フィルムカメラ時代はちゃんとフィルムがセットされていなかったり、巻取りを失敗したり、露出がちゃんとしてなかったりといろいろ写真1枚を撮るときにも失敗というものが付きまとったものである。
特にフィルム1本で36枚しか撮れないとなるとそうやすやすと失敗写真を製造することは避けたいのだが、私も何度か苦い思い出があったりする。
しかし、それがデジタルカメラを使うようになるとそのような悩みからは開放される。
1枚のSDカードで何千枚と写すことも可能であり、撮った後でもある程度の修正はきく。
つまり、枚数という制限や露出ミスがほぼないといってもいいだろう。
少なくとも普通に使う上ではその場で撮った写真をチェックし何度も繰り返し撮影できるので、ある程度自分の満足のいく写真を撮りやすくなったと思う。
まぁ、一度きりのチャンスしかない被写体などそう一概に言えないこともあることはあるが。
しかし、そんなデジタル時代においてもやってしまった…という自体は起こる。
そういうことが起こらないように撮影前には入念なチェックをしたほうがいいのだろうが、ちょっとそこまでといった感じで軽い気持ちで撮影に向かった時など失敗があるものだ。
今日の失敗はこちら。
写真の右中央に芋虫がのたくったようなシミがあるのが分かるだろうか?
デジ一を扱う上でもっとも気をつけないといけないのは恐らくレンズの扱い。
すなわちレンズに傷やゴミがつかないように日々気をつけておくことだろう。
そのためにフィルターを付けたり、持ち運ぶときはキャップをつけ、ソフトケースに入れたりするが、レンズにゴミがついてると撮った写真に影となって現れる。
しかし、今回の写真はレンズ上のゴミではない。
これは別のレンズで同じ日に撮った写真。
分かりにくいと思うが、上の写真と同じ部分。
写真右真ん中の雲の上に同じ影が見える。
これはカメラのセンサー部の汚れである。
レンズ交換式カメラはカメラ内部にゴミが入りやすい。
レンズを交換するときは塵っぽくない場所やカメラを下に向けながら交換するなど注意を払っていても、ゴミは入るときは入る。
こうなるとブロワーで吹いて取れれば御の字。
しつこいものだとミラーアップしてセンサーから直接ゴミの撤去作業をしなければいけない。
とはいってもそうなると逆にゴミが増えてしまうこともあったり、最悪の場合センサーを潰してしまったり・・・。
あまりおすすめできない。
どうしても気になるなら正規ショップに持っていってやってもらうほうが安心だ。
ちなみに最近のカメラはセンサークリーニング機能が付いているのでそこまで神経質になる必要はないが、ちょっと気を抜くとこうなる。
そう、私のカメラにもセンサークリーニング機能がついていたのだが、毎度クリーニングを行うとバッテリーの減りが激しくなるためその機能を切っていたのだ。
しかし、やはり保険のために機能は常時作動しておくようにしていたほうがいいのかもしれない。
またもし写真に何らかのゴミが写っていてもソフトを使ってレタッチすれば削除することができる。
まぁ、便利な時代になったもんだ。
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