのは昭和44年4月のこと。
当時としてはこんな地方にしては立派な博物館だったんじゃないかと思います。
現館長は当時町役場に勤め2年目の若手職員だったそうですが、「皆で協力して新しい施設を作るんだという熱意にあふれていた」と振り返っています。
なるほど、色々この博物館にも歴史があるんですねぇ。
というのも、この町は日本で唯一現在でもイルカの追い込み漁をしている町だからです。
ちなみに追い込み漁で捕獲されたイルカは市場に並んだり、世界各地の水族館へと出荷されたりしてます。
ちなみに今年はコロナの影響でそうした人たちもやってきていません(笑
こうやって総合的に見るとなかなか面白い施設ですよね。
そうこうしているうちにアナウンスが流れ、今から外のプールでイルカショーが始まるんだとか。
せっかく1,500円も払ったんです。
是非見ておくかとカメラのレンズを望遠に付け替え、プールの一番端の席に待機していると・・・。
結構目が怖いね・・・。
そろそろ時間も時間だしご飯どうするかなぁと考えていましたが。
今日のイベントはほとんど終了しているみたい。
私もそろそろ帰ろうかなと思っていたら・・・。
アナウンスで今からクジラショーを行います、と。
・・・クジラショー?!
クジラと言っても小型の種類。
オキゴンドウやハナゴンドウと言われるクジラらしいです。
イルカショーもクジラショーも堪能できてよかったです。
さて、いい加減日も傾いてきたしどこかで食事をしよう!!
ちなみにくじら料理を食べようと太地町まで来ては見ましたが。
この辺のくじら料理屋はランチだけとか15時で閉まってしまいます!!
皆さんも来るときは要注意。
というわけで、那智まで戻ってマグロでも食べるかな?
そうこのあたりはクジラだけじゃなく、生マグロも有名なんですよ!!
美味しいマグロを食べて今日の旅を締めましょう!!
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