2013/06/20

山陽・四国旅行記 呉編 その4   ~てつのくじら館~





江田島で見学を終えて、それからまた1時間ほどかけててつのくじら館・大和ミュージアムに向かいます。







2つの建物は道を挟むように建てられてますので、横断歩道を渡るとすぐアクセスできます。

最初は大和ミュージアムの駐車場に止めたので(てつのくじら館には駐車場がない)、大和ミュージアムに向かいチケットを買って中に入りましたが、途中てつのくじら館が5時に閉館すると分かったので先にそちらに向かいました。


ちなみに大和ミュージアムは入館料は500円。
チケットを持っとけば今日1日は自由に出入りできるらしいです。

大和ミュージアムの前にはイオンもあり、お昼などを外で食べてまた中に入るってなことも可能です。


そしててつのくじら館の入館料はなんと無料!!

これはありがたいです。
恐らくこれも海上自衛隊の広報活動の一貫として行なっているためなんでしょうね。




大和ミュージアムが左側、正面の潜水艦の後ろの建物がてつのくじら館です。

言うまでもありませんが、てつのくじらとは潜水艦のことですね。


この潜水艦はハリボテなんかじゃなく、ちゃんと実際に海上自衛隊で運用されていたゆうしお型潜水艦「あきしお」です。


昭和60年に進水、平成16年に退役したものです。


友人はどうやってここに運んだのか疑問に思い、ばらして組み立てたのか?とか言ってましたが、これはちゃんとそのまま海からクレーンで引き上げてここに運んだのです。


嘘?!機体が自重で潰れない??とかいろいろ疑問に思ってたみたいですが、ちゃんとクレーンで引き上げられてる写真をみたら納得しました。












まぁ、すごいクレーンですよね。







街中にいきなり現れる潜水艦はなかなかインパクトがあります。






では中に入って行きましょう。






一階は吹き抜けで受付があり、その奥の壁には海上自衛隊の歴史が書かれたパネルが展示されています。






そして2階に向かいます。
ここに入ったときはすでに4時30分前。
閉館まで時間がないので今日はさっと流す感じで見ていきます。




2階は海上自衛隊の任務の1つ、水中機雷の撤去作業の紹介コーナーです。










機雷の調査用の潜水艇や遠距離から機雷を爆破させるための機銃などが展示されております。






そして知ってる方も多いかと思いますが、基本的に自衛隊で仕様されているカメラはNikon製です。


これは戦前からNikonの前身である日本光学工業が軍事用の光学機器を製作していたことに由来します。
当時の双眼鏡や狙撃ライフルのスコープなどいろんなものを作ってました。


特に日本光学は海軍、東京光学は陸軍の装備を作ってましたので、「陸のトーコ―、海のニッコー」と呼ばれてたとかなんとか。




ですので、現在の自衛隊でも使われている双眼鏡や潜水艦の潜望鏡までNikonのロゴが入っています。










そして3階は潜水艦コーナーとなっております。







潜水艦内部の案内や歴代潜水艦の説明などがあります。





そしてそれを抜けるといよいよ実際に潜水艦の中に入れるわけです。


外にある「あきしお」に実際に入ることができるんですね。







こちらが潜水艦への入り口となっております。
こっちから入って向こう側から出るといった感じ。







で、ここからが潜水艦内部の紹介をしていきましょう。




トイレとかシャワーとか。
意外と通路が広いですよね。

まぁ、この潜水艦自体かなりの大型のタイプらしいので中もけっこうゆとりがあるのかもしれません。







廊下はこんな感じ。




ここはキッチンでしょうか?





そして食堂です。





その近くには寝室があります。

たしか潜水艦内は昼夜が分からないため、夜は赤いライトをつけるんでしたっけ?
人間というものは規則正しい生活をしないと結構体がまいっちゃうらしいのでそうならないための工夫の一つですね。






そしていよいよコクピットに行ってみますか。








プライバシー保護のため暗めに撮ってあります(笑




計器類には触らないでくださいとのこと。
子どもとかが力いっぱい叩いて壊しちゃうことがあるからとか。





そして最後は展望室で双眼鏡から呉の港を眺められます。

ここまで見て大体閉館時間間近になりましたので、てつのくじら館を出ることにしました。

続いては大和ミュージアムに行きますよ。


呉編 その5に続く


ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿